タイ 0-2 日本

9月6日、火曜日。

というわけで今日はW杯アジア最終予選、アウェイのタイ戦。ホームでUAEにまさかの敗戦を食らったお蔭で絶対に負けられない試合だった。ハリルホジッチ監督は進退がかかった試合だったはず。ともあれ、0-2で勝つには勝った。今回に関しては勝てばよいのである。しかしそれにしてもグダグダの試合だった。

試合が始まってすぐに、あ、タイは上手くなったな、強くなったなと感じた。原口のヘッドで先制したまではまだよかった。しかし、その後打てども打てども点が入らない。まあその間タイはシュートすら打ててないのだからなんなのだけれど、それにしてもどう考えても入っただろうという決定機が入らない。タイのGKがファインセーブを連発する辺りはホームでスコアレスドローに終わったシンガポール戦を彷彿とさせたけれど、今日の試合の場合はわざわざキーパーを狙って打ってるんじゃないかと思うぐらいに点が入らない。前回のUAE戦に引き続き香川の出来は酷い。今日はボールタッチが格段に増えたにもかかわらず。長谷部は今日も危うく決定機に繋がりそうなミスをする。左サイドの酒井高徳は相変わらず球離れが悪い。

正直浅野のワントップってどうかなと思いながら見てたのだが、結果的にはその浅野が2点目を(ようやっと)決めた。それと、ボランチに入った山口蛍が今日は効いていた。その分、長谷部の劣化が目立つ。年齢(32歳)的にもそろそろ長谷部の代わりになる選手を見つけなければならないんじゃないかと思う。

まあとにかく、2点目を取ってからも危うく決められそうなピンチを迎えたり、妙に自陣ゴール前でバタついたりと、安心して見ていられなかった。前述のようにいくらタイが強くなった、上手くなったといっても、地力の差を考えればここまでバタバタになるのは高温多湿のアウェイであるとはいえ、どうかと思う。今日は先発から岡崎・清武を外したわけだが、この2戦を見る限りこれまで鉄板だった本田・香川・岡崎・長谷部といったコアな先発メンバーのパフォーマンスが劣化している。もうそろそろ違うメンバーを試していかないとしょうがない時期に来ているのではないか。特に長谷部のところは気がかり。

どっちにしても、「日本=アジアでトップクラス」というのがだんだん幻想になりつつある。正直今回の2試合を見ていると、W杯に行けなかったとしても不思議じゃない気はする。少なくとも現状では。

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今朝はドアチャイムの音で9時20分に起きた。慌てて玄関に出てみると、裏の人が明後日のゴミ当番の箒(毎回まわってくる)を持ってきたのだった。お蔭で午前と午後の2回ベッドで気絶。相場は夕方まで。苦労してほぼトントン。

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