4月22日、金曜日。
ビジュアル系のバンドのメンバーになったような夢(?)を見て何やら危機感を覚えて目が覚めると9時前だった。それで朝からプリンスの訃報が飛び込んでくる。
今日は母のところに面会に行った以外は終日相場。で、完膚無きまでに叩きのめされた。午前中はいつも通りちまちまとやっていたのだけれど、昼食後の午後、ふとチャートを見るとドル円が突如跳ねたので本能的にショート(売り)してしまった。朝から売り目線だったので。それであっという間にストップを食らい、そこからすっかり我を忘れてしまう。ドル円が跳ねた理由が追加緩和の単なる噂であるということで、すぐに戻ると思い込んでしまっていた。
今日みたいな日に限って、しかも負けパターンにハマったときに限って、いつもと打って変わって大量のポジションを取ってしまう。そもそもストップを食らった時点でその日はやめるのがルールなわけだから、続行して(しかもムキになって)いる時点で既にルールを破っているわけだ。それで普段ならほんのちょっとのマイナスでも散々ビビっているにもかかわらず、含み損が膨れ上がるほど皮肉なことに鈍感になっていき、損切りが遅れてしまう。ルールを守れない日はとことん守れない、という負のサイクル。結果、久々にぐうの音も出ないほどの大敗を喫して、夕方の時点ではもはや既に勝負あったのだった。それでも夜中まで焼け石の水的にやったものの今度は腰が引けて思うようにいかず。まあ結果だけ後で見ればひたすらドル円が上がり続けたというだけの日なのに、日中のマイナスが大きすぎてまったく手も足も出なかった。これでここ最近少しずつ積み上げていた二週間分のプラスを全部吐き出す羽目に。まさに典型的なコツコツドカンになってしまった。
まあそんなわけでちょっとしたショック状態なのだった。しかも今日は週末だったんだよなあ。まさに血迷ったとしか言いようがない。やってしまったものは仕方がないので、土日で頭を冷やして気持ちを切り替えるしかない。こういう日は地に足がついていないというか上の空になっているというか、夜珈琲を淹れようとして湯を沸かして、何やら焦げ臭いと思ったら珈琲豆を煎るのに使っている小さい鍋の把手を焦がしてしまった。唖然。危うくボヤ騒ぎ。踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
しかし日中なんであんなに大量のポジションを取ってしまったんだろう? やっぱりどうしてもストップを食らった分を取り戻そうという頭があったんだろうな。結局のところ、頭に血が上ったということなんだろう。今日はホントに疲れた。もうへとへと。くわばらくわばらというのはこういうことだなあ。