どうも精神的に不安定で一日の中で波がある。このところずっとそうだが、常に日常から滑り落ちそうな危ういところでうろうろしている感じ。
2時に寝て8時前に起きたのだが朝食後にもう煮詰まる。何をしていいのか分からなくなりそのうち思考停止、どうにもならないのでソファで毛布を被って(朝から寒かった)寝ようと試みるが一向に眠れる気配はない。寝ようとして眠れないのも辛いなあと思っているうちにいつの間にか2時間以上経過、夢も見なかったがどうやらそれなりに寝たようだ。気がつくともう1時近い。
午後はそれなりに気温が上がったがそれでも26度から27度くらい。3時近くなってドトール経由でユニクロでも行こうと車で出かける。今日みたいな涼しい日でもドトールは冷房が入っていた。長袖のTシャツを着ていたのだが時間が経つに連れて身体が冷えてきて寒い。半袖短パンの人も普通にいるのだが。で、昨日から読んでいるカポーティの短編集「カメレオンのための音楽」(野坂昭如訳)を読んだが前半まで読んで一向に面白くない。確かに野坂の訳もあまりいいとは言えないがそれ以前に内容がない。何も来ない。それまでの自分の作家人生を回顧する序文までついているのにこれはどうしたことか。本当にこれが「ティファニーで朝食を」「冷血」「夜の樹」のカポーティだろうか、などと思う。ウィキペディアを見ると「冷血」以降アルコールと薬物中毒に苦しみ長編を書き上げることもなく公私共に没落したとある。晩年の作品集なのでそういうわけなのかなあ。いずれにしてもこれ以上読む気になれず。もう一冊同時に買ったカポーティの短編集があるがそっちは恐らく初期の作品群。
結局5時近くなったのでユニクロには寄らず、スタンドに寄ってガソリンを入れスーパーで買い物をして帰宅。またガソリン上がってた。どこまで上がるんだろう。母のところに行くも、母は昨日一時帰宅した記憶すら怪しい。それ以前に僕自身が不安定なのでだんだんいたたまれなくなる。母のところから戻って、スーパーで買った天重の夕飯。夜は市川崑監督「犬神家の一族」(1976)を見る。もう見るの何度目か分からなくてすっかり話は分かっているのだけれど、なんか懐かしい映像。ネットで柿谷先発のバーゼルの試合を見るも柿谷は守備に追われてこれといった見せ場もなく途中交代。
昨日は日中の煙草のペースが早く、これは本数増えそうだと思ったら結局21本で収まったのだが、今日は午前中2時間以上寝たにも関わらず昨日よりも本数が結果的に増えそうだ。絶え間なく不安感がどこかにあるので今夜も安定剤を1錠飲んだが効いた感じはせず。
結局自分自身の不安定さに一日振り回されている。もろもろ疲弊してきている感じが半端ない。何もしないのが当たり前になってきた。今日でようやく世間のお盆休みも終了、明日からはもう少し一日のスケジューリングというものを組み立て直さなければ。まあ毎日そう思ってはいるのだが。運動不足も気になっているがちょっとした運動もなかなか実行に移せない。
と、こうして書くと実に散漫な日記だけれど、実際僕の生活自体が散漫なのである。もはや僕の日常というものは既に崩壊してきているのかもしれない。何か考えること自体に疲れ果てている。午前中から寝てしまおうとするように、デフォルトで肉体的にも精神的にも疲れ切っていて諦めてしまう傾向にある。いろんな意味で現状を打開する体力がない。もはや、自分が抑うつ状態であるのかどうかの判断すら出来なくなっている。