そして父になる

4月19日、木曜日。

お題が思いつかないので今日は日記にしよう。

ようやっと髪を切った。午後になって溜まったごみをごみ処理場に持って行き、帰りがけに1000円カットを覗いてみたら誰も待っていなかったので。外気温は20度だったが、とにかく暖かかった。向かいの寺の桜も満開。帰宅すると、玄関先に黒い猫がいた。首輪をつけていて、先日聞いた話によるとうちの裏手の家で飼っている猫だそう。逃げなかったので久しぶりに猫を撫でた。常日頃、猫を飼いたい飼いたいと思っていたのだが、いざ撫でてみるとこんなものなのかなという感じが。たぶん僕は何よりも優先して猫を飼いたいとまでは思っていないということなのだろう。とすると、たまに餌をあげるくらいで十分。その後、少々薄汚いが白い猫も書斎の前を横切った。こっちは野良猫なのか。

朝は例によって二度寝したものの9時46分起床と一応9時台に起きたのだが、昼寝をしなかったせいなのかなんなのか、煙草の本数が増えた。途中で何本吸ってもオーケー宣言をツイッターでしたものの、このままでは田舎に帰ってからの一日あたりの最高本数を記録しそう。これを書いている現時点で既に27本。ついに30本に到達するのか。

今日の相場はそのまま持っていればよかったという、結局のところよく分からなかったパターン。夜になって、自分が何をやっているのか分からなくなったら中断という基本ルールはまあまあ正しいと。

どうしても福山雅治という役者が好きになれないのだった。そして、なんでみんな福山をエリートとして使おうとするのかがいまひとつ分からない。この映画でも福山が父親にはどうしても見えなかった。まあそれは僕が子供が苦手というせいもあるのかもしれないが。

僕は父になったことはない。結婚していたころ、当時の妻の娘がひと騒動起こしたときに一応説教らしきものを垂れたことはあるのだが、自分が父親であるという自覚はまったくなかった。妻の娘の目にも、僕は父親としては映らなかっただろう。それは当然のことである。そんなわけだから、どうしてもお互いにニセモノ感が漂う。福山雅治が父親を演じると、なんかそういうニセモノ感が。たぶんそういうのを偏見というのだろうが。

で、どうする? あと二本吸うと新記録を樹立してしまう。記録というものはいつか破れるものだということなのか。そして、実際問題として30本吸ったら一体何がどうなるんだろう? 田舎に帰る前は一日に40本や50本吸っていたのに。要するに「たが」が外れるのが怖いんだろうな。そして、「たが」は本当に外れるのだろうか。つまり、以降平気で30本吸うようになってしまうのだろうか。

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