TENET

3月19日、日曜日。

10時6分起床。昨日雪が降ったということもあるのか、寒くて朝何度も目が覚める。

いまさらながら、ようやっとクリストファー・ノーラン監督「TENET」をAmazonプライムビデオで見た。凄い映画だった。最近映画館に行かなくなったのは一時停止できないからだが、この映画は見るのがしんどくて停めるということはなく、せいぜいが煙草が吸いたくて一時停止するぐらいで、150分という長さを感じさせなかった。よくある本筋とは関係ないラブシーン的な余計なものもない。とにかくどうやって撮ったのだろうと思うような映像の連続だった。過去と現在を行き来するという設定は、矛盾やパラドックスを生むのはしょうがない。それよりもいわゆる伏線というよりもすべてが必然でなくてはならないということになる。つまりそれだけ綿密に脚本を書く必要がある。そこが面白い。ある種の既視感があったのは、時間軸の移動がノーランの出世作「メメント」を想起させるからだった。個人的には「メメント」にノーランが立ち返ったのかな、と思った。いずれにせよ、入り組んだ設定を一気に見せる力技が冴えている映画だった。

明日は朝町内会のごみ当番。

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