あっという間の一日

10月23日、金曜日。

どこかのイベント会場でバンドのライブをやっているのだが、僕を放っておいてベースのヨウタロウがギターを持ってキーボードのヤマザキと一緒に歌い始めた。壁際に座り込んでいた僕は慌ててそれに合わせてギターを弾こうとするが、ギターのフレットやらナットやらがボロボロと剥がれ落ちる……。

という夢を見て朝目が覚めた。どうやら昨日、いろんな友人連中に電話をして繋がらなかったことをまだ引き摺っているっぽい。友人たちに取り残される、孤立するという感覚。今朝も起きたのは10時前、最近いくらなんでも起きるのが遅過ぎる。朝食後の珈琲を飲みながらぼんやりツイッターのタイムラインを追ったり相場のチャートを見ている間に昼になってしまう。

昼ごろまで外は快晴だったのは覚えているのだがその後の天気の記憶がない。夕方母のところに行くまでは一歩も外に出ずに相場をやっていた。しかしながら日中あまりにも相場が動かなくて昨日同様バイトした程度のプラス。

昼過ぎに元部下のクラモトから電話がかかってきた。クラモトと話すのはかれこれ3年振りか4年振りである。久しぶりに話してみると以前の会社は辞めて今は介護の仕事をしているという。彼も50を過ぎて音楽の仕事は厳しいっぽい。それで、クラモトの話によるとセイと一緒に社長をしていたイケダさんが半年前に癌で亡くなったということだった。何年も連絡を取っていないと、いつの間にか世の中は様変わりしているようだ。当たり前なのかもしれないが。

週末なので母のところから戻った夜は相場は控え、DVDに焼いておいてそのままになっていた「るろうに剣心 京都大火編」を見た。話自体はアニメ版で一度見た話ではあるのだが、実写版となるとあまりにも話が漫画過ぎて参る。まあ元々漫画なのだからしょうがないのだが。

で、気がつくと日付が変わっていて唖然とする。今日はほとんど何もせずに一日が終わったような錯覚を覚える。夕方まで相場のチャートを睨んでいたことはいたのだけれど、そうするとあっという間に一日が終わってしまった印象。昨日が一日バタバタといろんなことがあったので余計にそういう気がする。

一応気にしているのだがなかなか煙草が減らない。やたらと吸いたくなる。以前のように、次の煙草まで1時間は間隔を空けようとか、午前中だけ禁煙しようとか、そういうことすら出来なくなっている。なので、しばしばもう吸いたいだけ吸うことにしようとか思うのだが、結局はそんな風にも出来ない。そこまで無謀にも自暴自棄にもなれない。自分が煙草の匂いがするのが嫌だったりする。正直、煙草を吸わなくても平気でいられたらどれだけ楽だろうかと思う。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク