Before the dawn

3月10日、金曜日。

さっきはたと気づいたのだが、今日は昼寝をしていない。まさに奇跡だ。そういえば今朝はなんと5時台に一度目が覚め、その後二度寝三度寝して結局9時前には起きたのだが、その最初に目が覚めたときが一番すっきりしてた。昨夜いつもより30分ほど早く寝たとはいえ、7時間睡眠できていないので昼寝は必至だと思っていたのだが。何かが覚醒しつつあるのか。なんつーか、僕の中の「アキラ」みたいなものが。

などという妄想はともかく、今日は金曜日だが夜にJリーグの鹿島対横浜の試合があるので、3時半過ぎに母のいる特養に行った。それで例の独り言と哄笑を繰り返す狂女の相談をおずおずとしてみた。すると驚いたことにどうやら母の隣の人ではなく、隣の隣の人らしい。とすると、余程の大声をあげているということになる。正直対応は無理だろうなと思いながらダメ元で相談してみたのだけれど、一応耳の遠い人の部屋に移すという対処を検討してもらえるということだった。ただし家族の了承が必要ということなので、あまり当てにはできない。今日は件の老婆は寝ていたのか、母と会っている間は静かだった。

そんなわけで鹿島対横浜、目下2連勝と絶好調の横浜が相手とあって大事な試合。しかしその絶好調を支えている齋藤学が今日は怪我でメンバー外。敵ながら残念。なんというか、齋藤学がいないのだから余計勝って当たり前というプレッシャーもある。今日も鹿島は金崎とペドロ・ジュニオールのツートップだが案の定ペドロ・ジュニオールが機能しない。ボールも収まらないし、先日から実は下手なんじゃないだろうかと思い始めている。金崎と土居は絶妙に呼吸が合っているので、この二人のツートップの方がいいと思うのだが。齋藤学がいないとはいえ、横浜には2戦連続ゴールの二人、ダビド・バブンスキーとウーゴ・ヴィエイラがいる。前半から両チームともに慎重な試合運びも、総じて鹿島ペースで試合は進む。今日の鹿島は守備がよかった。特に昌子が素晴らしい。そうこうしているうちに、後半途中からペドロ・ジュニオールと交代で入った鈴木優磨が伊東幸敏のクロスをものの見事にドンピシャヘッドでゴール、これが決勝点となった。鈴木優磨は先日ACLのムアントン戦でPKを外したばかりなので、これで汚名返上といったところ。

相場は夜に雇用統計。それまでかつかつでようやっとほぼプラマイゼロのところまで戻したものの、雇用統計後に損切りを3連発してその分マイナス。どれもそのまま保持していればプラスに転じていたポジションなのだが、早く損切りできたという点で今日は納得。そもそも雇用統計の数字が強かったにもかかわらず相場はドル売りに動いて、これは想定外だった。要するに雇用統計がどっちに転んでもドルを売りたかったということのようだ。なので、大怪我しなかっただけよしとする。

という具合に、物凄く鬱屈してしまった昨夜から一転して、今日はどこかしらポジティブな側面があった。ただ単に鹿島が勝ったから、というだけのことかもしれないが。日中は雪が降ったり止んだりしていたのだが、先ほどトイレの窓を開けて外を見たら少し雪が積もっていた。このまま降り続けると明日の朝は少々雪かきをせねばならないかもしれない。たぶん道路には積もらないと思うけれど。なんだか雪景色も悪くないと近ごろは思えるようになった。

おっと忘れるところだった、今日は夕方に森友学園の理事長の会見があり、小学校設置の認可申請を取り下げ理事長も辞任すると。とんだ茶番だ。とかげの尻尾が尻尾らしいことをしただけの話。これで万事解決としたい向きがあるのだろうが、どこをどう考えても安倍晋三が関わっていないわけがない。自分の妻が名誉校長になっていて、しかも国会でも森友の教育には共感すると発言しているのである。とかげの尻尾である理事長は政治家の関与はないと会見で言ったがまさにヘソが茶を沸かすというもの。既に安倍政権の支持率は30%台に落ちているし、今後どうなるかが問題。

と、たまにはポリティカルなことも書いてみる。

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