驟雨

7月21日、金曜日。

ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の映画に「白い肌の異常な夜」というのがあったが、とにかく今夜は尋常じゃない暑さだ。昨夜もそうだったが母のところから帰宅してから台所で夕飯を食べると汗だく、その後も何もしていない(一応珈琲の豆は煎ってたが)のにじわっと汗をかく。元々汗っかきではないのだが。この2時間あまりでどんだけ汗をかいたのか。入浴時に体重を計ってみると、昨日より500g減っていた。猛暑恐るべし。暑いだけで痩せるのか。それに何故か今夜は妙に腹が減る。夕飯を食べた時間はむしろ普段より遅いくらいだったのに。

ひとまず朝まで時間を巻き戻す。

9時14分起床。手帳を見ると、今週は火曜日以降は不思議に似たような時間に起きている。いや不思議でもなんでもなくて、それが普通なのか。とにかく朝からクソ暑い。朝食後11時ごろまで相場。しかしくどいようだが暑い。というわけで、行かないつもりだったのにまたしても業務に涼みに。今日はほぼツキだけでなんとか巻き戻す。しかしお蔭で相場の戻り売りのタイミングを逃してしまった。で、帰宅するとまたもや眠気襲来で昼寝。もはやこうなるとある意味規則正しい生活と言えるのかもしれない。言えないか。昼寝から起きて夕方まで相場。

で、6時からスペイン1部ヘタフェに移籍した柴崎岳の入団会見があった。ネットで見る。と、驚いたことに柴崎の背番号は10番だった。20番は空いてなくて10番は空いているという事前の情報は知っていたけれど、まさか10番をつけるとは思ってもみなかった。リーガで日本人が10番をつける時代になったんだなあ。いくら昇格チームとはいえ。それだけ期待が高いと思いたい。

それから母のところへ行こうとすると、突然雨が降り出した。いわゆる驟雨である。結構な勢いでざあっと降っていたのだが、母のところから帰るころにはもう止んでいた。帰りがけにスーパーに寄って買い物。以下冒頭に戻る。

珈琲の豆を煎り終わると、冷房をつけっ放しにしている書斎で相場のトレード。しかしちょっとタイミングとしては遅きに失した感あり。0時までで止めておく。

それにしてもなんでこんなに暑いのか。冷房のない台所にいるとあまりの暑さでぼうっとして頭が回らなくなる。以前はエアコンもなくてしかも一階よりも暑い二階で寝ていたと思うと、一体どうやってこの暑さの中で寝ていたのかと不思議でしょうがない。確かに記憶の中で夏場の夜は枕元の温度計が30度あったことを覚えている。寝るぎりぎりまで部屋の窓と廊下の窓を全開にして、それでも寝るときには閉めなければならなかった。いやいやいやいや。よく我慢してたなあ。父と母はずっと冷房のない(それに冬は暖房もない)部屋で寝ていた。結局物事は慣れなのか。しかし暑さに慣れるなんてことがあるのか。そうじゃなきゃインドの人とか寝れないか。アフリカって夜は涼しくなるのだろうか? とかそんなことばかり思う夜。

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