3月4日、水曜日。
10時近く起床。だが昨夜寝たのが3時過ぎ。結局あれから相場が動いたのでポジションを仕込んだりしていたので遅くなった。起きてみると仕込んでおいたポジションはいい感じに。後はどこで決済するかだけ。
それはいいのだが日中眠い。一体何時間寝れば眠気がなくなるのだろうか。それとも寒さが緩んできたので暖房のせいなのか。かといって暖房ないと寒いし。
昼過ぎに外は天気がよかったので散歩に出た。銀行まで歩いて記帳、その後裏手の方を流れる小さい川の方に歩いてみた。確かこの辺りに蕎麦屋があるはずなのでそこで昼食にしようかと。ただの住宅街である川沿いを歩いて行くと、のぼりが立っていて蕎麦屋を発見。見たところ普通の家だが。とにかく入ってみると、昼時なのに広い座敷には先客が一人だけ。僕と入れ違いに帰った客を入れても稼ぎ時にこれでは先が思いやられる。品書きを見るとこの町の名物である冷たい肉そばがない。この町では実に珍しい。そんなわけでせいろを頼んだ。食べてみると手打ちだけあって蕎麦自体は旨いのだがつゆがいまひとつ。まあ普通の蕎麦である。僕が食べている間に先客も帰り、客は僕だけに。清算して帰ろうとすると驚いたことに靴がない。唖然。下駄箱には見たことのない靴がぽつんとひとつ。これでは帰れないではないか。店主の話によるとどうやら僕と入れ違いに帰った客が間違えて履いて帰ったらしい。店主が電話して車で取りに行くというので、その間に表に出て煙草を一本吸って待つことにした。
川の流れを見ながらぼんやりと煙草を吸っていると、店主が僕の靴を抱えて戻ってきた。これでようやく帰れる。まったく珍事だ。たまたま店主が知っている客だったからよかったようなものの、もし一見の知らない客だったら大変なことになっていた。ともかく、とぼとぼと歩いて帰る。
帰宅して書斎でPCに向かっていると外は強風が吹いて雨が降ってきた。さっきまで晴れていたのに奇妙な天気だ。しかし眠い。なんでこんなに眠いのだろうか。眠くて頭が回らず何も出来る気がしないので、今日は早めに母のところに顔を出すことにした。今日の母は以前の表情に戻ってしまっている。部屋のベッドに寝かせると、しきりに「何をしたらいいのか分からなくて困った」とこぼす。これはまさに僕と同じだ。僕も何をしたらいいのか分からないのだった。いずれにせよ、母は特養にいることが辛そうに見えて、僕は悲しくなった。出来ることなら家に連れて帰りたいが、現実問題として僕一人で世話をして面倒を見るのは無理だ。しかし母が可哀想で辛い。
特養から帰宅すると夕刻、相場のポジションはまんまとハマり、結構なプラスになっていた。5時過ぎに大きく動いたところで半分決済。というのも、夕食後にACLの鹿島戦をゆっくり見たかったから。というわけで夜はACLのFCソウル対鹿島の試合をネット観戦。鹿島の選手は動けていないわけではないのだが、どうも前線に放り込んでばかりでミスも多いし連携がよくないし攻撃時に人数が足りない。何度かあった決定機を逃すと、セットプレーから失点、そのまま0-1で敗れる。試合全体を通して内容を見ると、どうも力負けという気がしないでもない。同時刻の浦和も負け、とうとうACLで勝ち点を挙げているJリーグのチームは柏だけとなった。
結局本日の相場は例によってチキンにはなってしまったものの、数日分のプラス、結果的にはFXを始めて最初の一年で最低限の目標(30%)をクリア。最初の3ヶ月負け続けたことを考えるとよくここまで盛り返したなと。
ここで筆を置いてアルガルペ杯、なでしこ対デンマークを後半途中から見るが1-2で敗戦。試合を見ている限りでは終始なでしこが押しているように見えたが、なんで負けたのか不思議。
もっと不思議なのは10時近くまで寝たのにもう眠くて目が既に寝ているということ。