Nothing

7月7日、金曜日。

七夕というのは何をすればいいのだろう? 願い事? 七夕に特別何かを願ったことはいまだかつてなく、それじゃなくても毎朝仏壇に線香をあげて父に願い事をしている。毎日毎日、毎朝毎朝、同じことを祈っている。所詮願い事を叶えるのは自分自身でしかなく、祈りというのはそれとはまた別のところにある。

今日は何もしていない感凄い。夜に雇用統計があるので相場を様子見に徹し、ほとんどポジションを取らなかったせいもある。暑いし、ひたすら様子見をしているのもしんどいので涼みがてら業務に行ってみたが、どれもこれも酷いネタばかり、それもいわゆる新基準という奴なのだろうがこれではいずれ店も立ち行かなくなるのではないかと思った。帰宅後昼寝。どういう加減なのか、昼寝のときに見る夢はゲームの夢が多い。というか、ゲームの夢は昼寝のときにしか見ない。そもそもゲーム、いわゆるビデオゲーム・テレビゲームの類はもう長いことやっていない。それなのに何故夢に見るのだろうか。

昼寝から目が覚めるともう夕方だった。遅ればせながら冷房を入れてみる。母のところからの帰りにスーパーに寄って買い物。帰宅後夕食。夕食後雇用統計。ひたすら様子見。一旦様子見を決め込むとポジションを取る勇気が出ない。諦めて台所でギターを少々。

日中外は猛烈に暑かったが、業務中は冷房のせいで寒かった。で、夜になると窓を開けていればそこそこ涼しい。今週は週明けに体調を崩したせいもあるが、何もしないうちに週末になった気がする。実際問題として手帳の予定欄にはここまで、水曜日の鹿島の試合しか書いてない。明日の予定もFC東京対鹿島戦だけ。もっとクリエイティブな生き方をしたいという渇望は常にあるものの、モチベーションと気力と体力がない。渇望はあるのにモチベーションがないというのは実に皮肉な矛盾だ。もしかすると僕の渇望というのは単なる強迫観念にしか過ぎないのかもしれないが、大概の希望というものはそんなものだろう。そこにうつ病の残滓がすっぽりと蓋をしている感じがする。何もしなければしないほど、焦燥感が募りストレスが溜まる。つまりは空回りだ。一向に自分が一歩も前に進んでいないのに時間だけが過ぎていく。同じ場所に立ちすくんで年だけを取っていく。

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