両生類

7月30日、木曜日。

今日も蒸し暑い。湿気で身体がべとべとしてまるで両生類にでもなった気分だ。午後になって台所の室温は34度、あまりの暑さに頭が朦朧としてくるし、終いには頭痛がしてきた。さすがに冷房のある茶の間に避難はしたけれど、かといってどうも冷房というものも苦手になりつつある。どうにもならない。いずれにせよ、今年は去年一昨年に比べて格段に(不快指数的に)暑い気がする。扇風機一台では過ごせそうにない。扇風機を置いてある書斎にも日中はいられなかった。

今日も夜まで相場。最近余裕がない。ただでさえ暑いということで頭が一杯になってしまう。相場のポジションを持っている間は何もできない。夜、宇佐美と岩淵が出る食わず嫌い王を見るためにその前にポジションを手仕舞い。本日もなんとかかんとかプラスにしたという感じ。

それにしても今年のこの暑さをどう乗り切ったらいいのだろう。とにかく日中は暑さで頭がぼうっとしてしまってどうにもならないし、かといって冷房の効いた茶の間に閉じ籠っても煮詰まる。煙草だけが増える。毎年この時期になるとうじうじと考えるのだが、やはり書斎に冷房を導入すべきなのか。うーむ。いつも決心がつかないのだが、天気予報を見ていると8月に入ってからは今よりもさらに暑くなるというのだから、どうにも。

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SpeedyFox、フルーツ

7月29日、水曜日。

朝目が覚めて、どうせまた早い時間で二度寝しなきゃならんだろうと時間を見ると9時前で驚いた。実に久しぶりにノンストップで眠れたことになる。今日も暑かった。湿気で蒸し暑く、身体がべとつくのが参る。夜のニュースを見るとそれほど気温が馬鹿みたいに上がったわけではなさそうだが、家の中が暑かった。台所の室温は33度あった。朝から台所に篭って相場。なんとか恰好をつける。さすがに午後は茶の間の冷房をオン、相場のポジションを手仕舞いしてから録画しておいた月9のドラマ、「恋仲」の2話を見る。なんていうか、典型的な王道のラブストーリーなんだけどそれだけに見ていていらつく。

最近めっきり散歩をしなくなったので(なにしろ暑いから)今日は母のところに歩いて行った。夕方になると外は気温も下がり、比較的涼しかった。どうやら暑いのは家の中だけのようだ。相変わらず母は話が覚束なく、話しかけても暖簾に腕押しという感じで正直しんどい。もうちょっと会話がまともに成立すれば大分気が楽なのだけれど。

母のところから帰宅後の夜は、ネットでJリーグの鳥栖対鹿島の試合を見ていたのだが何しろ違法中継な上にストリーミングが固まってばかりで諦める。終了間際に贔屓の柴崎が2ゴールを挙げたというのに見れずじまい。これに端を発して、夜になってノートPCの方のFirefoxの調子が悪くなり、しばしば応答がなくなりそのうち完全に固まってフリーズしてしまった。何度かPCを再起動しても改善せず。そこで、SpeedyFoxというフリーソフトで最適化をかけたところ、ようやっと改善した。このSpeedyFox、Firefoxの起動も動作も速くなる。注意したいのは最適化をかける前にブラウザを閉じること、それと最適化後にウィルス対策ソフトが一旦無効になるので手動で有効にしなければならない。そこにさえ注意すれば、ブラウザにFirefoxを使っている人にはお勧め。動作が軽快になる。

夜は(珍しいことに)なんとなくフジテレビの歌番組を延々と見てしまった。テレビをつけたら、友人の武部がピアノを弾いていた。それはともかく、一時期日本のJ-POPも随分と平均的なレベルは上がったと思っていたのだが(もう10年以上前の話だ)、こうして改めて見ていると逆に退化したという印象。稚拙な曲が実に多い。ピッチを外す歌手が多くモニターが悪いのかなと思ったが、それにしてもなんでこんな奴をデビューさせるのかというものばかりでちと呆れる。なんかこういう歌番組をだらだらと見るのはたまにはいいのかもしれないが、人生の無駄遣いをしている感じがしないでもない。

昼間スーパーに買い物に行って(外は物凄く暑かった)、何故かフルーツがやたらと食べたくなり、小さめのパックを買ってきた。以前都心で一人暮らししていたころはよく買って食べていたのだが、田舎の実家に戻ってからはフルーツを買ったのは初めてだ。この2年半あまり、果物といえば親戚にもらったさくらんぼぐらいしか食べていなかった。久々に西瓜(種が多くて閉口した)やらパインやらメロンやらグレープフルーツやらを食べてみると、身体が欲しているのかやたらと美味しく感じた。近ごろ食事をしてもあまり美味しいと思えなくなっているので(たぶん歯の具合が思わしくないせい)、たまには果物を買って食べるのもいいなと。美味しいと思えるものを食べるという当たり前のことなのだが。

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湿気と墓穴

7月28日、火曜日。

このところ朝二度寝して8時半前後に起きるのが定番化しつつある。以前の習いでいくと若干睡眠が足りないのだが、なんとか昼寝せずにもった。だが今日は身体が妙に疲れていて特に足にきている。なにしろ椅子に座っていても足が疲れるのだから始末が悪い。特に夕方以降が酷かった。

今日は昨日よりも最高気温こそ多少低かったらしいが、日中は湿気が多くて蒸し暑く、じっとしていても肌がぺたぺたするようで気持ち悪かった。6時半過ぎに母のところに行った以外は終日家に篭って相場。基本的には昨夜から持ち越したユーロドルのポジションをそのまま引っ張るという方針だったのだが、それとは別に朝からドル円でこつこつ頑張ろうと思ったのが墓穴を掘ることに。上海株に振り回された格好。午前中の様相から昼休みを挟んで一変、日経平均が突如として(そんな感じだった)好転したのについていけず、ボコボコにストップを切らされた。昨日大敗した後で今日もストップを切らされまくったのですっかり意気消沈、自信喪失、それでなくても前述のように全身に乳酸が溜まったような疲労感、母のところに行くころにはふらふらになっていた。

とにかく気分が塞ぐし膝にはやたら来てるしで、母と話をする元気もない。放っておくとどんどん気が滅入って落ち込んでしまいそうになる。それで母と一緒にいる間に安定剤を一錠飲んでみたのだがまったく効いてくる気配はなかった。

帰宅後の夜、予定通り昨夜から持ち越したポジションを利食いして、塞ぎきっていた気分は少しずつなんとかなったのだが、如何せん足の疲労感、しんどさは相変わらず。椅子の上であぐらをかくと少し楽なので大体は膝なのだろうけど、今こうして椅子に座っているとどうやら太ももの裏辺りがしんどい。椅子に座っていて疲れるなんてちょっと救いがたい。こういうのってただの運動不足とか体力が落ちたとかというだけではなさそう。湯船に浸かっている間は大丈夫なので血行とかだろうか。椅子に座ってられない人なんてあまり聞いたことがないが……。

それにしてもストレスで煙草が増えまくっている。禁煙前よりも平均では増えそうな勢い。

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週明けのジンクス

7月27日、月曜日。

暑かった。午後30分ばかり庭の草取りをして汗だく。家の中に引っ込んでも滝のような汗。さすがにその後は唯一冷房のある茶の間に避難。台所の気温が34度あった。

本日は相場で大敗。どうもここ最近、週明けの月曜に大敗するのがパターン化しつつある。ならば警戒すればよさそうなものだが。ちと今日は相場だけで一杯一杯。最後の方は自分でも何をやっているのか分からなくなってしまった。またイチから出直しというところ。ただただ煙草だけが増えた。

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煮詰まる人

7月26日、日曜日。

久しぶり(といっても4日ぶりだが)に二階の自室で寝るとやっぱり安心するというか落ち着く気はする。厳密に言えば二階の自室は寝室というわけではないのだが(しかしながら寝るためにしか使っていないことも確かだ)、寝室で寝たという感じがする。慣れの問題である。目が覚めたときに目に入る風景とか。

手帳に書いた本日の予定は草取りしかない。よって午前中は玄関前の草取りをする。近ごろ時間の経過の認識がはなはだ怪しくて、例えば爪が伸びるのがやけに速い気がしたりする。それは単にそれだけの時間が過ぎたということなのだが、そこのところを正確に認識していない。玄関前と庭先の雑草の伸び具合も同様。気がつくと玄関先は草取りをしないとさすがに見苦しいぐらいになっていた。30分ほどの草取りだが汗だくになる。外は日差しが強烈に暑かった。

去年や一昨年の今ごろはどうしていたのかと思ってそのころのこの日記を読み返してみた。一番気になったのは、去年も一昨年もこんなに暑かったのだろうかということなのだが、それよりも自分の日記を読んでいて、あまりにも精神状態もやっていることもひどいのでちょっと唖然とする。例えば一昨年の夏の日記を読むと、せっかく母が精神病院から退院してきたというのになんで俺は毎日こんなことをやっているのだといまさらながら驚く。それに日記を読み返すと気になるのはやたらと長いということだ。薬漬けになって時間の感覚や記憶が怪しくなって以来、この日記は備忘録的な意味あいが非常に強く、そういう意味ではこれはいわゆるブログというものではなくてむしろ自分的には記録というべきものなのだが、それにしてもここまで時系列を追って微に入り細に入り書かなくてもいいのでは、と思った。そろそろこの日記の書き方というか、あり方そのものを考え直す時期かもしれないなと。確かにこうしてこまめに書いていればみっちりと読み返すわけではないにしろ、後で検索してあれはいつだったのかと思い出すのには便利なのだが。

大体において記録というにはあまりに精神状態や気分に左右されている。というか、自分の日記が客観性よりも主観に偏り過ぎていると思ったのだけれど、実のところは日々の自分の言動やら行動そのものがあまりにもそのときどきの精神状態や気分に左右されていることがまざまざと分かった。そういう意味では後で読み返すといかに自分が愚かな生き方をしているか分かるというものだけれど、実際問題として後から気づくようではもう遅いのである。

そんな風に反省モードに入り、午後になってメモ帳を手にドトールに行って久しぶりに小説でも書こうと思った。しかし、一向に書けない。プロットどころか何のアイディアも湧いて来ない。それ以前にやたらと延々とクラッシュアイスをかき混ぜ続ける女性客にいらいらし、左前方でタブレット端末に向かいながら貧乏ゆすりを続ける男性客が目障りでしょうがない。ただいらいらしているだけではしょうがないので、メモ帳を開いて試しに延々とクラッシュアイスをかき回す女性について書き始める。しかしながら、もうここ10年以上書きものの類はPCのキーボードでばかり行ってきたので、唖然とするほど漢字が書けなくなっている。いちいち辞書代わりにiPhoneで変換して漢字を確かめないことには二行と進まないのだった。左前方の短パンの男は相変わらず貧乏ゆすりを続け、ヘッドフォンをして身体をしきりに揺らす。いらいらが頂点に達して、とうとう僕は諦めて帰ることにした。結局、1時間ちょっといて煙草を3本吸っただけに終わる。

どうして今になってまた小説を書こうなどと思ったのか、何故書かなければならないと思うのか自分でもよく分からない。僕には小説を書く義務などそもそもない。ただ僕は何事かをやらなければならないという強い思いに駆られただけだ。それはたぶん、昼に自分の日記を読んで焦燥感に駆られたせいもあるだろう。もうちょっと何かまともなことをやらなければと思ったのである。それは別に小説を書くことに限らなくてなんでもよかったのだけれど、今日のところは思いついたのがそれだった。

帰宅後、夜になってまたトライした。今度はPCに向かって。相変わらず大まかなプロットのひとつも思い浮かばないので、これは書きながら考えるしかないと思い、頭の一行を書いた。すると、三行ほど書けた。これはこれでいいのかもしれない。このまま書き続けてもどこかで煮詰まってボツにする可能性も大だが、何もしないよりはましなのだった。少なくとも、一行も書けないよりはましだ。それに、もしかして完成させることが目的ではないのかもしれない。

結局こうしてこの日記は長くなる。

確かに今日は暑かったが、道路脇の温度計は32度、家の中にいて暑くてどうしようもないというほどではなかった。基本的に焦燥感に駆られて煮詰まってばかりという日であったせいもあって、特養にいる母とは会話がほとんど成立せず、じりじりと辛くなってくる。こうしたことが重なると、焦燥感が絶望に変わりそうになる。それでは元も子もない。

見えているつもりの出口が実は間違っているのではないかという気もして、なかなか出口が見えない。

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障子、ひぐらし

7月25日、土曜日。

今日も8時台に起きる。2日間比較的快適に眠れたと思った茶の間の布団、今朝は背中が痛いような気がした。昨夜、いつもルネスタとレンドルミンという2種類を飲んでいる睡眠薬だが、ルネスタだけ飲んで本を読んでいるとやけに眠くなったので電気を消して眠ろうとしたのだが、眠いのに何故か眠れない。結局また電気をつけて本を読み始め、レンドルミンも飲んでようやく眠れた。どうも2種類睡眠薬を飲むのが習慣になってしまっているようだ。ちょっと危機感を覚える。このままではルネスタとレンドルミンの両方を飲まないと眠れなくなってしまうのではないかと。

今日は暑さがまた戻ってきた。先日の雷雨でずぶ濡れになった部屋もほとんど乾いてきた。一番濡れ方が酷かった二階の自室の方が先に乾き、掃除機をかけてからホームセンターに行って糊とはけを買ってきて午前中は破れた二階の障子貼りに挑戦(障子紙は納戸にあった)。しかしこれが物凄く難しい。どうやってもピンと貼れないし、和紙というのはカッターで上手く綺麗に切れない。で、なんとかかんとか恰好をつけたものの、昔の人は一体どうやって綺麗にピンと張るように貼れたのだろうと考えるに、道楽をして剥がれた3分の2だけを貼ったのでかえって難しくなってしまったのだった。全部剥がして四方が余るように丸々一枚全部貼るようにすればもっと楽にピンと貼れたのだなと気づく。まあそれ以前にはがし剤を使って綺麗に全部剥がさなければならなかったようで、そもそもそれを端折ったのが間違いだったようだ。まあ見た目はともかく、日差しを遮るという役割だけは果たす。これで一応二階の自室はまた寝れるようになった。問題は二階がやたらと暑いことだが。

一階の書斎の絨毯と両親の部屋の畳もほとんど乾いたのだが、両親の部屋に置きっ放しになっている父が使っていたベッドの布団だけではなく、中のマットレスまで濡れていたことに今日になって気づき、シーツやらなにやらを物干し竿に干して、マットレスも立てかけて干す。

買い物に出たら日中の外はやたらと暑く、家の中の方がまだましだった。前述のようにあれこれ修繕やら掃除やら家事の類をやっているうちに午後になり、今日は夜にJリーグの試合もあることだし、4時前に母のところに顔を出した。暑いのでよっぽどその足でドトールにでも涼みに行こうと思ったのだが面倒になり断念、だらだらしているうちに夕方になりそのままJリーグの鹿島対東京の試合をネット観戦。

夜になって外は気温が下がったっぽく、開け放した台所の窓からときおり涼しげな風がほんのちょっとだけ入ってきたりもするのだが、何故か顔が火照って頭がのぼせるような感じがする。台所から書斎に移動すると涼しかったので、どうやら台所が暑かったのか。シャワーを浴びる前にサンダルをつっかけて外を少しだけ歩いてみたが、それほど涼しい感じはしなかった。昨日の日記にも書いたように、近頃は暑さにめっきり弱いし冷房にも弱い。明日はまた猛暑になるという予報だし、果たしてこの夏をどうやり過ごしたらいいものか悩む。

そういえば、夕方ひぐらしが鳴いていた。

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冷房病

7月24日、金曜日。

昨夜は1時過ぎには寝て、今朝は例によって何度寝かして8時過ぎに起きたのだが、何故か十分に睡眠を取ったという気はしなかった。実際問題として、一体何時間眠れば自分にとって適切なのかいまだに一向にわからない。何時間寝たかというよりもむしろ、途中で何度か目が覚めてしまうというところに問題があるのかもしれない。今朝は何かの事情で交通機関がマヒしてタクシーも拾えない大混雑の夜の六本木を、同級生のジョンとさまようという夢を見た。途中でジョンにはぐれてしまい(どうやら彼はなんとかして先に帰ってしまったらしい)、延々と道をさまよい歩く、というところで目が覚めた。本当に迷う夢をよく見る。

今日も雨が降ったり止んだりで基本的には涼しいのだがなにしろ湿気が多い。朝食後相場のチャートを見たのだが、これはしばらく動かないと思い、久しぶりに業務に行ってみた。平日の朝方10時前に行ったわりにはいつもより客が多いなと思ったらどうも新装開店らしかった。さほど暑い日でもないのに冷房ががんがんに効いていて30分もいると寒くなってきて、こういうときのために持ってきたシャツを羽織ったのだが、それでも1時半ごろにヤメるころには身体がすっかり冷え切っていた。帰りがけにラーメン屋に寄って暖かい中華そばの昼食を摂る。ラーメン屋を出ると大粒の雨が降ってきた。

帰宅後、ちょっとすると眠気がやってきた。結局眠気に負ける。延々と眠気を我慢するのもどうかなと思ったのだ。書斎のソファでタオルケットを被る。ようやくうとうとしかけたところで雨が土砂降りになり、窓を閉めてまた寝直す。起きると4時過ぎ、ところが昼寝をしたというのに頭痛。なんか理不尽な気がしないでもないが。気分も悪いので、業務中に冷房で身体が冷えて風邪でもひいたのかと思った。どっちにしても冷房にやられたっぽい。いずれにしても昼寝をしてかえって具合が悪くなったので、気分が悪いからといって寝るわけにもいかず。頭痛薬のアドヴィルと珈琲を飲みながら相場をやっていると、ようやくそのうち頭痛と気分の悪さは治まった。やはりこういうときは起きて身体を動かしていた方がいいようだ。相場は1時間ちょっとで日当を叩く。

しかしそれにしても暑ければ暑いで夏バテするし、冷房には負けるというのではどうにもならない。こうなると病弱な上に虚弱体質っぽい。一時は今日は母のところに行くのは無理かというぐらいに頭が重くて気分が悪かったのだが、なんとか持ち直したので6時半過ぎに母のところへ。そこで新聞のちらしを見ていると、今日は土用の丑の日だというのでスーパーはうなぎのオンパレード。しかしどれもびっくりするほど高い。考えてみればもう何年もうなぎを食べていないので、夜になったら多少安くなるかもしれないと思って、特養の帰りがけにスーパーに寄ってみると売り切れだった。みんないくら高くても買うのだなと妙に感心。そもそも土用の丑の日のうなぎというのは平賀源内が提唱したただのプロモーションであって、バレンタインデーのチョコレートみたいなものなのだが。

帰宅後、そういえば先日買ったさんまの蒲焼の缶詰があるのでうなぎの代わりにそれで夕飯にしようと思ったのだが、冷蔵庫を覗くと納豆が今日が賞味期限、そんなわけで僕の土用の丑の日は納豆に冷奴、目玉焼きと相成った。まるで旅館の朝食みたいだが。

夜は週末なので相場のポジションは取らず、久しぶりにギターをちょろちょろ弾いたり、ウィキペディアで気になることを調べているうちに過ぎる。書斎に置いていたギター、湿気のせいかチューニングが不安定。

二階の自室の畳はなんとかほとんど乾いてきたのだが、一階の両親の部屋の畳と書斎の窓際のじゅうたんはまだ乾かない。二階の自室で寝ようと思えば寝れないこともないが、なにせ障子が一枚すっかりはがれてしまったので、張り直さないと日が差したら目が覚めてしまうだろう。今夜も茶の間に寝ることにする。明日辺り、二階に掃除機をかけて、障子の張り替えに挑戦せねばならないだろう。まあまた暑くなると二階はただでさえ夜になっても蒸し暑いから、真夏の間は冷房のある茶の間で寝るという手はあるのだけれど。

そういえば昨日の日記に書くのを忘れていたが、昨日の午後に元妻から電話があって自己破産することにしたということ。先日の日記に書いたように悪徳商法に引っかかった彼女だが、そもそも猫カフェの経営が上手く行かず多重債務に陥っていたそうで、僕が勧めた法テラスに相談して自己破産することにしたそうだ。破産を決めて感謝されるというのも妙な気分だが、これで彼女も安心して眠れるだろう。

今日の収穫は、いまさら何をという感じだが希望があれば優しくなれるということ。昼寝してかえって具合が悪くなった頃合はすっかり暗鬱な気分になっていたのだが、その後ツイッターで65歳にして退職金の2000万を株で20億にしたという人の話を耳にし、なんていうか、1億ぐらいならなんとかなるんじゃないかと。安直な発想だけれど、そういう風に考えると少し希望が見えてくるというか気が楽になる。つくづく人間て気分で生きてると思う。

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涼気

7月23日、木曜日。

昨夜は結局水浸しになった各部屋の窓を開けたまま、2時ごろ就寝。ところが案の定というか、5時過ぎに雨の音で目が覚めた。横殴りではないが土砂降り、各部屋の窓を閉めて回ってから二度寝、9時前に起床。だが眠い。結局午前中はまたしても昼寝。なんていうか、眠くないので2時ごろまで起きているのだが、こうしてみるともうちょっと早く寝ないとダメなようだ。

雨は断続的に強くなりながら午後まで降り続いた。午後には雨が上がったものの、日がな窓を開けていても水浸しになった部屋の畳やじゅうたんは一向に乾かない。やはり晴れてくれないとダメそうだし、ずぶ濡れなのでちょっとやそっとで乾きそうにもない。びしょびしょに濡れたシーツ代わりのマルチカバーと肌布団を洗濯して、マルチカバーは軒下の物干し竿に、肌布団は台所の椅子を並べて干した。何しろ天気が悪いので布団は干しようがない。今日は一日涼しくて、夜は窓を開けていると肌寒く感じるほど。昨夜は今ごろ滝のような汗をかいていたのだからまったく極端だ。毎日今日ぐらいの気温だったら過ごしやすいのだが。

午後から夜にかけては相場。夕方動いたタイミングでポジションを取ったのだが逆目、またしても売り上がって含み損を抱える羽目に。なかなか戻ってくれず夜まで気が気ではなかった。結果的に夜の指標が順当に強めに出たことで助かりそれなりにプラスに転じて利食いは出来たものの、なんか指標の結果でイチかバチかみたいになってしまったところは反省しなければならない。本来ならばイベントリスクを避けてその前にポジションを閉じたいところだったのだが。

今日は網が吹き飛ばされてしまった網戸の枠をホームセンターに持って行って張り替えてもらったり、サイズを間違えてしまったアマゾンで買ったノートを返品したり、デスクトップの方でhuluの動画がどうしてもクラッシュしてしまうので問い合わせたり、何かと細々とした所用が。

今日の母は比較的落ち着いていたものの、不意に「家に帰るときにはどういうものを着ればいい?」というような突拍子もないことを口にしたりする。昨日雷による豪雨で大変な目に遭ったことを話したせいもあって、今日も帰りがけに僕のことを心配していた。

午後に東アジアカップに向けた日本代表のメンバー発表があり、相場のチャートを気にしながらではあるがリアルタイムでYouTubeの中継で見た。当然ながら全員国内組の23人、意外な選手もいるが大方は想定内の順当なメンバー、気がつくともう来週末には大会が始まるので楽しみだ。

そんなわけで今日も茶の間で寝る。普段万年床なのに二日続けて布団の上げ下げをしなければならないとはなんとも。それにしてもいつになったら部屋は乾いてくれるのだろう。予報では明後日まで雨だが……。

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雷と大惨事

7月22日、水曜日。

何かと驚くべき日だった。

昨夜寝たのは3時過ぎ、結局相場のポジションは含み損を抱えたまま目をつぶって今日まで持ち越した。何度寝かしてなんとか9時半過ぎに起床。朝から一日中相場のチャートと日がな睨めっこして夜まで過ごす。

今日はとにかく暴力的に暑かった。あんまり暑いので家中の窓という窓を開け放っていたのだが、それでも台所の室温は36度に達した。無茶苦茶暑い。あんまり暑いのでさすがに午後3時ぐらいから冷房のある茶の間に避難。結局夕方母のところに行くぎりぎりまで相場のチャートを睨んでいたが、状況は一向に好転しなかった。さすがに疲れ果て、もうどこで損切りしようかと考える。

6時半ごろになって母のところに向かうと、遠くで雷が鳴ってるなと思った。特養に着くとなんだかふらふらして気分が悪い。相場のポジションも放置したままだし、今日はあまり長くいれないなと思った。母を部屋に連れていってベッドに寝かせるころには、雷の音が凄くなっていた。鉄筋の特養の建物の中でも十分に聞こえるほど凄い。30分ほどいて僕が帰ろうとすると母が雷のことを盛んに心配した。どうやら雨が降り出したようで、廊下を歩いていると雨の音も聞こえる。玄関で靴を履いていると、当直の人が「風が凄いから今出るのは無理」と僕に声をかけてきた。「風?」と思ったがそのまま玄関から外に出ると、叩きつけるような横殴りの土砂降りの雨が降っていた。外は雷鳴が轟き、稲光が走る。物凄い雨だった。

帰宅して、相場のチャートを見るとちょっとマシになっていて、ようやく損切り出来そうかなと思った。すると、落雷の音が轟き、同時に電気が消えた。

停電だと思ったのだが、台所の窓から外を見ると近所の家は明かりがついている。それで懐中電灯を持ってブレーカーを見に行くと、案の定落ちていた。ブレーカーを戻し電気が回復すると、窓を開けっ放しにしていた書斎の床がびしょ濡れになっていることに気づく。驚いて窓を閉める。それから同じく窓を開けっ放しにしていた両親の寝室を見に行くと、こちらもびしょ濡れ、ベッドの上の布団までずぶ濡れになっていた。これはそうとう猛烈な雨が降ったのだなと思い、台所に戻る。何故か窓を開けていた台所は大丈夫で、どうやら南側から雨は吹きつけたらしい。

とそこで、二階の窓も開けっ放しにしていたことに気づいた。何しろ日中、二階は温室みたいに猛烈な暑さになっていたので。慌てて二階を見に行くと、大変なことになっていた。風の通りをよくするために廊下の窓と自室の窓の両方を開けていたのだが、布団から何から部屋中水浸し、窓際の植木鉢はひっくり返って散乱している。おまけに驚いたことに廊下の窓の網戸が吹き飛ばされていた。そこでようやく、特養の当直の人が言っていた「風」とはこれだったのかと気づく。物凄い突風が吹いたようだ。とにかくひっくり返った植木鉢を外に出し、土やら石やらが散らばったのを箒で掃く。しかし何せそこら中がずぶ濡れ、どうしようもない。これでは二階の自室は夜寝るどころか当分使い物にならない。それに、マットレスから敷布団から掛布団から肌布団まで、すべてずぶ濡れである。ひとまずびしょびしょに濡れたシーツ代わりのマルチカバーと肌布団を洗濯機に放り込む。網戸が吹き飛んでしまった枠を外して台所に持って行く。代わりの網も足りないし張る道具も見つからないので明日ホームセンターにでも持って行くしかなさそうだ。

一旦台所に戻って呆然としそうになるが、とにかく夕飯の支度をする。サバ缶の簡単な夕飯を食べながら、まったく踏んだり蹴ったりだなと思う。実家に戻って以来、台風でもこんなことになったことがない。すべては窓を開けていたのが敗因だった。雷恐るべし。見ると、相場がようやく奇跡的に好転していた。二日がかりでなんとか申し訳程度のプラスに。

猛烈な雨もいつの間にかぱたりと止んだ。一雨降って涼しくなりそうなものだが(実際外の気温は下がったようだった)、台所はかえって蒸した。はたと気づいてまた二階に上がって、ずぶ濡れになったマットレスと敷布団を廊下に並べ、同じく濡れた掛布団と肌布団を無事だった弟の部屋に並べて広げた。風呂から上がると滝のような汗をかく。台所で風呂上がりの一服をしようとするとまた電気が消えた。今度は本当の停電だった。ほんの1分程度で回復したからいいようなものの。考えてみれば、書斎のずぶ濡れになった窓際近くに置いていたルータと無線LANの親機も水を被ったようだが、無事だったので助かった。もしダメになっていたら相場も決済できないわけで大変なことになるところだった。不幸中の幸いというべきか。

書斎と両親の寝室、二階の自室の3部屋が水浸しになったわけだが、こういうときは普段一人暮らしには無駄に広い6LDKの家が役に立って、幸い寝る場所はある。今夜のところは冷房のある茶の間に布団を敷いて寝ることにする。しかし、水浸しになった3部屋を乾かしたいのだが予報では明日から3日間雨、今夜一晩窓を開けておきたいところだが窓を開けていたがためにずぶ濡れになってしまったのでどうにも怖くて。まさかまた横殴りの猛烈な雨が降るとは思えないが。しかしさすがに気が進まない。3日間雨では濡れてしまった寝具を干すことも出来ない。二階の窓の障子も濡れて台無しになってしまったので張り替えなくてはならない。踏んだり蹴ったりというか散々である。地震雷というが、まったくもって雷は侮れない。というか、窓を開けっ放しにして出かけるからこういうことになるのだな……。

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一回休み

7月21日、火曜日。

とにかくクソ暑かった。今日は只今相場でテンパっているので、日記はお休み。

メモっておくと、8時半起床も眠くて午前中1時間ちょっと昼寝。午後ゴミ処理場にゴミを出しドトール。夕方以降相場。こんな感じ。

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