散漫

6月6日、火曜日。

さして珍しいことでもないのだが、今日は特にこれといった具体的な印象がない日だった。したがって日記を書くのもただ羅列するしかない。強いて言えば集中力を欠いて散漫な日だった。仕事よりもレジャーって感じの。さらに言えば相場のチャートや値動きをマメにチェックしない日だった。

そういえば朝は珍しく(比較的)早起きした。

相対的に早起き(当社比)したことで最初に頭に浮かんだのは煙草の本数が増えそうだなということ。で、どうも朝からそわそわというか、あらゆることに対してあまり熱心ではなかった。簡単に言うと少々浮ついていたというか。理由はまったくもって分からない。たぶん気分。朝食後にいつものように相場の想定をして(今日は比較的分かりやすかった)指値を置いておく。で、どうせ日中の東京時間は相場があまり動かないだろうと高を括って、さっさと業務に行ってしまった。これまた簡単に言えば単に遊びたかったんだと思う。ところが例によって煙草休憩のたびに業務先のWiFiで相場の値動きを確認すると、ドル円が110円を割ってびっくりするほど下落している。これは迂闊だった。しかし下落した後ではどうしようもない。出来れば下落する前に知りたいのだがそんなことは分かるはずがない。しょうがないなあと思いながら3時近くまで業務。というのも、想定外に新ネタにありつけたから。まあ念願通り遊べたというわけだ。

で、帰宅したのはいいけれど既に結構下落してしまったドル円をどうすればいいのか、基本戻り売りを想定していたもののこれといった戻りがない。業務中やたらと眠気が襲ってきたので一旦ベッドに潜り込んで昼寝する。目が覚めると、ふと見るとユーロドルの方が何故か下落して指値がつく寸前で戻りかけていた。なので、ユーロドルの押し目買いをすることに。結果的にこれは正解で、ポジションを構築した後に指値が成立しなければ成功といったところ。戻るのには結構時間がかかりそうだったので、そのままにして母のところに面会に行く。

今日も母は寡黙だった。到着したのはちょうど夕飯を食べ終えた頃合だったので、今日は何を食べた?と訊ねる。これは貼ってあった献立で鶏肉の梅肉がけであったことをあらかじめ分かった上での質問だった。すると母は案の定「うどん?」と答えた。このところずっとなのだが、母は今日何を食べたかと訊ねると必ず「うどん」と答えるのである。分かっていて質問したのだから少々底意地が悪いような、意地悪をしているような気分になる。いずれにせよ、母は近い記憶ほど怪しいことは確かだ。にもかかわらず、僕が民主党時代に公約のことをなんて呼んでたっけ?と訊ねるとちょっとして「マニフェスト」とちゃんと答えたりする。人間の認知機能というものは不思議なものだ。

母のところから帰るころには上空に半月を過ぎたくらいの中途半端な月が浮いていた。スーパーに寄って買い物をして帰る。帰宅後夕食。相場のポジションは幸いにしてまだ生き残っていた。帰宅直後はマイナスだったが食べ終えるころにプラスに転じる。で、どの辺で利食いをしたらいいのか迷う。やはりこの辺は一日マメに相場の値動きをチェックしていないせいもある。迷った挙句、9時過ぎに戻したところで利食い決済。その後一旦押し目を作ったのでこれはこれで正解だったが、結果論で言えばその後20ピップス以上戻したのでそのまま保持していればよかったというよくあるパターン。だが本当の正解は利食いした後の押しで再び押し目買いをするのが正しかったと思う。それには今日は集中力がなさ過ぎた。よってその後はYouTubeで動画を見るなど堕落した行動に終始する。

うーん、こんなことではいかんなあと思う。明日はもうちょっと真面目に生きようと思う。台所の2つある蛍光灯のうちひとつが切れてしまったので買いに行かねばならぬ。なんだか結果的には煙草も増えてしまった。もうちょっと早く寝る努力もせねば。

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