6月9日、金曜日。
7時台前半に目が覚めたんだけど早すぎると思って二度寝、8時44分起床。今朝も若干まだ疲れは残っている。今日の夢はプレゼンされた新人の中から自分がやってみたい子を選んでプロデュースするって夢だが、目が覚めてからこれってまったくレコード会社時代の夢じゃん、と思う。僕が気になったのは→
— Sukeza (@anykindoflove) June 9, 2017
→むしろ昔デビューしてあまり売れなかった、今はスタッフとして参加している女の子の方だった。なんで売れなかったか本人にどういう人が曲を書いていたか訊いてみる。で、いつの間にかすっかりその子をプロデュースする気になってる。何故か夢の中では高円寺が最近お洒落な街として注目されており、→
— Sukeza (@anykindoflove) June 9, 2017
→高円寺を歩きながらその子とアイディアを考える。てな夢だったのだが、これ本当にレコード会社時代の経験が色濃く反映された夢だった。
— Sukeza (@anykindoflove) June 9, 2017
この夢を見た背景に、レコード会社時代に自分の担当じゃなかったけど、見かけはアイドルっぽいがセンスのいい曲を書くシンガーソングライターの女の子がいてどうやっても売れなかったのだが、その子の名前がどうしても思い出せない、ということがあった。夜になってまた思い出し、まったく名前が出て来ないのでダメ元で「1994 ソニー アーティスト」でググってみた。すると、91年のオーディション出身者としてその子の名前があった。くま井ゆう子だった。いやー、ネットってホント凄い。当時会議でくま井は曲はいいのになんで売れないのか、っていうことがよく議題に上がっていた。宣伝担当曰く、どうもB級アイドルとして捉えられているという話だった。
うわー、前述のシンガーソングライターの女の子、ダメ元で「1994 ソニー アーティスト」でググったら、1991年のオーディション出身者としてあった。くま井ゆう子だ。ネットって凄い。YouTubeに音源まであった。https://t.co/euDF1YF2AL
— Sukeza (@anykindoflove) June 9, 2017
正直言ってもう思い出せないものだと思っていた。なんていうか、ネットって電脳っていうくらいだから脳細胞に似ている。すっかり忘れているようで、微かな残像だけが残っているものは探せばどこかにその欠片はあるのだ。映画「ブレードランナー」でハリソン・フォードが写真をクローズアップしていって微かに鏡に映った女性の姿を見つけるのを思い出す。そんな風に僕らの記憶はネットのどこかにひっそりと潜んでいる。だから例えば、僕だっていつかは誰かに見つかるのだ。たぶん。