8月30日、木曜日。
雨が降ったり止んだり。夕方には雷が鳴ったものの、夜には止む。
10時半起床。生きているのが不思議なくらいだった昨日に比べると今日は幾分かましだった。それでも午後、相場のトレードをしているとポジションを持っているにもかかわらずときどき気が遠くなる。そんな具合だから夕方利食いするとしばし横になってうとうとする。まだ何かときつい。
6時半近くに母のところに行ったが、昨日半死半生の体で行ったときに母が無理して歩かなくていいと誰かに言われたと言ったことを思い出し、誰か訊ねたところ、一番感じの悪い女子職員(しかし母担当)ということが判明、にわかにむかむかと腹が立ってきた。確かに僕は毎日母を歩かせている(ホール2周。以前は7周くらいしていた)が、無理やり歩かせることはない。それを陰口を叩かれた気がして、これではまるで僕が無理やり歩かせているようだと非常に不愉快になり、一階に行って事務所の苦情担当の人にクレームを言ってきた。それから母の部屋に戻るが、僕と母の間に微妙な亀裂のようなものが。概して母はこういったクレームをつけたりすることを物凄く嫌う、つまり物事を荒立てることを凄く嫌うのだった。いずれにせよ、結果的に僕らの間を微妙な空気にしてしまったのも例の職員が僕に言わずに母に言ったりするからである。往々にして、こういうときは僕はやり過ぎる傾向にあり、下手をするとモンスタークレーマーになりかねない。その辺は重々承知していたので言い方には気を付けたつもりだが、母には知る由もない。結局僕が帰るころまで、何か硬いものが間に挟まっているような空気が。実際、苦情を述べたもののこれからは気分的になんか母を歩かせにくい空気がちょっと漂い、それはそれで許しがたい。つまりどっちを取ってもろくな気分にはならない出来事だった。少なくとも一人、僕が母を毎日歩かせていることを気に入らない人間がいるということだ。以前だったら怒髪天を突いて担当を変えろとか言い出していたところ。その意味では若干大人にはなったが。
それにしてもしかし、いつになったら体調が普通になるのか。来週の月曜日は病院で検査の日だが……。