3月26日、土曜日。
もう既に春なのかまだなのかよく分かっていないんだけど、寒いのか寒くないのかよく分からない一日。つまり、寒くなったり寒くなくなったり。
午前中は寒いと思った。今日は三度寝ぐらいして10時近くに起きたのだが寝たのが遅かったせいか日中は闇雲に眠かった。来週の試合のおさらいをしておこうとコタツで前回のシリア戦の録画を見ていたのだが、やっぱり途中で停めてうとうとする。眠いしとにかくだるい。
家にいると延々と寝てしまいそうなので、昨日の診察があまりにあっけなく終わったこともあって午後母のところに面会に行った。すると、外は日が照ってぽかぽかと暖かい。ところが帰宅すると家の中はちょっとひんやりする。またコタツに入ってシリア戦の続きを見ていると今度は闇雲に寒く感じたりする。訳が分からない。季節の変わり目で身体の体温調節がバカになっているのだろうか。とにかく体調はよろしくない。
というわけで角田光代「ツリーハウス」読了。
角田光代『ツリーハウス』読了。家族の三代に渡る年代記。うーん、今回はピンと来ないというよりも正直つまらなかった。冗長でじれったかった。最後まで読んでも作者が何を語りたかったのかよく分からなかった。要するに登場人物に魅力がない。特に男たち。これはちょっと致命的。
— Sukeza (@anykindoflove) March 26, 2016
角田光代の書くものは無条件に面白いというわけではないのだなあ。男の目から見て魅力的な男を書けないのかな。それに、満州、戦争、老人と憂鬱になる条件が揃っていた。結果的に、そこから生まれる物語は想像の域を出ず、どこかステレオタイプになる。言ってしまえば有り体。
— Sukeza (@anykindoflove) March 26, 2016
簡単に言うと、最後まで読んでも面白くなかったし溜飲も下がらなかったということなのだが。同じ作家を四冊続けて読んだというのもどうだったのか。角田光代は「八日目の蝉」「紙の月」と面白かった、特に「紙の月」があまりにも面白かった。面白過ぎた。それでちょっと過度に期待し過ぎてしまったのかも。さすがに次は違う作家、男の作家を読もうと思う。