不調、悪の教典

とにかく今日は1日中体調が悪かった。朝から吐き気止めを飲む始末。昨日から髪が本格的に抜け始めたので念のためにニット帽を被って業務に行くが、帰ろうと店を出た途端に吐き気がして急に気分が悪くなる。どうなることかと思ったが、駅のホームで吐き気止めを飲み、なんとか無事帰宅、しかし、調子が悪いことに変わりはない。帰って帽子を取ると、帽子で押し付けられていた頭の部分、たぶん髪の根っこが痛い。これも抜ける兆候なんだと思う。実際、髭も触ると痛みを感じるようになり、何もしなくても2・3本抜けた。これだけでも十分憂鬱だが、その後も退院直後のような体調、なんとなく気分がすぐれないし力も入らない。夕方、たぶん5時ごろから1時間半ほど昼寝するがそれでも回復しない。象徴的なのはコーヒーを飲んでも美味しいと思わず、逆に気分が悪くなってしまう。味がいまひとつ分からないので食欲もないが、腹だけは減るのでセブンイレブンで冷やし中華を買って夕食にする。まずいとも思わないが、うまいとも思えない。なんとなくダルいのかなんなのか、とにかく何かをする気力もないし出来る状態でもないので、ソファで横になって本を読むのが精一杯、おまけに間の悪いことにPCの調子までが悪い。チェックディスクなんかもやってみるが、ときどきなるDVDドライブを認識できずにハードディスクが空回りをする状態が止まらない。これを書いている今もそう。まあそんなわけでいろんな意味で散々な日だが、貴志祐介「悪の教典」読了。最初からそんな気はしていたが案の定、貴志のそれまでの作品同様の凡作だった。先日絶賛した高野和明「ジェノサイド」同様、「このミス」と「週刊文春」で1位、山田風太郎賞というところまで同じなのだが、「ジェノサイド」を読んだ後だと筆力、ストーリーテリングの力量の差は歴然としている。貴志の欠点は過剰さ、つまりやり過ぎるところと、読者の心理レベルが自分と同じかそれより下だと思っている、つまり独りよがりになってしまうところだ。終盤に向かって大団円を作ろうとすればするほど、エスカレートしすぎて荒唐無稽になってしまうところはどの作品も一緒、結局は漫画になってしまう。小説的リアリティ、つまり小説世界の中でのリアリティだから何でもありなのだが、写実的なリアリティを盛り込もうとすればするほど、それが構築出来ていない。まあ簡単に言うとシラける。一言で言ってしまえば筆力とイマジネーションが足りない。小説を書く作業というのは基本的にひとつのアイディア、インスピレーション、モティーフ、あるいはひとつのシーンのイメージといったものから始めるのだが、それを展開する力がない、という印象。過ぎたるは及ばざるが如しというが、小説の場合は足りないぐらいの方がまだマシ、というか意図的であるならば過剰であるよりはその方がずっといいし、筆力も必要となる。ま、以降この作家を読むことはないだろう。

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睡魔

いよいよ髪が抜け始めた。睡眠不足であまりにも眠いのでシャワーを浴びたら、何十本かの髪が風呂場に散乱していた。想像していたようにごそっと、という感じではまだないが、気が滅入ることに変わりはない。

結局昨日寝たのは明け方の4時、しかし驚いたことに6時には目を覚ましてしまう。2度寝してようやっと7時半、結局3時間半しか寝てない。当然寝不足。朝食後、なんとなくサビのアイディアが湧いたのでメロディを直してベースラインを書き、大サビを省いて全体を整理する。で、試しにラフで録音して聴いてみる。こういう、自分で書いたものはもちろんそのときはいいと思って書いているわけだが、それ故に書いた直後はなかなか客観的に判断できない。寝不足となればなおさら。そんなわけで一時的にFacebookにアップしてI泉さんに聴いてもらう。悪くないという話。というわけでボツにせずに済んだ。頭やら何やらが朦朧としているがなんとなく遅ればせながら業務に赴くも、あまりにも眠いので2時過ぎに切り上げ、帰宅してソファで寝ようとするがどういうわけか一向に眠れない。目はとっくにしょぼしょぼしてしょうがなく、頭もぐらぐらして気のせいか動悸までするというのに。しょうがないので起きているが辛い。夕方もう一度、今度は頓服を飲んで効いてくるのを待って寝てみると成功、小一時間眠れた。しかし、目が覚めてもまだ睡眠が足りないのかすっきりしない。眠気覚ましに近頃お気に入りのセブンイレブンの野菜カレーを買ってきて夕食、その後朝聴いて気になったサビ終わりのメロディとヴァンプを直し、アレンジを少々練るがまたぞろ睡魔が襲ってきてどうにもならず、まだ寝るには早いがシャワーを浴びたというわけ。なんか入院時を思い出す。こんな時間にはもう寝てたから。そんなわけで今日は終日眠気に悩まされた。

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むむむ……

昨日出来た曲を仮録音して確認していたらいつの間にかこんな時間になってしまった。ひとつには7時ぐらいに昼寝したら3時間以上も寝てしまったことに原因がある。時差ボケがさらに混乱。泥沼化。曲の方は譜面通りに演奏したらプログレでもないのに7分ぐらいになってしまい、構成を削らなければならないが、それ以前にBメロまでと大サビはまあそれほど悪くはないのだがサビがよくないので書き直さねば。J-POPのつもりだったのだが一昔前の歌謡曲風味、たぶんそれもサビの印象が原因だと思う。リズムアレンジも含めて要再検討。

今日は病院の日、最初に採尿と採血、でそれを踏まえて診察。結果から言うとまず入院中に行った骨髄検査の結果、癌は骨髄までは至っておらず、したがって病期は第Ⅲ期どまりだった。血液検査の結果、抗がん剤投与による白血球の減少は思ったより少なく、たぶんこれは入院前の時点で白血球が通常の倍ぐらいあったせいだと思う。好血球という黴菌を殺すものが少なく、従って免疫力が低下していることには変わりない。癌細胞の数を示す腫瘍マーカーというものの数値は今日の段階ではまだ分からなかったが、3月の数値を見ると通常が確か800ぐらいのものが3500というとんでもない数値になっていた。ま、だから癌なのだが。病院からの帰り道ぐらいから上の奥歯の辺りが痛み始め、これはたぶん免疫力低下で口内炎とかが出来やすくなっているものの延長から派生しているのだと思うが、夕方になるとますます痛くなり、ちょうど歯の真上の頭まで痛みが走る。ま、そんなわけで痛み止めを飲んで昼寝したわけ。

んー、それにしてもサビがなあ……。リズムをリフにしてロックっぽくしよう。サビ前の仕掛けも必要だな。と、メモしておく。

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Jet lag

どうも入院以来、毎朝6時に目が覚めてしまう。高々8泊の入院で、身体はすっかり洗脳されてしまったようだ。2度寝するが、すぐに目が覚めてしまい、結局7時前に起きた。いささか早く起き過ぎたので、朝から曲のBメロとサビのメロディを煮詰めて、大サビとヴァンプを作り、構成を決めて1曲出来上がり。それからドトールで抹茶ラテを飲み、業務へ。ところが久々に状態に突入してしまい、気がつくと夕方の6時、明日までは免疫力が最低なので気が気ではない。風邪でもひいたら大変だ。夕食は駅前のなか卯で済ませ、7時過ぎに帰宅。しかし、退院してからこの方、6時に起きてしまうので睡眠時間が短いのだが、日中は全然眠くならない。考えてみるとこの2日ばかり、睡眠薬を飲まずに寝ている。ということは、これはむしろいい傾向なのではないだろうか。帰るともうひとつの帽子が届いていた。ニット帽と似たようなものだが、ひさしが付いている奴。被ってみると、これが実に似合わない。と思う。だがもし眉毛まで抜けるとすると、こっちを被らざるを得ないだろう。特に夏場は。結局のところ、毛が抜けてしまっても帽子を被っても、いずれにしても不審人物になってしまうような気がする。今日も15分ばかりギターの練習。マルチトラック・レコーダーの使い方をあれこれ試したのでキーボードは弾いてない。日中は眠くないのに、これを書いている今はもう目がしょぼしょぼしている。要するにまだ時差ボケが抜けてないものと思われる。

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想像上の嘔吐、春雷、ビートルズ

昨夜は2時ごろに寝たのだが、いつごろなのか、珍しくトイレに起きて用を足していたら激しい吐き気、そのまま我慢して再び床に就いたがこれは吐くかも知れないな、などと思って我慢していたらいつの間にか再び眠りに落ちた。で、吐きそうになる夢を見た。6時に目が覚める。案の定まだ吐き気の残滓は残っている。吐き気止めを飲み、胃薬も飲む。抗がん剤の副作用だとは思うが、何故夜中、それも就寝中に来たのかよく分からない。とにかく、これまでで一番強い嘔吐感だった。朝食後、なんとか持ち直し、何故か昨日手直ししていた曲のサビのメロディが浮かび、譜面を書いたりする。業務に行ったはいいものの、やっぱり体調が悪い。このままだと気分が悪くなると思い、1時過ぎに切り上げて帰る。実際、駅からの帰り道は息も絶え絶えだった。これは睡眠不足もあるだろうな、と思い、帰宅してまた吐き気止めを飲み、ソファで1時間ばかり眠った。それで少しはマシになったが体調がいいとはとても言い難い。YouTubeでぼんやりとビートルズのホワイト・アルバムを聴いていると、雷の音が轟き、雨の音が聞こえた。ビートルズを久しぶりに聴きながら、ふと、音楽を聴くということはどういうことか、という一種の疑念が頭に浮かび、それから音楽を聴けなくなった。日が暮れた後、夕食を買うために外に出ると、雨は上がっていた。セブンイレブンで新発売の野菜カレーを買ってみる。おいしかった。この時点で体調は大分マシになってきたので、ギターを20分ほど弾く。だがやっぱり音楽を聴く気にはなれない。静寂の中でソファに寝転んで、貴志圭介「悪の教典」をときおり休みながら読んでいると、夜になるにつれ精神的に煮詰まっていき、無闇な閉塞感を覚える。日中は気にならなかった静寂というものが僕を押し潰そうとする。なかなかソファから起き上がることが出来ない。茫洋としている間にもどんどん精神が磨耗していく。このままだとすっかり磨り減ってしまう気がして、ようやく起き上がり、椅子に座って今度はアビー・ロードを聴いてみる。有名なジャケットの写真を見ていると、昔ロンドンに仕事で行って、この横断歩道でバンドの連中が真似をするというベタな写真を撮影している間、タクシーで車酔いになった僕がアビー・ロード・スタジオの壁にもたれて青ざめた顔をして座り込んでいたことを思い出す。あのときも今にも吐きそうだった。そういえばようやっと帽子が届いた。生まれて初めてニット帽というものを被って鏡を見る。今は髪が短いので頭がぺったんこになり、似合っているのか似合ってないのかさっぱり分からない。いずれにせよ、これを被らないで済むのなら有難いのだが。一体いつ髪が抜けるのだろう。

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Still it aches

朝8時に目が覚めると、やっぱり脾臓がちくちくと痛み、頭痛もする。そんなわけで朝っぱらから痛み止めのロキソニンを飲む。これで痛みが治まると、その後は何故か痛みは再来しなかった。朝食後にI泉さんに電話して、マルチトラック・レコーダーに付いてきたDAWソフトの使い方とかを訊く。って、そもそもDAWって何の意味だかよく分かっていなかったが、夜調べるとデジタル・オーディオ・ワークステーションの略だった。なんかいかにも商品名っぽいが。長電話になったので電話しながらドトールで抹茶ラテ、そんなことをしているうちに11時を回り、遅まきながら業務に行き、そもそも中途半端な時間なので適当にプラスになった時点で早々に引き上げ、帰宅してまたDAWソフトと格闘するも苦戦、どうしても音が出ないのでまたI泉さんに電話、なんとかループ素材は再生して音が出るようになったが、オーディオ・インターフェイスを経由して楽器を録音出来ない。これでは意味がない。しょうがないのでマニュアルを読むことにするが、読んでも分からない、っていうか、全部読む根気がない。終いには面倒になって、マルチトラック・レコーダーでいいや、みたいになってしまう。夕食は久しぶりに24時間営業のスーパーに買いに行く。が、それまで調子のよい一日だったのだが、帰り道に降って湧いたような不安感を覚え、帰宅して弁当を食べている間も治まるどころか不安感が強くなっていき、食べ終わるころには動悸がして脈拍が速くなり、息苦しくなる。もうまったくもって抑うつ状態、たぶん夕食後に飲んだ抗うつ剤もこの場合は逆効果になっていると思われ、しょうがないので頓服のレキソタンを飲む。突然肋間神経痛が来たり、どうなるかと思ったがそのうち頓服が効いてきたのか脈拍が少しずつ戻り始め、動悸もなんとか治まる。なんか毎日こんな調子では疲れる。抑うつ状態が治まったところでキーボードの前に座り、半年ぐらい前に書いた歌モノのスコアを引っ張り出してあれこれとアレンジを考える。で、ふと気づくと今日で退院してもう6日目なのだが、ギターを弾いたのは10分、後はもっぱらキーボードを弾いている。明日からまたギターの練習をせねば。出来れば腹筋もしたい。脾臓が痛くなければ。それはともかく、抗がん剤の副作用でいつ毛が抜けるか分からないのに、注文した帽子がいまだに届かず、気が気じゃない。

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Pain

まず、コルグさんの名誉のために書いておくと、昨日の日記で基本的な音色が少ないと書いたけれど、マニュアルを見たらちゃんと音色のみの別のバンクがあって、一通り揃ってました。←最初からマニュアル読めよ。

今日は最初の抗がん剤投与から10日目、今日から5日間、白血球が通常の5分の1まで減り、免疫力ががくっと落ちる。よって、感染症に気をつけなければならない。しかし、どうやって気をつければいいのか。医者は生ものを食べない、人込みに長くいない、風邪をひいている人に近づかない、外出時はマスクをする、と言っていたけれど、生野菜はやっぱり生ものになるんだろうか。だったら食べた。コールスロー。トマトも買ったし。それと、マスクはしなかった。買うのを忘れた、というよりもマスク自体を失念していた。やはり普通に生活していると気をつけると言っても限界があるし、無菌室に住んでいるわけではないから普通に部屋の中に埃とかあるし、たぶんカビの胞子とかもあるのだろうし、ま、そのために空気清浄機買い換えたのだが、完璧ということはあり得ない。なので、ある程度は開き直るしかない。とにかく7度5分以上の熱が下がらなかったら即病院に行く、ということだけがボーダーラインなので、マメに熱を計るようにはしている。

そんなわけで3時過ぎに業務を終えて駅前のスーパーで夕食などを買っていると、なんだか左の肋骨の下、つまり脾臓がちくちくと痛む。脾臓はPET検査で癌細胞で倍ぐらいに膨れていることが分かっており、遺伝子組み換えの抗がん剤を点滴した夜にも同じようにちくちくと痛んだ。なので今に始まったわけではないし、原因となる要素もあるので不思議ではないのだが、内臓が痛むというのはやっぱり気持ち悪い。嫌だなあとか思っていると本当に気分が悪くなり、買い物を終えると遊歩道のベンチで少々休んだ。一生休んでいるわけにもいかないので仕方なく家路に就くと、ずっとちくちくと痛む。おまけに何故か猛烈に空腹を覚える。なんだか退院してからやたらと腹が減る。よって帰宅後惣菜などを食べ、それからソファに横になるがちょっと身体を動かすと脾臓が痛む。寝てると却って気になるかと思い、昨日届いたシンセの音色をもう一度一通り確認していると、また気分が悪くなり、どういうわけかさらに空腹を覚えた。なんでこんなに腹が減るのだろう、っていうぐらいに腹が減る。あまりの空腹にどんどん気分が悪くなるので、6時半ごろに買ってきた弁当を食べるが、食べている間にますます脾臓の痛みが酷くなり、ちくちくというよりも明らかに痛くなってきた。おまけに頭痛までする。しょうがないので痛み止めのロキソニンを飲み、やっぱり気になるので病院に電話してみた。救急の内科に繋いでもらい、事情を説明すると、病院に来ても同じように痛み止めを処方することになるし、今日初めて痛みを覚えたのでなければそれほど問題はない、免疫力の低下にも関係ないとのことで、痛み止めが効くのを待っているとそのうち痛みはようやく和らいだ。それはいいのだが、食べたばかりなのにまた空腹感が。一体どうなっているのだろう。かといって延々と食べ続けるわけにもいかない。あれこれ悩んでもしょうがないので、入院前にちょこっとギターを弾いて録音したものに、試しにシンセでダビングとか差し替えをして体裁を整え、と言っても飽くまでも試しなので間違ってもお構いなしなのだが、YouTubeとFacebookにアップした。別にアップしなくてもいいのだが、なんか習慣になってしまった。バックアップ代わり。それはともかく、シャワーを浴びていてふと鏡を見ると、髪が短くなったような気がするのはたぶん気のせいだろうが、一体いつからどのように毛が抜け始めるのだろうか。まだ注文した帽子は届いていない。

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雨、沈殿

終日雨。体感的には急に寒くなった。昨日が20度を超えてる感覚だったので、10度ぐらい違うように感じる。7時起床。だんだん入院前の体調に戻りつつある。今日は吐き気止めを飲まなかったが、大丈夫だった。しかし、やっぱり今日も午後から抑うつ状態突入、駅前のスーパーから昼食を買って帰る最中にも強い不安感を覚えたので頓服を舐めながら帰宅、とにかくサラダを食べまくり満腹状態にしてストレスを気分的に軽減してもやっぱりダメそうなのでソファで1時間半ほど寝る。が、目が覚めても頭痛がするだけで抑うつ状態は変わらず。どうしてもひとりでに思考回路が悪い方に切り替わってしまう。悪いことに気を取られるのでいいことが見つけられないという悪循環。入院時の習慣で6時が近づくとオートマティックに空腹を覚え、7時ごろに一番近い洋食屋でハンバーグの夕食、だが帰り道に足取りが重くなりますます抑うつ状態、放っておくとどんどん気分が沈んでしまう。そんなところにキーボードが届き、ちょうどいい気分転換になると部屋の壁際に設置してしばらく音色を確認、しかし安くて音色が多いからいいだろうとシンセを買ったのはいいのだが、必要以上に凝った音が多過ぎて基本的なエレピやアコピの音が少なく、ピアノタッチではないのでピアノとしてはベロシティ(弾く強さ、タッチの感度)がきつ過ぎる印象。注意して抑え気味に弾かないと音が尖り過ぎてしまう。最低限、ピアノ関係とベースがあればいいと思っていたのだが、ベースは単独の音色ではないのでコンビネーションから拾わなければならず、おまけにアコースティック・ベースが見当たらない。それにしても音色表ぐらいつけて欲しい。ま、シンセだから自分で音を作れと言うことなのかも知れないが、プリセットの音が作り込み過ぎな感じはする。もうちょっとベーシックな音が揃っている方が使いやすい。一通り音色を確認して軽く弾き終わるとまた気分は沈殿、油断するとずぶずぶと海底まで沈んでしまう。しょうがないのでまた頓服を飲み、こういうときにもっとも効果があるシャワーを浴びる。で、文字中継のシャルケ×ドルトムントを気にしながら風呂上りにエレピの音色を選んで即興で弾いていると、これはこれで気分転換にはなる。明日は一日中これをいじろうかどうしようか。マルチトラック・レコーダーのときもそうなのだが、やたら多機能だとなかなか使い方が飲み込めず、かえって気が滅入る。そういえば明日から5日間、抗がん剤の影響で白血球がもっとも減少して免疫力が落ちるので、それも気が滅入る材料。

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不安定な世界

夕方、空気清浄機が届いた。まず箱の大きさにびっくりした。本体自体はそれほど驚くような大きさではないけれど、見かけがなんか昔のアメリカの冷蔵庫をちっちゃくしたような感じ。感染症予防のためなので、電車の車内広告で見かけた、花粉まで粉砕する高機能の奴を買った。カビとか怖いし。スウィッチを入れて駆動させてみると、あんまり静かなので驚く。で、煙草を吸うと、ハウスダストとニオイのインジケーターがオレンジになって動作する。かなり敏感。サッカーでいうと、90分のうち89分はさぼっているが、1分だけ動いてゴールを決めるフォワードみたいだ。

今朝は2度寝して8時まで寝た。起きて朝食を摂ってコーヒーを飲んでいると、北朝鮮が衛星だかミサイルだかを打ち上げて失敗した。別にどっちでもいいのだが、やっぱり北朝鮮が言うように人工衛星なのではないかと思う。何故なら、他国を招待した上で打ち上げて、軌道を見ればバレバレだから。で、発射前の写真を見るに、どうも失敗するべくして失敗した感も否めない。そもそも人工衛星の設計―施行というものがそんなに短期間で出来るわけはないし、見た目もそんな精度を持っているようには見えず、お粗末過ぎる。巷間で言われているように新体制確立と記念日に合わせるために焦ったのかもしれないが、どう考えてもかなりの確率で失敗しそうなものを世界の衆視の下で打ち上げるほどアホなのだろうか。アホなのかも知れない。しかし、もしかしたら最初から失敗が企図されていた可能性も無視出来ない。つまり、わざわざ赤っ恥を掻いて見せた、というわけだが、まあそんなことはどうでもいい。それよりも、昨日の夢の続きを見たような気がするのだが、何しろ夢のこと、定かではない。

8時まで寝たせいか、いささか無謀かと思ったが夕方まで普通に業務をしてみたのだが、昨日のように帰宅してからがくっと来ることはなかった。ということは、自分で思っているほど体力は落ちていない、ということになる。それはいいのだが、夜になって強い不安感を覚え抑うつ状態に突入、精神状態が不安定に。手が痺れて指が痛いのは強いストレスを覚えているせいだ。頓服を飲んで田舎の母親に電話してなんとか治めようとしたのだが、どうもその母親の声と喋り方が一気に老け込んで聞こえ、数日前とはまったく別人の、どこかの老婆と話している気がしてかえって不安になってしまった。おまけに母親が最近になって立て続けにうっかりしてしまった出来事ばかり列挙するものだから、もしかしたら認知症とかボケ始めているのではないか、という想像に駆られ余計に不安になってしまった。多分に数日前に風邪を引いたせいで声が低いことに起因していると思うが、うつのときは何かと悪い方に過敏になっているので、一旦そう思い始めるとどうしてもそういう風に聞こえてしまい、参る。念のため仙台の弟に電話してそんな兆候がなかったが聞いてみたのだが、弟は母は単に風邪を引いて疲れているだけで杞憂に過ぎないと言うので、恐らく僕の気のせいなのだろう。しかし、なんか嫌な感じはなかなか拭い切れない。

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長い夢を見た。水に関する夢だった。2時間無理をしたら2時間死んで、そんな夢を見て生き返った。喉が渇いていたのだろうか。夕方駅前から帰宅後に血尿らしきものが出て、夕食後に一気に反動で疲れが出て、おまけに抑うつ状態になって、そんな風に僕は死んだのだった。目が覚めて真っ先にしたのは体温を計ることだった。熱はなかった。どうやら本当に生きているらしい。そんなわけで今、久しぶりに大貫妙子のアルバム「MIGNONNE」を聴きながらこれを書いている。やっぱり大貫妙子はこのアルバムが一番好きだ。特に冒頭の「じゃじゃ馬娘」からのA面の流れ。

中途半端な時間に2時間も寝たので、今日は何時に眠れるだろうか。今朝は、入院中の習慣で6時に目が覚めた。12時過ぎに寝たのだが。物凄く疲れていたのになかなか寝付けなかった。睡眠薬を飲まずに寝ようと思ったのだが、結局諦め、1錠飲んでようやく眠れた。明日もやっぱり6時に目が覚めるのだろうか。体調の方は、昨日ほどではないにしろ、1日の中でアップダウンを繰り返す。当たり前だが、まだ無理は利かないようだ。長時間は無理。

退院してから買った(注文した)もの。シンセサイザー。空気清浄機。帽子。ハンドソープ。いずれも闘病グッズ。シンセは闘病中に曲を作るため。たぶん大半はエレピとして使うと思う。ハンドソープと空気清浄機は免疫機能低下時のため。帽子は副作用で毛が抜けたときのため。前向きなものと後ろ向きなものが混在して。

そういえば、入院中は繋がらなかったが、午後電話をしてみたらヤマザキに電話が繋がった。ヤマザキは花粉症で鼻声だった。卒業後にヤマザキがピアノを弾いていた恵比寿のライブハウス「ピガピガ」の実質的なオーナー、ジャズ・ドラマーの石川晶について話した。昨日たまたまサックスの土岐さんの娘、土岐麻子がツイッターで石川晶の昔の音源を「最高!」って言ってたので、YouTubeで聴いたところだったから。ウィキペディアで調べたら、石川さんは10年前にアフリカで亡くなっていた。ピガピガはその前年に閉店していた。僕はその店で1度だけ、ヤマザキに頼まれてギターを弾いたときがある。そのときに石川さんが僕のことをゲスト、と客に紹介したことを覚えている。あのとき、僕はスケザと紹介されたのだろうか。それとも本名の方だったのだろうか。とにかく、僕は石川さんと一度だけ共演したことがあるのだ。今となるとちょっと誇らしい。

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