初雪、四十九日、納骨

12月7日、土曜日。

7時43分起床。昨夜早めに寝た甲斐があった。

外は雪景色で初雪。朝はまだ雪がちらついていた。とはいうものの、それほど積もってはいなかった。道路にはほぼ雪はなし。

10時から寺で四十九日の法要。納骨のために外に出ると、いつの間にか空は晴れ上がっていた。そんなわけで、無事に納骨を済ませることが出来た。その後家に移動して読経。昼に会食。住職は参加しなかったので一人分余り、持ち帰りに包んでもらって寺に届けた。

弟夫婦が仙台に帰ってから葬儀会社の人間が来て、花と祭壇を片付けてもらった。これでようやく一段落。

母の遺影を父の遺影の隣に飾り、本当に終わったんだなと。

今日は雪が降ったぐらいだからとにかく寒かった。夜、ちょっと悩んでからドラム音源をひとつ買ってしまった。セールが明日までなので。結局今回のブラックフライデーでは、結果的に大量にプラグインを買い込んでしまった。曲も書けていないのに。

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Love Letter

12月6日、金曜日。

9時43分起床。

今日も雨。日が落ちてからスマホの表示では雪になっているが、今のところ雨だけ。明け方に雪になるのだろうか。

昼まで業務。当初は様子見の予定だったが、朝食時にスマホでチャートを見たら大きな押し目になっていたので。

今日驚いたのは中山美穂の訃報。まだ54歳。いろいろ記憶をさかのぼってみたが、どうやら自分は仕事をしたことがなく、山崎が昔ツアーのバンマスとしてキーボードを弾いていた。あとカップリングの曲を書いたり。そんなわけで山崎に知らせたらびっくりしていた。

自分の中で中山美穂は岩井俊二監督「Love Letter」の印象だけが飛び抜けている。そこだけが鮮明に残っている。

ところで昨夜判明したW貫の訃報だが、同級生で同じサークルだったジョンに訊いてみたら誰も知らなかったのでこれまたびっくりしてフェイスブックに投稿。

明日は母の四十九日。

人はいずれ必ず死ぬ。そういうことだ。

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Même sous la pluie

12月5日、木曜日。

9時7分起床。

終日雨。天気予報によると母の四十九日と納骨がある明後日は雪。

ほぼほぼ終日業務。明日の夜に米雇用統計があるので明日の分までと。合間にプラグインのマニュアルを読んだり、少しソファで横になったり。夜は譜面ソフトのDoricoの使い方を悪戦苦闘しながらちょっとずつ覚える。チュートリアルビデオを見て、今までまったく分からなかったところが多少分かるようにはなったものの、実際に使ってみるとビデオと同じことが出来なかったり。ググってもまだ分からないところはある。しかしながら、ようやく音は出るようになった。MIDIキーボードを弾いて楽譜入力をリアルタイムで出来るのは便利だが、レイテンシーがやたらとある。というか、それ以前にMIDIキーボードをPCがなかなか認識してくれなくて四苦八苦。よくあることなのだがいまだに何が原因なのか分からない。結局原始的だがUSBケーブルを何度も抜き差しするしか今のところ解決法がない。

これを書いている今、雨の音がしなくなった。スマホによると明日は雨から雪になるというが……。

深夜、キーボードの山崎と例によって長電話していたら、元サックスのW貫が四月に亡くなっていたと聞いてびっくり。みんな知ってるんだろうか。

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夢の続き

12月4日、水曜日。

8時57分起床。古い旅館に泊まっている夢を見た。ちょっとした淫夢の気配があったので続きを見たかったのだが、今週末に母の四十九日を控えているので少し早く起きる癖をつけようと、目が覚めた時点で起きた。

結局朝食後眠くてたまらず、書斎のソファで少し横になった。

午後もソファで横になって瞑想らしきものをしようとしたりしたが、一応終日業務。夜は昨日買ったプラグインバンドルのマニュアルを読む。

久々にfragmentsを更新。

それにしても昨夜の韓国の戒厳令騒ぎには驚いた。まるで世紀末。

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ストレス

12月3日、火曜日。

10時ジャスト起床。というか、宅配便に起こされた。宅配便の若者が「今日もいい天気ですね!」と、意味不明なハイテンションで言っていたのだが、台所で朝食を摂っていると外は曇天だった。午後から雨。

午後精神科。日中で業務を終えたと思い、夕方から最近恒例の気分の落ち込み。夕食後闇雲な眠気が襲ってきて昼寝少々。

昨日の続きで夜プラグインを試しながら既出の曲を2曲リミックス・リマスタリングしていたのだが、ふと気づくと指値が成立していた。気づいたときには既に利益が出ていたので放置しておけばよかったのだが、その後押し目が来てマイナスになってから慌ててポジションを増やしたところまではいいとして、ここから例によってチビってしまった。要するにチャートを凝視しているとストレスが半端なく、含み損を抱えているとプラスになったら逃げたいという感情に支配されてしまう。本来なら感情を殺してやらなければならないのに、感情をコントロール出来ない。で、ストレスに屈してしまい後で後悔するというパターン。利益が出てからそれを伸ばすという方向に感情が向かわないのは何故なのかよく分からないが、いわゆるところのプロスペクト理論という奴なんだろう。人間の感情はそういう風に向かいやすいと。

そのストレスの効果なのか、人生最低体重を更新。57.4kgまで落ちてしまった。

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再開

12月2日、月曜日。

10時14分起床。

いろいろ考えたのだが、ここを会員制にするのはあまり意味がないという結論に。よしんば会員制にしたとしても、一人ひとりチェックできるかというとそうでもなく、そもそも問題はたった一人なのだから、そこを取りこぼしたら意味がないし、そのために自分の習慣を変えるというのは土台馬鹿げている。そんなわけで日記を再開することにした。やはり日付を書かないのは少し気持ち悪い。

とはいうものの、さして書くことがあるわけでもない。日中業務、以上みたいな。

午前中に業者が来て電話回線を引き上げていった。先月一杯で固定電話を解約したので。いざ解約してみると若干不安になるから不思議なものだ。これで自分が生まれたときから存在していた電話番号が消えた。そういう意味でのセンチメンタリズムと、もし携帯が使えなくなったら……みたいな気持ちと。

それはともかく、今日の業務は利食いをちびって失敗したかなと思っていたのだが、このところ連勝が続いていて大分前に食らった特大の損切り分はもう取り戻しているし、何より最近トレードスタイルも変わったので勝てれば結果よしとする。一時期両建てでなんとかドローダウンに耐えていたことを考えると、まずまず奇跡的に復活したことだし。苦手だったスイングトレードもちょっとずつ出来るようにはなってきた。とはいうものの、日をまたぐと普通はスワップで大体マイナスを食らうのだが、今使っているExnessはスワップフリー、つまりスワップがつかないから出来るとも言える。ともあれ、少額でトレードを始めるのであれば今のところExnessのプロ口座がベストだと思う。以前気になっていたリクオート(約定拒否)も、よほど激しく動いているとき以外はさほど気にならなくなった。それにTariTaliのキャッシュバックも当日に反映される。

夜は既にミックス済みの曲でプラグインをデモで試す。これをやるとほぼ必ず欲しくなってしまうのだが、例のAmazonギフトカードの使いみちとしてはプラグインとクローン用のSSDを買うのが今のところ一番現実的な気がしている。

曲書きに関してはずっとスランプが続いている。Aメロのアイディアとかを書き留めてはいるのだが、日を置いて改めて考えるとあまりいいアイディアではないように思えてしまう。そんなわけでバンドのLINEに上げている曲をまずは仕上げてしまいたいのだが、山崎も陽太郎もなかなか弾いてくれる気配がなく。

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Black Friday

端的に言って、毎日書いていたものを書かないのはやはりどこか気持ちが悪い。もしかすると真っ当に生きてきた人ならもう何もしなくていい年齢なのかもしれないが、何もしないことが結構しんどい。例えば、業務でポジションを持ってもそれをひたすら保持しているだけとなると、何もしなくていいわけである。それがなんだかいたたまれなくなる。以前ならずっとチャートやレートを見ていたが、それもしんどくなった。それはそれでただただ磨り減るというか、かえって判断を誤ることの方が多くなる。

連日恐ろしい勢いでプラグインメーカーからセールのメールが届く。今年のブラックフライデーは、今日までのところ気がつくとプラグインを4つ買った。当初は今年はセールになっても買うものがないなと思っていたのだが。しかし必ずしも無駄遣いとは言えず、それぞれ買って後悔はしていない。散々試して、ま、欲しいものを買ったのだから当たり前なのかもしれないが。しかし、このプラグイン沼というのは永遠に続くのだろうか? 何故果てしなく欲しくなるのか。ほぼほぼ依存症に近い。実際のところ、ある種の買い物依存症みたいなものなのだろう。一応このニュアンスが欲しいとか、クリエイティブな欲ではあるのだが。

話を元に戻すと、うちの両親は二人とも他界してしまったが、父も母も50代で早期退職して年金暮らしをしていた。いわゆるところの悠々自適ということなのだろうが、もし自分だったら途方に暮れてしまうと思う。何故俺はいまだにギャンブラーとして生きているのかというと、リスクテイカーというか、薄氷の上を生きていたいのだと思う。

ほぼほぼ寝床でしか本を読まないので、積読本が物凄い勢いで溜まっている。間違いなく生きている間に読みたい本を全部は読めないだろう。にもかかわらず、最近は昔読んだ本を再読していることが多い。今もそうだ。とはいうものの、中高生時代に読んだ本など、ディテイルは覚えていないので初読に近いっちゃ近い。ただぼんやりとあれは面白かったなという記憶があるだけだ。

こうして日々は過ぎていく。刻一刻と年を取り、人生の終わりに近づいているんだろうなとは思うのだが、じゃあどうすれば十全なのかということが分からない。

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お知らせ

非常に悪質なストーカー被害を受け続けています。唐突ですが、この日記も更新をやめるか、会員制にしようと思っています。ただ、今日調べたら会員制にするには非常に面倒な手間がかかることが分かりました。よって、どうするかはもう少し時間がかかります。ただ、今までのように更新はしません。書きたいけれども現在の状態ではここに書けないこともたくさんあるし、実際のところ備忘録的に始めた割には最近自分で読み返すこともほぼなくなりました。つい最近レンタルサーバーが自動更新されたばかりなので、正直なところこの場所をまったく使わないというのは非常に心外です。ですが、たった一人の(尋常ではない)悪意のために更新できない状態になっています。気が向いたらなんらかの告知をするか、突然会員制にするつもりです。

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11月23日、土曜日。

8時47分起床。寒くて何度も目が覚める。もっと分厚い毛布にしないとダメなようだ。

午後、仙台から弟が来た。そもそもなんで来たのかよく分からなかったが、どうやら四十九日の打ち合わせ的なつもりだったのだろうか。最近弟とどこか上手く行かないのは、弟が自分の意見を押し付けてくる(結果的に)から。弟が自分の方が俺よりも常識があると思っているのは間違いなく、それ故に自分の方が常に正しいと思っている節がある。そこには大した根拠はなく、俺の気持ちが存在しない。例えば、登記に必要な書類を司法書士に訊いて箇条書きにしてくれと俺が言っても、急ぐ必要がないの一点張り。急ぐ必要がないというのと急いではいけないはイコールではない。ここまで拘るのは俺に対してマウントを取りに来ているとしか思えない。そういう意志があるかとは別に結果的に。

弟は恐らくよかれと思って物事を言っているのだろうが、弟に欠けているのは相手の気持ちを汲むことだ。

もしかすると俺は何かと過剰反応をしているのかもしれない。それはまた、精神科に相談しよう。

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再会、東京

11月21日、木曜日ー11月22日、金曜日。

まずは昨日(21日)、午前中に隣町のパソコン修理屋にデスクトップパソコンを清掃のために預けて、午後新幹線で東京へ。何しろ新幹線というか電車に乗ること自体が7年ぶりなので何かと違和感が。新幹線は以前と比べると30分ぐらい時間が短縮されているのだが、久しぶりに乗ると狭いところに押し込められてひたすら高速移動している、という印象しかなく、いわゆるところの旅感がない。

17時ごろに東京着。はいいのだが、事前にネットで調べたところによると東京駅構内に喫煙所があるはずなのにいくら探しても見つからず。東京駅は広過ぎるし複雑過ぎる。結局諦めて中央線で新宿へ移動、東口の喫煙所で4時間ぶりに煙草を一服。待ち合わせは20時なので歌舞伎町寄りのカフェ(レシートを見たらドトールになってた)で時間を潰し、歌舞伎町のラーメン屋で夕飯を食べる。で、700円のラーメンを食べて5000円札を渡したら、東南アジア人の女性店員が確認してくださいと目の前で札を数えて9300円のおつりが来た。はて、間違えて1万円札を渡したのかなと、店を出てから財布の中を確認すると、やっぱり5000円札だった。こういう場合はまっ、いいかと。その後また駅前の地下の店で時間を潰す。

20時に東口の改札前に行くと陽太郎と山崎が待っていた。陽太郎には7年前に会っているが、山崎を含めた3人で会うのはなんと15年ぶり。オンラインでバンドを再開してかれこれ3年になるしアルバムも3枚出しているが、活動を再開してから実際に皆と会うのは初めて。

これまた事前にネットで調べたところ、席で煙草が吸える焼き鳥屋があるというので、3人で東口の界隈をあれこれ探したがそれらしきものは見つからず、そうしていると何やら客引きらしい若者に声をかけられ、何を探しているんですか?というので煙草を吸える店を探しているというと、ビルの7階の居酒屋に連れて来られた。実際問題として、新宿で客引きについていくのはなあと彼にも言ったのだが、いや、僕は客引きじゃないですと言うのである。

そんなわけで若干の不安を抱えたまま居酒屋でバンドミーティング開始。……というか、案の定バンドの打ち合わせなどほとんどやらず、よもやま話を延々と。

なんだかんだ盛り上がってきたところで俺が11年前に逮捕拘留されたときの話になり、そのときのことを事細かに説明していると23時を回ってしまったので、ホテルにチェックインしなければならないのでお開き。それにしても楽しかった。会計は9600円ぐらいで、幸いなことにぼったくりではなかった。

それはともかく、時間を巻き戻して店に入るときに、山崎の背が高くなった気がしたので、あれ?山崎背が伸びた?と訊いたら、「スケザ背が縮んだよね?」ということになり、実際に席に座っても陽太郎も背が伸びた風に見え、昔は俺が3人の中で明らかに背が高かったのに背が縮んだという謎現象の話題で話が始まったのだった。しかし、実際に本当に背が縮んだっぽい。恐ろしいことに。

駅で別れて予約していた大塚のラブホ(一番安かった)に向かうが、大塚の駅を降りて電話して場所を訊いても鳥目なので何がどこにあるか分からず。かなり何回も説明されてふと顔を上げるとなんのことはない、目の前にあった。ようやくチェックイン。

ホテルは大人専用だからラブホだと思うのだが小奇麗でそこまでラブホ感はなかった。ベッドはクイーンサイズ。なんだかんだ一日で半年分ぐらい歩いたし、快適に眠れそうだと思ったのだが、換気扇の音がうるさくて気になりなかなか寝付けず、結局ろくに寝た気がしなかった。

ここから本日(22日)。そんな感じでよく眠れなかったのでとにかく朝起きてエスプレッソマシンで珈琲を淹れて煙草を一服してから、食事券を持って隣のビルのデニーズで朝食。ちょっと驚いたのはデニーズの女子店員(日本人だと思う)が英語がぺらぺらだったこと。

その後チェックアウトして新宿に移動してまたしても東口の喫煙所で一服。新幹線の時間(14時)まで時間があるので昨日と同じカフェで時間を潰す。それから東京駅に移動、今度こそネットにあった喫煙所を見つけようと駅を出て有楽町方面に向かう。途中にあった公園でコンビニで買ったカツサンドの昼食。公園を出て、ネットによると線路沿いにあるっぽいのでそちらに向かったもののどこにあるか皆目見当がつかず、目の前のビルの守衛の人に訊いて教えてもらった。そこから通りを渡って2・3分歩いたところに喫煙所はあった。ここまでたどり着くのに物凄く苦労したのだが、結局のところは煙草を一本吸っただけ。そこからそろそろ新幹線の時間が近づいたので迷宮そのものの東京駅をやはり半年分ぐらい歩く。

帰りの新幹線で失敗したなと思ったのは、足元にリュックを置いたので座っているうちに左足が痛くなってきてもなかなか姿勢を変えられなかったこと。そんなわけだから3時間結構苦痛だった。

17時過ぎに隣町の駅に到着、雨が降っていた。そのまま駅から車で清掃してもらったパソコンを引き取りに行く。で、ようやく帰宅、という具合。

山形に帰ってみるとやはり圧倒的に人口密度が違う。っていうか東京人多過ぎ。前回行ったときはそこまで感じなかったが、今回はとにかくどこに行ってもやたらと人が多いという印象が強かった。不思議なことに今回はそこまで外国人が多いという気はせず、むしろ日本人多いじゃん、と思った。

結局のところ10年以上も田舎に住んでいるとすっかり田舎の人になってしまい、東京の駅とか電車とかがしんどかった。で、思うに東京は人生の最後を過ごしたい街ではないなと。

まあとにかく、久しぶりに陽太郎と山崎と会って、本当に楽しかった。友達というのはありがたいものだなと。

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