モールにて

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11月9日、月曜日。

二度寝して起きたら10時過ぎ。相変わらずよく寝る。昨夜も寝たのが遅かった。それにしても眠い。朝食後の珈琲を飲んでいて、気がつくと台所のテーブルに突っ伏して寝ていた。なんだろうね、これは。

昼食は車で出かけてドトールで食べることにした。本を読もうと思っていたのだが、ついでに持って行った障害年金の書類を記入して終わる。せっかくここまで来たから例のショッピングモールに行ってみることにした。

パソコンでプリントアウトしたアバウトな地図を見ながら適当に車で走っていると、やがてイオンの看板が見えてきた。イオンモールはドトールからそれほど遠くなかった。

田舎に帰って以来、大きなショッピングモールに行ったことがなかったので、やけにデカく見えた。お洒落なテナントが立ち並ぶモールを歩いていると、心が騒いでテンションが上がる。北戸田のイオンやさいたま新都心のコクーン、さらに言えばLAのビバリーヒルズセンターを思い出す。何か買いたくなる。がそれも束の間、すぐによしんばお洒落な服を買ったとしても、どこにも着ていくところなどないことに思い至り、テンションがだだ下がる。ときおり店先の鏡に映る僕は、痩せこけて貧相な初老の男だった。少しばかりいい服を着て恰好をつけたところで、例えば東京の町中を歩いたとしても一体誰が僕なんぞを見るだろうか。テンションはひたすら落ちる。

一階の奥にペットショップがあった。しかしウィンドウの中に数匹の子犬がいるだけで、小動物はおろか熱帯魚の姿かたちもどこにもなかったのでがっかりした。猫すらいなかった。田舎で熱帯魚を飼うのは途方もなく困難なことのように思えてくる。

二階に上がってみる。期待していた四六時中とリンガーハットはどちらもフードコートの中にある小さな出店でがっかりした。確かにメニューは似たようなものなのかもしれないがこれでは食べた気がしないだろう。ムラサキスポーツという店があったので運動不足解消に縄跳びの縄でも買おうと思ったら、服と靴しか置いてなかった。

島村楽器があったのでギターのピックを買った。少々迷って、マーティンとヒストリーの2種類を2枚ずつ。見た目はほぼ似たようなものだ(冒頭の写真)。ヒストリーの方は滑り止めがついている。帰宅後、ちょっとギターを弾いてみたらマーティンの方が正解だった。大きさも形も同じようなものだが、弦を弾いたときのタッチの問題。マーティンのピックの方が先端が若干丸くなっているのでその違いだろうか。

というわけで、広大なモールを一階と二階をぐるっと見て回り、結局ピックを4枚買っただけ。だがなんとなく久しぶりに買い物をした気分にはなれた。大体において買い物などというもの、買い始めたら切りがない。ドトールの隣の書店でボールペンとポストイットも買ったし、今日は気分だけはお買い物日。

雇用統計後の週明けということで今日は指値こそ置いたものの相場は様子見。夜は「ゴッドファーザー」の続きを途中まで。

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