レス・ザン・ゼロ

真面目な話、絶望的に体力がない。ことここに至ると、人間体力がないと何も出来ないなと痛感。なにしろ階段6往復でバテるのである。HPなさすぎ。そしてそれは精神的危機へと繋がる。

朝起きたのは10時過ぎ、朝食後のコーヒーを飲んでいると時計は11時を回った。で、起きたばかりだというのに既にへろへろ、くたくた。椅子に座っているのもしんどいのでソファに寝転がって本を読み始めたのだがあまりにもへばっているのでそのまま寝てしまった。で、目が覚めるともう3時を過ぎていた。あんまりである。一日の半分を棒に振った気分。「ショーシャンクの空に」と「グロリア」のDVDが届いたので両方ともリッピングして、未見だったフランク・ダラボン監督「ショーシャンクの空に」を見た。確かにいい映画である。しかしながらこれがIMDBのランキングでトップというのがどうにも解せない。同じ刑務所や脱獄を題材にした映画なら、アラン・パーカー監督「ミッドナイト・エクスプレス」の方が強烈だったし、ポール・ニューマン主演スチュワート・ローゼンバーグ監督の「暴力脱獄」の方が印象的だ。「ショーシャンク」はやはり原作が短編(中編)である印象は否めない。たぶん、アメリカ人はこういうハッピーエンドが好きなのだろう。溜飲を下げるという意味での分かりやすいカタルシス。申し訳ないが僕は個人的にティム・ロビンスやトム・ハンクスという役者はさしたる理由がなくどうしても好きになれない。ポール・ニューマンの方が好き。

夕方また饒舌な叔母がやって来てまたもやさくらんぼだけ置いていったので、夕食前に母のところに持って行った。母はまた食堂にぽつんと一人だけ居て、さくらんぼをあっという間に平らげた。どこかの部屋で老爺が大声で怒鳴り散らしていて、しきりにそれを気にしている。実際それは気になる。一体彼は何をそんなに怒っているのだろうか。今日の母は口数が少なく、僕が話しかけてもあまり答えず、ときおり急に怒り出しそうになって、少し不安定だった。

「ツイン・ピークス」はシーズン2の14話まで見たが、だんだん退屈になってきた。たぶん見ている僕の精神状態もあるのだろうが、少々うんざりしてきた。

何もしていないうちに夜が更ける。一日が終わる。何をしたらいいのか分からないし、何も出来そうにない。毎日の生活のリズムがまったく出鱈目になっている。そこには計画性のかけらもなく、ただひたすらいたたまれなくなるだけだ。ジョン・カサヴェテス監督「グロリア」を見始めると止まらなくなり、最後まで見てしまいそうなので一旦止めて風呂に入る。この映画は既に何度も見ている。また今度改めて見よう。

ウルグアイに続いてイタリアまで破って真っ先にグループリーグ突破を決めたコスタリカにはびっくりした。正直言って、日本が勝ったコスタリカとの試合はどんなんだっけかなとよく思い出せない。これでイングランドも敗退が決定。

それにしてもダルい。ほぼ3時まで寝たのと同じなのに、もう眠くなりかけている。そういえば昼寝したとき、その気になればいつまでも眠れるような気がした。永遠に眠れるような気が。


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