7月14日、火曜日。
アラームで7時15分起床。
とにかく朝起きたときからめっためたに疲れていて、果たしてこれで仕事に行けるのだろうかと不安になるくらいだった。しかし、「疲れているので休ませてください」とはさすがに言えない。たぶんアメリカだったら普通に通用すると思うが。
なんていうか、それでも行けばなんとかはなる。アドレナリンだけで動いている感。それでも帰宅後1時間はソファでほぼ気絶状態。
久しぶりに映画を一本見た。Amazonのプライムビデオで。「プロジェクト・ヘイル・メアリー」。既に原作を読んでいるので、何が起こるのかはまったくもって知っているわけだが、それでも面白かったし、感動すべき場面では感動した。原作からかなり省略されているディテイルはあるのだが、そういう意味でもこれは原作を読んでから見た方がいい映画だとは思う。よく出来ていた。
村上龍「KYOKO」読了。基地のある街で子供のころにダンスを教えてもらった元米兵にアメリカまで会いに行く女の子の話。どうやら映画の方が先行していたようなので、高岡早紀ありきで書いたようではある。今となっては昔の病気のようにさえ思えるエイズ、村上が一時期ハマっていたキューバの音楽。その上で天才ダンサーとして描かれる主人公のKYOKOはある意味スーパーヒロインである。こういった、スーパーヒーローやスーパーヒロインが主人公の話というのは、ある種のナショナリズムである、と個人的には思っている。そこをくすぐられるから痛快であり、面白い。簡単に言えば自分が日本人であることを肯定してもらっている感があるから。
ちょっと不思議だったのは、この「KYOKO」や「限りなく透明に近いブルー」が入っている自選小説集のあとがきで、村上は自身の10代後半から20代前半に怒りすら覚える、と書いていることだ。つまり、青春というものに対してネガティブなのである。どう考えても若いころに無茶苦茶やっていた村上が分別のある大人になったというのは、なんていうかある種アイロニックなことのように思える。それを踏まえて、来週67歳になろうという俺が、いまだに無茶苦茶をやっていることはどうなんだろう、と思わずにはいられない。
昨日、バイト先の新人女性に「高山さん、若く見えます、50代後半に見えます」と言われた。つまり、10歳は若く見えるということだが、別に童顔でもなんでもないのに不思議なくらい昔から若く見られる傾向にある。今現在は十分に老け込んだと自認していたのだが、まだそういう風に見られるというのは何故かと考えるに、恐らく社会人ぽくないからではないかと思うのだった。そう考えると面接でやたらと落とされるのもなんとなく納得がいく。まあいつも学生っぽく見られるのかなあなどとぼんやりと考えてはいたが。
明日は精神科。なのでバイトは休み。



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