悪人

4月3日、火曜日。

10時8分、ドアチャイムの音で起床。アマゾンから格安SIM(LINEモバイル)のエントリーパッケージが届いたのだった。朝食後、LINEモバイルの申し込み完了。サポートに電話で訊いたりしてみたのだがよく分からないのでオプションは留守番電話だけに。一番よく分からなかったのがWiFiというオプション。これをつけなければWiFiを優先しないのかと訊ねたのだがどうも返ってくる答えが的を射ない。まあ会社としてはオプションはできるだけつけて欲しいんだろうけど。迷ったのが音声通話の10分かけ放題というのをつけるかどうかだが、考えてみると昔だったらいざ知らず、昨今はそこまで電話をかけない。ひとまずこれで様子を見て、必要だったら後でオプションは追加すればいい。

昼過ぎに隣町のヤマダ電機に赴き、予定通り冷蔵庫を現品限りの一回り大きい奴に変更。帰りがけにスーパーに寄って買い物。ちなみに昨日今日とこの町のひな祭り(山形は一ヵ月遅れ)をやっている。3時半という中途半端な時間に歯医者も、全然待たずにあっという間に終わった。一旦帰宅後、一服してから母のところへ。母のところから帰宅後、昨夜から見始めた李相日監督「悪人」を最後まで見た。

「悪人」は出会い系で出会った殺人犯に恋してしまった女が一緒に逃亡するという実にありふれた話で、特にこれといった驚くべき展開があるわけでもなく大方の想像通りの結末を迎えるので実に地味な話といってもいい。ところがツイートにもあるようにラストが圧巻なのである。音楽の使い方も上手いし、この監督は実に上手く映画を完結させるので、素晴らしい余韻が残る。こんなありふれた話でなんで胸が一杯になるのだろうという具合に。自分でも驚いたことに、映画を見終わってからなんとなくYouTubeで予告編を見たら、涙がどわーっと出るではないか。つまり、あっという間に追体験をしたような感じ。いずれにしても、深津絵里の濡れ場を見れただけでも役得というもの。深津絵里大好きなので。

というわけで本日のメインイベントは21時キックオフのACL、上海申花対鹿島。今日の試合、引き分け以上で鹿島のグループリーグ突破が決まる。ところが前半のうちにPKとCKキックから2点を先行され、先日の酷い内容だった札幌戦が脳裏にあって実に嫌な感じに。ハーフタイムに半ば投げやりになりそうになる。ただ、札幌戦でよくなかったレアンドロの出来がいいのが救い。そして今日は後半になると上海申花が疲労で運動量が落ちたせいもあって鹿島のボールが繋がるようになる。するとまず鈴木優磨が押し込んで2-1と1点差に。次いですぐに鈴木優磨のクロスをレアンドロがボレーシュートで決めてとうとう2-2の同点に追いつく。後半はペドロ・ジュニオールに代わって入った金崎が何故かボランチの位置でプレーしていて一体どうなることやらと思って見ていたのだが、蓋を開けてみると今日一番調子がよく胸が熱くなるプレーをしていた二人がゴールを決めた。いやー諦めないでよかった。前述のように上海申花は後半すっかり疲れてボールを回せなくなっていたのだがそれでも終了間際に攻め込まれる。アディショナルタイムは4分。上海申花のコーナーキックが続き気が気ではない。危ない場面の連続。ところが、4分を過ぎて5分台になってもまだ試合終了の笛が鳴らない。一体これはなんだ?と思っている間にもコーナーキックから攻められる。で、ようやっと5分30秒を過ぎたところで試合終了。まったくもって不可解なアディショナルタイムだった。ともあれ、これで鹿島のグループリーグ突破が確定。次戦は水原に引き分け以上で1位通過が決まる。負けても2位通過。結果的には最低限の結果が出たけれども、追いついてからも途中交代枠をぎりぎりまで使わないというちょっと不可解な采配だった。今日はなんとか追いついたけれども、くどいようだが先日の札幌戦から内容自体はよくない。今日は後半に相手が落ちたことで修正ができたが、金崎がボランチの位置でプレーしているようでは。ほとんど効果的なプレーができなかった金森も引っ張り過ぎ。こういった低調な試合が続くようだと心配。正直、果たして大岩監督でいいのかという疑問は残る。

という具合に今日は何かとバタバタしていたので相場はおさわり程度。本来ならユーロドルのショートを狙いたいところだったが指値がつかなかった。ひたすら様子見が続くなり。

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