敗戦ショック

8月2日、日曜日。

東アジアカップ、日本対北朝鮮、1-2。とにかくがっかりした。先発のラインナップを見て不安は覚えたのだが、それが的中してしまった。33度という気温と湿度、水曜日にJリーグの試合があったことなどコンディション面の問題はあっただろうが、それは北朝鮮とて同じ条件下で試合をしているのだから。ボールの支配率でも下回るようでは。よかったのは試合の入り方だけで前半の途中からボールを繋げなくなった。武藤(勇樹)は確かによくやったがシャドーストライカーとしての役割で、試合を組み立てる司令塔がいなかった。後半に入って宇佐美に替えて(それも意外だったが)柴崎を投入したものの、既に日本はガソリンが切れていてまったく動けなかった。それにしても、前半から相手が密集したところでばかりボールを回そうとする日本の悪いときの癖が。結果余裕のないサッカーになり自滅した形。北朝鮮はシンプルなサッカーをしていた。しかし、アジアレベルで最前線に高い選手を入れてただ放り込むというようなサッカーにやられているようでは、いかに国内組だけのメンバーでスケジュールが厳しいとしても情けなさ過ぎる。今日のところは先発の組み方もそうだが、ハリルホジッチの采配も疑問を抱かざるを得なかった。スピードと運動量を活かせずスキルも不足している永井を引っ張ったのもどうなのか。宇佐美を早々に下げたのも韓国戦と中国戦を見据えたのかもしれないが、結果を考えるとどうだったのか。こうしてみると、海外組が参加出来ない大会とはいえ、中盤における長谷部の不在を強く感じてしまう。とはいえ、前回優勝した東アジアカップのときも同様に国内組だけだったのだからやりようによってはなんとかなったはずなのだが。前回MVPの山口蛍も精彩を欠いていた。収穫は武藤と、初めての右SBということで不安だった遠藤航が思いの外よかったことぐらいか。

というわけで試合後はすっかり意気消沈し、敗戦のショックがなかなか消えなかった。口直しというか気分を変えるために初めてアマゾンのインスタントビデオでレンタルして劇場版の「深夜食堂」を見た。案の定面白かったが、最後のエピソードはちょっといただけなかった。

明日は朝ゴミ当番、その後は病院で悪性リンパ腫の予後検査、起きられるかどうか今から不安。

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