復活の日

1月8日、日曜日。

9時52分起床。エアコンをつけっ放しにして寝たら、久しぶりに寒くて目が覚めるということはなかった。かといって、目が覚めることには変わりはないのだが、それが寒くて目が覚めるのとそうじゃないのとでは大分違いがある。

午前中にAmazonからサーモスタット付きのシャワーが届いたので、近所の設備会社を経営している爺さん(元町内会長)に電話すると、昼過ぎに来るという。

爺さんは13時ごろに来た。見ると、スコップを持っていて来るなり「水道の元栓はどこだ?」と言うので焦る。自分は水道の元栓の場所を知らないし、スコップを持っているようにもしかすると雪に埋まっている可能性もあるのだ。だとするとちょっとお手上げだななどと思っていると、門の脇を見ていた爺さんがすぐに「あった」と言った。上手い具合に、ちょうど雪がない場所にあった。元栓を締めると、爺さんは風呂場で今までのシャワーを外し始める。素人にはどうやってやるのか想像がつかないが、見るとスパナを使って外していた。

結局爺さんはマニュアルを一度も見ることなしに新しいシャワーを取り付けてくれた。何十年もやっているだけあって見事な手並みだった。いくら払えばいいか訊ねると、「3千円」と言うので驚いた。80歳を過ぎた老人には力仕事だし、元栓を見つけるところから始まって古いシャワーも持ち帰ってもらってたったの3千円では申し訳ない気がしたが、千円札を3枚渡すと爺さんはにこにこと帰って行った。とにもかくにも、これでようやく、今冬になって初めて暖かいシャワーを浴びることができるようになった。で、結果的には思ったよりも大分安く済んだ。

午後はバンドの新曲の動画を作った。フリー素材を集めて作るのもそろそろ苦しいが。というわけで。

真面目な話、夜風呂に入ったときにシャワーからまともなお湯が出ることに感動した。何しろこれまで、体温よりもぬるいぐらいのシャワーを行水のように浴びて震えていたのだから。

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