燃え尽きる

3月17日、日曜日。

10時27分起床。というのも、やくざの下っ端であるという夢を見て、その続きが見たくて二度寝したから。不思議なことに夢の続きは見れた。最近見る夢は妙にリアリティのようなものがある。

鹿島 2-1 川崎。鹿島が川崎Fに勝つのはなんと8年ぶりだか9年ぶり。実況は8年ぶりと言ってネットメディアでは9年ぶりになっている。どちらにしても鬼門になっていたことは確か。前半川崎に先制されたとき、やはり今年はろくなことがないのか……と思ったが後半あっという間に2点を取って逆転。あれ?やっぱり少しはいいこともあるのかと。

問題はここから。昨日バンドのサードアルバムを配信リリースして、今日鹿島がようやく川崎に勝ち、という時点でほぼ完全な燃え尽き症候群になってしまった。夕食時はまるで抜け殻のよう。自分自身すら見つからず、何をしたらいいのか、何をすべきなのかも分からない。途方に暮れるとはまさにこのこと、という虚脱状態に陥ってしまった。

結局何をしたかというと、Amazonプライムで気になっていた映画「市子」を見た。メンタルが壊滅状態だったので見始めはきつかったが、次第に話に引き込まれていき……はいいんだが、なんだこの終わり方は? という話だった。結末を観客や読者に委ねるというのはよくある手だが、基本的にカタルシスを得られないという点で悪手だと思う。「市子」の場合、肝心の主人公(市子)の描き方にブレがあり、どう感情移入したものかも分からなくなる。主人公のキャラクターに一貫性がない。つまり、描き手の判断自体がブレている。

それにしても、現在の状態がもし本当に燃え尽き症候群だとしたら厄介だ。ただでさえ元々モチベーション低いのに。

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