6月5日、金曜日。
朝5時に目が覚め、トイレに起きた。なんか寒い。当然二度寝するものの8時に目が覚め、まだ眠い感じがしたので三度寝、結局9時半に起きた。すると、寝過ぎで朝から頭痛。アドヴィルを飲む。昨夜何時に寝たのか記憶がない。たぶん1時過ぎだとは思うのだけれど。しかし、睡眠時間がどれぐらいが適切なのかまったく分からなくなった。6時間だと寝不足で眠くて朝食後に寝てしまうし、7時間でも若干足りない感じはするけれど、8時間寝ると寝過ぎで頭痛がする。ということは7時間半なのか? 以前だったら6時間も寝れば十分だったのに、いつの間にか、恐らく体力の低下のせいでやたらと寝るようになってしまっている。思い出してみれば、15年ぐらい前に初めて心療内科にかかったころは、4時間+3時間とか睡眠がばらばらでまとめて眠ることができず、それで睡眠薬を処方されるようになったのだった。しかしその後睡眠パターンは改善されて普通になっていたのだけれど、今年に入って体調を崩してから適度な睡眠というものが訳が分からなくなっている。やっぱり寝る時間も起きる時間も毎日出鱈目なのがダメなのか。ということは、朝アラームをかけて決まった時間に起きる方がいいのだろうか。云々。
午前中は小一時間ばかり庭の草取りをする。Tシャツの上に長袖を着ていると外はちょうどいいというか動くと暑いくらいだったのだが、夕方以降は今日も寒い。母のところで天気予報を見ていると、どうやら山形だけが寒いわけではなく、都内の気温もこちらとさして変わりはなかったし北海道の一部では雪が降ったらしい。明日の最高気温はまた20度という予報。
午後、このところの懸案だった髪を切りに行こうとようやく重い腰を上げて車で出かけると、1000円カットには本日臨時休業の札、脱力する。ついでだからとスタンドに寄ってガソリンを入れて帰宅。その後は相場のポジションを取る。今日は夜雇用統計があるし週末なので本来なら様子を見るべきところなのだが、どうも昨日が消極的だったという反省があったので動いたタイミングでポジションを取っていたのだが、気がつくと大量のポジションを抱えていて含み損が膨らみ、このままでは雇用統計に一発賭けるしかないというところまで追いつめられる。しょうがないのでマイナスのまま目をつむって母のところに行く。正直気が気ではなかった。
今日の母は表情がまともで、比較的(精神的には)調子がよかったと思う。部屋に連れていくと今日も3行ばかりの日記も書いた。しかしベッドに寝かせるときに眩暈がしたというので心配になる。硬膜下血腫の手術の影響がいまだにあるのではないかと頭をよぎる。
母のところには1時間ばかりいて帰宅。いろいろと気が気ではない。帰宅してチャートを見るとプラスに転じていた。結果的には予想通りの展開、僕にしては遅い夕飯を冷凍の餃子(なにしろまだ160個ある)で食べながら、ポジションをちょっとずつ減らしていき2つばかり残していたポジションもイベントリスクを考えて結局雇用統計前に決済。雇用統計は予想通りの結果で、結果だけ考えればそのままポジションを持っていた方がよかったのだけれど、逆に出ると大変なことになるのでこれはこれでよかった。何より、今日は様子見で昨日の段階ではポジションを持つ予定はなかったので。
それはそうと、夜洗い物をしていたら左手の指が攣って焦る。手が攣るのなんて初めてでびっくりする。洒落にならんなと思って洗い物を終えてPCに向かうと今度は右手の指が攣りそうになる。一体どういうことだろうか。さっきまでちょろちょろとギターを弾いていたのと関係あるのだろうか。近ごろ体調がずっと悪いままなので、身体のあちこちに何かと思いもかけぬ不都合が出る。その後ギターをまた弾いてみると、完全に攣った左手よりもピックを持つ右手の方が力が入らなくて変な感じだった。これを書いている今も左手の指の関節が強張っている気がする。そういえば、うつが酷かったときはずっと手が痺れている状態が何年も続いていたが、気がつくとそれは最近気にならなくなっている。
本日は注文していた丸谷才一「笹まくら」と黒川博行「破門」がアマゾンから届く。途中まで読んでいたダニエル・フリードマン「もう年はとれない」があまりにも稚拙で読んでいていらいらしてしょうがなかったので、ようやく放り出せる。リアリティがまるでない単なる思いつきのようなプロット、気を利かせているつもりの安っぽいユーモアの連発、いくらデビュー作とはいえ素人以下のレベル、これで映画化されるとは信じ難い。で、「このミステリーがすごい!」で5位というのも信じ難い。というわけで、読むだけ人生の無駄なので「もう年は取れない」は3分の1で放棄。黒川博行「破門」を読み始める。
しかし、このところの寝過ぎる癖をなんとかせねばと思う。一度睡眠薬のレンドルミンをロヒプノールにかえてみようか。(ロヒプノールの方が作用時間が長い。)あまり薬に頼りたくはないのだけれど、最近寝過ぎるせいか夜あまり眠くならないので。そんなわけで、何時に寝て何時に起きたらいいのか分からないというプリミティブな悩みを持つこのごろ。