冷え性、台風、Gerald Clayton

月曜日。台風は無事午後に通過したが、夜になってまた雨。

昨夜は2時半近くに寝たと思うが、今朝は9時過ぎに起床。なにしろ日中散々寝ているものだから睡眠が足りないということはないはず。だがとにかく寒い。昨日とまったく同じ展開。寒くてどうしようもなく、ソファで毛布を被っては寝てしまう。午前も午後も。暖房ももちろん入れてみた。しかし寒さは如何ともしがたい。特に下半身が寒くて耐え難い。これはやっぱり冷え性なのではないかなと思う。もう本当に寒いと思ってるときは毛布の上にタオルケットまでかけてもまだ寒いと思ってしまうのだからどうしようもない。救いがたい。なんというか、去年実家に戻って来てからというもの、外が零下になる真冬でもこんなに日中ずっと寒がり続けた記憶がない。暖房を入れればそれなりに生活出来ていた。しかしこれでは生活というものが成り立たないという危機感すら覚える。暖を取りに業務に行くというのも頭に浮かんだのだが、なにしろ外は台風、致し方ない。

たぶんもう少し動けばなんとかなるのだと思う。実際問題として、台風が収まった夕方近くに近所の設備業者のおっさん(世間一般の視点で言えば老人)が来て2階のトイレの修理をしていったのだが、それまでソファでミノムシみたいになっていたのに起きているとなんとかなる。だが机にじっと向かって何かしようとしても足が寒くてどうにもならないのである。ともあれ、壊れっ放しであった2階のトイレは1年と10ヶ月ぶりぐらいに使えるようになった。ついでに1階のトイレの蛇口のパッキンも交換してもらう。ちなみにこの家には1・2階合わせてトイレが3つある。修理代5000円也を現金で払ったが、普段は区長でもあるこのおっさん、領収書をくれなかった。なんとなくその場で言い出せなかったのだが、後々まで気になる。向こうも商売なのだからこういうことは信用問題、きちんとしておいた方がいいと思うのだが。

レトルトのカレーの夕飯を済ませてから母のところに行く。今日の母は「着るものがない」とこぼす。これは最初に統合失調症を発症したときに言い始めた被害妄想の兆候。実際今日は話が少々飛ぶ傾向にはあった。しかし目はしっかりしており、正気の目をしている。見た目には落ち着いており、若干はざまで揺れ動いているのか。いずれにせよそう急に悪化するようには見えない。

寒い寒いと言って毛布にくるまりながらも一応午前中から相場はそれなりにやった。まだ方法論を試行錯誤中。今日はなるべく含み損を抱えて塩漬けにならないように気を遣ったらやたらと同値決済、ひとつストップに引っかかった分、今のところは若干のマイナス。後は今持っているポジション次第だが今日のところは様子見。

DMMにレンタル注文していたジェラルド・クレイトンのアルバムが届いた。「Two-Shade」(2009)と「Bond:The Paris Sessions」(2011)の2枚。どちらもよいが特に「Two-Shade」の方は素晴らしい出来。ベースが若干控えめなバランスだがJustin Brownのドラムが物凄くビビッドでスリリング。「Bond」の方は端正だが比較的大人しい。まだ弱冠30歳のピアニスト、Gerald Claytonはオランダ生まれの南カリフォルニア育ち。とにかく若い。で、同じ若手である(もっと年上だが)ロバート・グラスパーに比べるとオーソドックスなプレースタイル。だがその辺がビル・エヴァンスの流れを汲む端正さとなってむしろ個人的には好ましい。センチメンタリズムに埋没しない程度に抑制も効いている。気がつくと実家に戻ってきて以来何故かピアノトリオばかり聴いているが、このジェラルド・クレイトンのトリオはまたひとつお気に入りになった。どちらも愛聴盤になりそう。特に「Two-Shade」。


Two-Shade (Dig)


Bond : The Paris Sessions

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