今夜は風もあまりないし気温がなかなか下がらない。蝉は鳴いているところでは鳴いているが、うちの周りではまだ。去年の夏が果たしてどうだったのか、ぜーんぜん思い出せない。覚えているのは、7月31日に母が退院したということだけ。どれぐらい暑かったのかという記憶がない。それだけ記憶の優先順位が低く、特別暑くも涼しくもなかったということなんだろうけど。
朝はなんとか出来るだけ寝ようと努力はしたのだけれど、7時からは何度寝ても5分後に目が覚めてしまい、トータル10度寝ぐらいしてとうとう7時50分に根負けして起きる。起きたはいいのだが、最近の傾向からして相場は夜まで動かないだろうし何をするという予定もなく、昨夜ネットで調べて隣町にシネコンがあることが判明、タイミングが合えば映画でも見ようかとぼんやり考える。本当は邦画の「渇き。」を見たいのだがレイトショーで終わるのが夜の11時とちょっと時間的に辛い気がするので、行けるとしたら昼前スタートの「ゴジラ」辺りかなと思うものの、「ゴジラ」は先日予告編を3種類見たらちょっと怖くなったので悪夢を見そうであまり気が進まないという。子供か。結局映画には行かなかったけれど、車で15分も行けばシネコンがあって映画を見られるというのはちょっとした救いに思えた。しかしいまどきの映画って1700円もするのはちと高いような気が。モーニングショーとレイトショーが1300円。1日と月曜日(メンズデイ)が1100円だからその辺を狙おうか。
結局業務に行き2時過ぎまで。髪を切ろうと思って1000円カットに寄ると休みだった。帰宅してhuluでテイラー・ハックフォード監督「プルーフ・オブ・ライフ」を見始めるが、集中力が持続せず夕方になってやっぱりソファで寝てしまう。納豆とたらこ、お浸しと味噌汁という旅館の朝食のような夕飯を食べた後、母のところに。記帳したものを見るとどうやら今日は母の友人が2人来たらしい。母は食堂にいて、傍らに役場の健康福祉課のHHさんがいた。HHさんは今回母を特養に入れるきっかけとなった人で、僕が虐待する恐れがある云々と言い出した人である。だがしかし、HHさんは僕が田舎に帰ってから出会った女性で一番綺麗な人で(もちろん個人的な視点で)、年齢は定かでないが左手に指輪をしていないところを見ると恐らく独身。しばらくHHさんと話す。母に関して町役場で丁々発止していたときは敵味方という立場であったけれど、僕はどこか女性として彼女を意識している。で、母のところから戻って、もしかしたら僕はHHさんに恋らしきものをしているような気がしてきた。確信があるわけではなく、他に誰もそういう対象がいないせいからかもしれない。いずれにせよ、よしんばこれが恋だとしても叶う見込みはほぼゼロ、考えるだけ無駄というものだが夜の間ずっと気になった。この気になるというところがなんかほのかな恋心という気はする。正直、いい歳をしてどうかしているとは思うが。
ああこんなことを書くのは恥ずかしい。
相場は予想通り夜の指標でようやく動く。結果的にはもう少し粘ってもよかったがそれなりにプラス。この後深夜3時に大きく動くとは思うものの、とてもそこまで起きていられないのでパス。結局実働2時間ぐらい。ホントに集中力続かない。
今日も煙草を吸うと喉がつかえる感じがして気になる。来週の月曜に県立中央病院で悪性リンパ腫の予後検査があるので、電話してそのときに甲状腺機能の検査も頼んではいるのだが。それならまた煙草をやめればよさそうなものだが、今のところストレスを感じたときに煙草を吸うぐらいしか思いつかない。最近の傾向として、音楽を聴いてもストレス解消にはならずむしろ軽いストレスを覚えるので困ったものだ。
ここには意識してポリティカルなことを書いてはいないが、毎日ツイッターのTLを見てガザの情勢とか気にはしている。僕の中でイスラエルというか、ひいてはユダヤ人の心象が悪くなった。考えてみれば一概にユダヤ人と言っても、アインシュタインを筆頭にウディ・アレン、コーエン兄弟、ジェリー・ヘイ、アヴィシャイ・コーエン、スタン・ゲッツ、ガーシュウィン、ボブ・ディラン、サイモン&ガーファンクル、スティーヴン・スピルバーグとざっと挙げただけでも優秀で魅力的な人は多いのだが、原爆を完成させたのもユダヤ人(ノイマン)というのはどこか象徴的な気もする。NHKの報道だけ見てるとハマスはイスラム原理主義のテロリストみたいに見えるが、ただの政党だという人もいるし、いずれにせよ今のイスラエルが行っているのは虐殺である。ただ、停戦を受け入れなかったり反撃を止めなかったり、ハマスの方にもかなりの要因があることは間違いないが。だからといって無差別に一般市民を殺していいという理屈にはならないはずだ。不思議に思えるのはここまで攻撃されてまだガザの生活というかインフラが完全崩壊していないということと、どうしてハマスの弾薬が尽きないのかということ。どっちにしても戦争というのは理不尽で不可解なものだ。
しかし相変わらず日中は煮詰まる。夜の方がまだ頭が多少は回る。根気はまるでないけど。昨日今日と夜が更けてもそれほど眠くならないんだけど、かといってずっと起きていられる気もしないから困ったものだ。