禅、then…

わりと何事もなく朝起きて、いつも通りモス・バーガーで昼食を摂って帰宅すると、急に尋常じゃなくダルくなった。外が急に暗くなって雨が降り始める。雨で気温が下がったせいだろうか。気がつくとソファで1時間ほど気絶、目が覚めてもしばらくは半端なくダルく、起き上がる気力すら湧かない。体温計で計ってみたら熱はなかった。ようやく起き上がってネット上のニュースとかを見ているうちに兵庫県にドイツ人の禅寺の住職がいることを知り、珍しくひとしきり禅の勉強をしてみた。考えてみるとうちは曹洞宗、同じ禅宗なのに座禅とかしたことないし、禅のこともほとんど知らない。で、彼が住職をしている寺のホームページを読んだり、彼の出演したテレビ番組の動画とかを見て感心することしきり。僕のような、禅の境地から一見程遠い人間ほど実は禅に近いところにいる、という不思議。座禅をして得られることは何もない、という話。迷うことこそが悟りに繋がるのであり、迷わない人が悟りを得ることはない。これらは僕にとってある種の救済であったが、座禅は救済ではなく、自分自身が存在して生きていることそのものが救済であり禅である、つまり自分自身こそが救済であるという、なかなか得がたい話だった。興味のある人はここを読むといい。そのうち彼の本を読んでみようと思う。夕食はどうしても食べたかった納豆でご飯。しかし、たれの味が薄くていまひとつ、醤油も買ってくればよかった。夜は新しく書いた曲のギターを試しに録音しているうちに直したくなり、気がつくと2時間ぐらいギターを弾いてしまい、熱が上がったかと思って焦ったが、体温を計ってみたら幸い熱はなかった。明日は2回目の治療からちょうど2週間目で病院の診察を受ける日、つまり今はもっとも免疫力が低下している時期だ。

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