夜に泳ぐ魚

9月6日、水曜日。

どうもここ数日来のうつ傾向がまだ続いている。意味不明の罪悪感とかあって結構しんどい。夜になっていろんなモチベーションがすっかり落ちたので、深夜の散歩がてらコンビニまで煙草を買いに行った。空には満月に近い月が浮かんでいた。途中、塀沿いにひまわりが咲いているところがあった。夜の向日葵というのも不思議なものだ。帰り道を歩きながらなんだか夜の底を泳いでいるような気分だった。

結局昨夜は寝てしまい、朝8時半前に起きてネットの情報を一切遮断して、朝食後に録画しておいたサウジアラビア戦を見た。結果はご存知の通り1-0で負け。オーストラリア戦からは先発を4人変更して、ワントップに岡崎、左サイドに原口、右サイドに本田、インサイドハーフに柴崎。前半の本田の出来がとにかく酷かった。ボールも収まらずすぐにロストしてしまうしプレースピードもないしであらゆる意味でブレーキになっていた。ハリルホジッチは当初から本田は45分しか使わない予定だったらしく、後半からは浅野に交代。一番期待していた柴崎だが、もうちょっと積極的なプレーをして欲しかった。パススピードもなんか遠慮しているように気のせいか見えたし、テネリフェで躍動している姿はなかった。日本は今回も相手にボールを持たせるサッカーをやっていたが、トップに大迫がいないということで前線でボールが収まらず攻撃のスイッチが入らない。なので、失点シーンのようにひたすらボールを回されているうちにボールホルダーへの寄せが甘くなっていたところで点を取られてしまった。しかしなんというか、今の代表のサッカーは大迫がいるのといないのとでこんなに違うのかという印象。

という具合に試合を見終わったころに昼だがとにかく睡眠時間が1時間半ほど足りないので眠い。しかし今日は2時に母の病院があるのでそこから帰宅するまでは寝るわけにもいかず。そんなわけで2時ちょうどに病院に。前回はやたらと混んでいて1時間半ほど待たされた記憶があるが、今日はわりとすぐに呼ばれた。医者は浮腫みを取る薬(利尿剤)は強いのであまり出したくないという。で、副作用で脳卒中がどうのと言っていたような気がするのだが、帰宅後にググってみると利尿剤は血圧を下げるのでむしろ脳卒中の危険を下げるようだ。ただ、結構強力に血圧を下げるようなので、母のように降圧剤を飲んでいる特に高齢者は要注意ということ。母の左足の浮腫みはさっぱりよくなる気配がなく、このまま酷くなるといずれはもしかしたらズボンも穿けなくなってしまうかもしれない。そうなったらさすがに利尿剤を出してもらうしかないか。

病院から帰宅後、3時ごろにようやく昼寝。ちょうど足りなかった1時間半ぐらい寝た。ゲームの夢を見た。最近昼寝するとゲームの夢を見ることが多い。一応昼寝したことで眠気は取れたはずなのだが、どうにもぐだぐだでなかなか現実界に戻れない。5時過ぎからようやっとちょろちょろと相場のトレードも、何しろテンションが低いのであまり積極的になれない。

なんだか空腹だけは覚えて6時過ぎには夕食。だが食後の7時過ぎになると、いつもなら母のところにいるかそうでなければサッカーの試合を見ているかのどちらかの時間帯であるのに、何もせずにぼうっと台所にいることになんだか罪悪感を覚える。

そんな感じで別に代表が負けたからということだけではなくて気勢が上がらない。いろんな意味でテンションが異様に低いしモチベーションが落ちてる。気分が落ち込み気味で、すぐにネガティブな思考になる。どうしたものか。

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