点滴翌日、英雄はそこにいる

島田雅彦「英雄はそこにいる」読了。綿密に書き込むスティーグ・ラーソン「ミレニアム1」を読んだ後なので、書き出しとか端折ってるんじゃないか、という感じで随分淡白というか、まるであらすじを読んでいるような感覚だったが、総じて面白かった。しかし、これは前作の「悪貨」(そういえばプロットの構成や人物造型も似ている)でもそうだったんだけれど、書き出し同様、最後もやけにあっさりと終わった感がなきにしもあらず。まあ長過ぎるよりはもちろんいいんだけど、もうひと粘りして欲しかった感は否めない。

昨夜は気になっていた就寝後の吐き気もなく、無事に目が覚めた。午前中はそこそこ調子いいじゃん、と思っていたのだが、なんとなく3時間程度のお遊び業務をして帰るとさすがに疲れたのか吐き気と眠気が。そんなわけで吐き気止めを飲んでどれぐらいか、1時間ちょとだろうか、とにかく昼寝。今日は朝吐き気止めのカプセルを飲んでいるにも関わらず、周期的に吐き気が来る。それは夜になっても変わらず、8時ごろから1時間ほどピアノを弾いてそれらしきアイディアが2つほど浮かんだのだが、吐き気で気持ち悪くて譜面に起こす気になれず。おまけになんだか知らないが夜になっても暑く感じられてぐったりする。たまたま番組表を見て、珍しくテレビジョンなるものを見てみる。スポーツニュースと森山直太朗。前者は今日Jリーグで派手な試合が多かったものだから、後者は日本でもっとも歌の巧いシンガーの一人だと思っているから。前者は期待外れ、後者はまずまず。その後、今度はギターに持ち替えてなんとなくしばらく弾いていたけれど、今度は無闇に眠くなり、いつ気絶してもいいようにシャワーを浴びたところ。結局のところ、今日はなんかするたびに吐き気がしたので、それに気を取られてどういう一日だったのか非常に曖昧だ。前回の点滴後は真夜中に軽い脱水症状になったので、それが心配。

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