11月5日、木曜日。
夜、血を吐いた。いや、吐いたというのは正確ではない。ティッシュに唾を吐いたら血が混じっていた。喀血かと思って物凄く驚いた。まず説明しておかなければならないのは、もう随分前から(たぶんかれこれ5・6年近くになるだろう)喫煙のせいでやたらと痰が絡むので、一日中ひっきりなしにティシュに痰を吐くのである。なので、一日のティッシュペーパー消費量が半端ない。いつものことで夜にティッシュにぺっとやったところ、ティッシュが赤い。血だ。まず頭に浮かんだのは、時代劇や明治大正辺りを舞台にしたドラマで、肺病病みの人が血を吐くシーンだ。正直青ざめた。一体なんだろうと思い、もしかして大変なことになったのではないかと思い、一体どうしたらいいのかさっぱり分からなかった。何度ティッシュに唾を吐いても血が混じっている。何がどうなっているのだろうとティッシュで口の中を拭いてみると、どうやら歯茎の裏側、上の方から出血しているようだ。原因はよく分からないがとにかく口の中が荒れているっぽい。もしかしたらアメの舐め過ぎだろうか。それとも煙草の吸い過ぎなのだろうか。ともあれ、いわゆる喀血や吐血ではなさそうだった。
ググってみると、喀血というのは肺からの出血で泡を伴うことが多く、吐血というのは胃や食道、十二指腸からの出血であるということで、どちらでもなさそうだった(喀血も吐血も窒息の可能性があるくらい大量の血を吐くっぽい)。それにしても血はなかなか止まらず、いまだに口の中が血なまぐさい感じがする。大事ではなさそうだが気持ち悪い。
そういえば今日は体調が悪かった。最近の中では比較的十分に睡眠が取れた方だと思ったのだが、午後になって気分が悪く熱っぽい感じになり調子が悪くなったので、風邪のひき始めかなと思ったのだった。それで今日は母のところに顔を出すのも午後短い時間で済ませた。
今日は午後にサッカー日本代表のメンバー発表があった。柴崎が外れたのはショック。その代わりと言ってはなんだが、金崎が選ばれた。最近のパフォーマンスからみれば当然だと思う。
いやしかし、なんか口の中がしょっぱい気がするぞ。血の味がするようだ。上の歯茎の裏側だけではなくて。胃が荒れてるのだろうか。ただでさえ憂鬱なのに、こういう体調の変事があるとさらに憂鬱になる。