6月1日、木曜日。
と日付を書いたところで今日から6月だったんじゃん!と。
今日は相場でのボーンヘッドがすべて。午後から持っていたポジション、途中利食い出来るタイミングはあったが敢えてそのまま保持していたのだが結局売り上がって含み損を抱える形になり夜までそのまま。夕食後になり、どうしようかと悩む。一応夜の経済指標でのイベントリスクは避けようとは思う。で、何を勘違いしたのか9時15分のADP雇用統計を忘れてて9時半が指標の時間だと思い込み、鍋をしゃかしゃかと振って珈琲豆を煎っていた。すると決済する音が鳴り、何事かと見るとドル円が30ピップスぐらい跳ね上がっている。一体何が起こったのかと調べてみるとADP雇用統計が予想以上に強かったことでの反応、この指標を忘れていた完全なボーンヘッドだった。これでいきなりストップがついてゲームセット。唖然過ぎる。で、分足を見ると直前で逃げられるタイミングまであった。そのとき僕は呑気に珈琲豆を煎っていたのだった。それにしてもここまで跳ね上がるとは思いもよらず。メインは23時のISM製造業景況指数だと思っていた。結果的に23時の指標ではあまり動かず。不運と言ってしまえば不運だが、いくらなんでもうっかり過ぎた。臍を噛む、断腸の思いとはこのこと。
ということをなかなか降り切れずぐだぐだな精神状態のままで深夜キックオフのトゥーロン国際のU19日本対アンゴラの試合を見て、日本が下手過ぎていらつく。で、案の定というか最後のラストプレーで同点に追いつかれてしまう。こういう日は何が何でもFUCK OFF!と言いたくなる展開になってしまうのか。いらいらが収まらず。ちょっとショックがなかなか抜けず、どうやって気を取り直したらいいのか、明日どういう立ち回りをすればいいのか分からなくなってしまった。ただひたすら苛々して。
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それはともかく、安部公房「箱男」を昨夜再読了。
安部公房『箱男』再読了。改めて、なんと才気溢れる素晴らしい文章。村上春樹とは比較にならないほど洗練された暗喩。安部こそがノーベル文学賞にふさわしかったと強く思う。それにしても、なんというイマジネーション。感嘆の言葉しか出てこない。
— Sukeza (@anykindoflove) May 31, 2017
正直言って最後の結末も何がどうなったのかさっぱり分からないんだけれども、とにかくその文章の素晴らしさに参った。