承認あるいは追認

10月30日、金曜日。

また8時台に起きた。このところ、まるで8時台に起きることを運命づけられているかのようだ。相変わらず毎日夢を見るがすべて忘れてしまう。

日中はトレードも、月末の上に週明けに大統領選挙を控えた週末なので早めに切り上げる。

夜、ニゴシエーション(?)らしきものを経由して正式に非リア充に戻る。その後風呂に入ったら何故か小学校の同級生であるオオノギミノルを思い出す。それほど親しかったわけでもないのになんでオオノギを思い出したのか。オオノギは橋を渡った最上川の向こう、住所的には隣の東根市に住んでいたので、なんでわざわざこっちの町の学校に通っていたのかよく分からない。たぶんバスで通っていたのだと思うが。次に高校の同級生のクリタを思い出した。クリタの下の名前は忘れてしまった。記憶が覚束ないがクリタは同じテニス部だったような気もするし生徒会長だか副会長だかをやっていたような気もするが自信がない。今となってはオオノギもクリタも生きているのかどうかも分からない。

夕方以降はドン・ウィンズロウ「ザ・ボーダー」の下巻をひたすら読み、もうすぐ読み終わりそうな勢い。このシリーズはひたすら酷い話が続く。あ、この人物は殺されるだろうなと思うとまず殺される。馳星周とかもそうだが、どうしてこう酷い話を読みたくなるのか。詰まるところかりそめの絶望を味わいたいということなのだろうか。ただネガティブな話にはネガティブな話なりのカタルシスがあることも確かだ。

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