蘇る金狼

12月28日、木曜日。

昨日は一日中吹雪だったが、今日はある意味昨日よりも酷かった。

8時50分に目が覚め、起きようとしたところでワープして10時26分起床。ワープし過ぎだと思うのだが……。台所に行ってブラインドを上げると外は相変わらず雪が降り続いていた。で、見るからに昨日の倍ぐらい積もっている。窓際の木は樹氷みたいになってた。朝食後の雪かきが大変だった。

15分でも疲労困憊するのに、35分は我ながらもった方だと思う。もちろんへろへろに。真面目な話、後期高齢者になったらこれ無理だなと。そもそも現在の体力が後期高齢者並みなんだけど。

雪はときおり小止みになったりはするものの、すぐにまた降り始めるし何しろ思い切り積もっているのでちょっと小止みになったくらいでは何も効果はない。いつまで降り続くのか分からないので、とりあえず車が出せるうちに買い物に行ってこようとスーパーに買い出しに行く。道路という道路は圧雪路になっていて滑るしハンドルを取られるのでスピードはまったく出せない。そんなわけだから買い物から帰ると今日は業務に出かけるどころではなく。よって、今日も静観しようと思っていた相場だが一応想定はしておいたので午後なんとなくポジションを取ってしまった。それはいいのだがよろしくないのは想定とは逆、つまり逆張りになってしまった。で、予想以上にドル円がずるずると下がって買い下がる格好に。含み損を抱えたまま夕方二度目の雪かきを玄関前だけ済ませて、母のところに早めに行ってくる。ところが、表通りに出ようとするとなんとこんな時間に除雪車が入っていて、道幅一杯に雪の塊が。しょうがないから車でなんとか乗り越えたが危ないことこの上ない。なので、帰りは逆側から回って帰った。吹雪いてないだけで道はがちがちに凍っていてもうホントに冬のアラスカと変わらない。

帰宅後、二度の雪かきが効いたのか腹が減ったので早めに夕飯を済ませ、ドル円がちょっと戻ったところで損切り。ところがあまりにもよくあるパターンだがあと10分待っていればプラスに転じていた。っていうか今チャートを見たら深夜0時半まで引っ張れば結構プラスになってたじゃないか……。

それはともかく、夜台所から書斎に移動して、昨日完璧に死んだはずのiPhone、カバーも外して机の上に置いてあったのを何気なく電源ボタンを押してみると、充電が切れた乾電池のマークがディスプレイに浮かび上がった。えっ?と思って慌ててUSBケーブルでPCに繋ぐ。しかし充電している気配がなく、やっぱりダメなのかと思いながら繋いだまま電源ボタンを押すとやはり乾電池のマークが。それでUSBを繋いだままにしておくと、林檎のマークが出てPCが認識した。充電が始まっていたのだ。つまり、直ったというかどうやら充電が切れていただけらしい。唖然。もう新しいスマホ注文しちゃって明日届くというのに。これはとんだ早合点だったか、と思ったものの、よく考えてみるとこのiPhone(4S)、ソフトバンクでしか使えない奴だしそもそも型が古すぎて使えない機能も多いので、来年4月に乗り換える時期になったらどうせ買い替えるしかないからま、いいか、と思い直す。しかし明日新しいスマホが届くとガラケーも合わせて携帯を無駄に3台も持っていることになる。もちろん電話として使えるのは1つだけだが。うーん、しかし昨日は電源ボタンを押そうがUSBを繋ごうが何をしてもうんともすんとも言わなかったのに……。直ったことは一応喜んだ方がいいのか。なかなかに複雑な心境。

ところで、日本気象協会のサイトでこの町の天気予報を見たら、1月6日までずっと雪の予報だった。ホントかよ。これ以上積もったら一体どうなるんだろう? どこかに融けるタイミングはないのか? 唯一降水確率が50%を割っている大晦日は最低気温がマイナス11度(!)になってるし。なんだかこのまま当分雪に閉じ込められそうな気配。

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