10月4日、日曜日。
実に久々にfragmentsに駄文を更新(「うたかたの日々」)。バブルのころについて。まあ今日は手帳に「書きもの」と書いていた手前、一応こんな文章でも書いただけよしとする。書きかけの小説の方はまったく進まず。
それにしても寒い。午前中晴れていて天気がいいと思ったのだが、外は冷たい風が吹いていた。夜になると足元が冷えて困る。「過ぎたるは及ばざるがごとし」というけれど、及ばない感じは全然しない。明日はもっと寒くなるというから憂鬱。毎年のことだが寒くなってくると足が痒くなってくる。寒冷性湿疹、つまり寒さアレルギーなのである。もうそういう季節になってきた。雪国に住んでいて寒さアレルギーってホント困る。そういえば最初に就職した会社のころだからもう随分と昔、秋田の八幡平の一番奥地の湯治場、玉川温泉に9月の下旬に泊まったことがある。10月からは寒いので閉まるということだったが、9月の終わりでも夜は寒過ぎて凍死するのではないかと思った。あまりの寒さに夜5回も6回も温泉に浸かった覚えが。布団の中でそれこそがたがたと震えていた。
10時前に起きたのだが何しろ昨夜寝たのが3時。結局今日も業務に行く。なんだか知らないが最近業務が妙に好調というかツイている。今日も絶好調。ひと昔前でいうところのバイオリズムがいいのだろうか。しかし最近バイオリズムってあまり言わなくなったがもはや死語なのだろうか。そういう発想自体がもう古いのだろうか。
やはり母の隣室の老婆は亡くなっていた。今日母のところで新聞を見たらお悔やみ欄に載っていた。一昨日亡くなったらしい。特養は180人待ちとかと聞いているがすぐには次の人を入れないようで、まだ空室になっているっぽい。よって、夜の母の部屋は実に静かだった。
ああ足元が寒い。寒いと集中力がなくなる。そういう意味では眠気に近いものがある。いずれにしても最近の僕は冷え性だと思う。下半身が冷えてしょうがない。夜になってなんか寒いなんか寒いと思いながら結局ほとんど何もしていない。ちょろちょろとギターを弾いた程度。夕方文章ひとつ書いておいてよかった。
先日図書館を再発見して楽しい、よかったと書いたばかりなのだけれど、基本的に最近の読書ペースは寝る前に寝床で読む程度、それも睡眠薬を飲んでから読むので、このペースでは二週間で読み終わらないのではと心配になってきた。読み切れなかった場合、貸出延長ってできるのだろうか。それとも、返却と同時に借り直すとかするしかないのかな。というわけで読み始めた村上龍「オールド・テロリスト」、表紙のイメージからいっても北野武監督「龍三と七人の子分たち」(トレイラーを見ただけで映画自体はまだ未見)みたいなものかなと想像していたのだが、初っ端から陰惨な描写、やっぱり村上龍は村上龍だった。