10月7日、月曜日。

10時16分起床。

結局のところ、運とはなんだろうか? 詰まるところ、結果論でしかないような気が非常にする。

今日の母は昨日よりよく見えた。実際、喋ろうとしてくれたのだが、如何せん声が出なかった。

病院から帰宅後歯医者、そのついでに右足の薬指と小指の間に水虫のようなものが出来たので、激混みを覚悟して町内唯一の皮膚科に行ってみると、誰も待っていなかった。そんなわけでにわかに信じ難いことに待たずに診察を受けられた。足の間は水虫ではなく湿疹ということ。せっかく来たのだからと耳の上のほくろ(状のもの)をこれはどうなんでしょうと医者に訊ねたら、悪いものである可能性がなくはないので、紹介状を書いてあげるから県立中央病院で検査した方がいいと言われた。それで紹介状をもらって帰ったのだが、悪いものって……。

台所で夕飯の辛ラーメンを食べながらメールチェックしていると、このサイトのために借りているレンタルサーバーのキャンペーンで、5万円のAmazonギフトカードが当選しましたというメール。えっ?としか言いようがない。メールに記されたリンクで無事5万円のギフトカードが手に入った。とはいうものの、何を買ったらいいのかまったく思いつかない。なんだか限定的に運を使っているような気がしないでもない。ただ、確率的には結構凄いと思う。

そんなわけでオンラインバンドの新曲をYouTubeで公開。今回はジャズではなくロック。

で、夜にNetflixで三池崇史監督「怪物の木こり」を見たのだが、うーん、そもそもサイコパスにしたり治ったりという設定に無理があり過ぎた。よくある意外性のための設定。

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10月6日、日曜日。

10時11分起床。珍しく今日の夢は内容を覚えていたのだが、これを書いている今はほぼ忘れかけてぼんやりとした輪郭のようなものになっている。夢には顔も色もない。だが名前はある。

今日の母は昨日よりいいように見えた。途中で弟が来たのでびっくりした。

陽太郎がようやくベースを弾いてファイルを送ってくれたので、一曲完成。日中ミックスして、夜にマスタリング。

今日驚いたのは鹿島のポポヴィッチ監督解任、同時に吉岡FD退任。このタイミングにはさすがにびっくり。たぶん後任の目途はついているものと思われる。じゃないと単に無謀なだけなので。ポポヴィッチの失敗は鈴木優磨に頼り過ぎたことか。ワンマンチームを作ってしまった。そういえばレネ・ヴァイラーは上田綺世頼みだったので、気持ちは分かる。4位でも途中解任というのは、いかにも鹿島らしいのかもしれない。

夜、「今際の国のアリス」再見了。とにかく極限状況がずうっと続くのでほとほと疲れる。シーズン3の制作が発表されたらしいが、シーズン2で力技で完結させた感はあるので、続きは見たいような見たくないような。

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10月5日、土曜日。

9時12分起床。午前中昼寝少々。

新潟 0-4 鹿島。鹿島は濃野が怪我で離脱して、3バックにしたのが結果的には奏功した感。2点先行して、また追いつかれるのではと思ったが、意外と呆気なく追加点を挙げて快勝。というか、新潟の先発の布陣が消極的だったのではと。優勝には程遠いが、ひとまず久々のクリーンシート勝ち。

今日の母は昨日より顔色がよくなって落ち着いたように見えたが、どこか心ここにあらずという感じ。ほとんど声が出せず、「俺は誰?」と訊ねると最初が「や」、次に「やす」までしか言えなかった。ただ認識はしているということだ。

今日の残りの時間はNetflixで「今際の国のアリス」のシーズン2を見るのに費やす。相変わらずしんどい。

ちょっと前にYouTubeで見たインタビュー動画で、映画監督の岩井俊二が人生とはと考えるとろくなことがないのでその日その日を生きることにしていると話していたが、まったくそうだな。

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10月4日、金曜日。

9時55分起床。相変わらず長い夢を見る。夢の時間の方が起きている時間より長くなったらどうなるんだろう? ただ、夢を見ている間は常にこれは夢だという意識がどこかにある。

午後、母のところに行ったら母が苦しそうにしていて今にも吐きそうな感じだったので、驚いて慌てて看護師を呼んだ。すると、どうやら痰が詰まっているらしいということで、看護師と俺が口を開くように言っても母は頑として口を開かない。それで看護師は細いチューブを鼻から入れて痰を吸引。むしろこっちの方が苦しそうなのだが。何度か吸引すると少しはましになったようで、血中酸素濃度も上がった。しかしまだ喉に何かつかえているようなのだが相変わらず母は口を開かず。もしかすると以前痰の吸引を口からしたときによほど苦しかったのかもしれない。明らかに嫌がっていた。

そんなわけで今日は面会時間の15分を大幅にオーバーして30分以上いたのだが、帰るときもやはり心配だった。母はナースコールを押せないので、看護師が見回りに来ないと気づかない。明日は夕方にしか行けないので余計に心配になる。

帰宅後、Netflixで「今際の国のアリス」のシーズン1を再見。結末は分かって見ているのだが、それでも今のメンタルの状態ではしんどい。なんでこんな酷い話を思いつくのだろうか。

業務は夜の雇用統計時にちょっと抜いた程度。

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救い

10月3日、木曜日。

9時45分起床。

午後、15時に医者と話す予定なので、14時45分に母と面会。すると、酸素吸入器が鼻からになっていた。ぱっと見の母は数日前よりもよく見えた。弟が15時に仙台からやってくる。5・6分遅れて、ナースステーションで医者の話を聞く。

弟も呼べということだったので、てっきり覚悟を決めろという話だと思っていたが、話を聞いているとちょっと様子が違うようだった。CTだかMRIだかの写真を見せて説明するのだが、確かに肺炎になっているということだが、痰を吸引したところ肺の状態が少しよくなったという。それで、肺の外側に溜まっている水も減ったということだった。それで、通常の点滴がもう7か月も続けているので血管的に難しくなったので、太腿の付け根かあるいは首のところにある太い静脈に点滴するか、あるいは皮下点滴をするという選択肢があると。太い静脈に点滴をすると炎症を起こす可能性があるが、十分な栄養を与えることは出来る。一方皮下点滴の場合は安全だがタンパク質と脂質を入れることが出来ない、つまり栄養としては足りない。

そんなわけで気がつくと今後の治療方針の話になっていた。それで、まずは太い静脈の点滴を試して、熱をたびたび出すようなら皮下点滴に移行する、ということに落ち着いた。結果的には母の状態が数日前よりもよくなったという朗報だった。これで母はどれぐらいか分からないがもう少し持つ可能性が出てきた。

意外な展開でほっとしたものの、果たしてこれで安心していいものか、気持ちの持ちようはあまり変わらない。ただ淡々と日々を過ごすしかない。

病院に行く前に台所の床の拭き掃除をした。結構疲れた。

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Lagrimas

10月2日、水曜日。

9時46分起床。

Hoy, mi madre no sólo llevaba un inhalador de oxígeno, sino también un medidor de oxígeno en sangre en el dedo. La han trasladado a una habitación contigua al puesto de enfermeras. Cuando hablé con ella, mi madre me contestó a través de la máquina de oxígeno. De camino a casa, lloré. Mi corazón estaba vacío.


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酸素吸入器

10月1日、火曜日。

9時43分起床。旧業務の夢を見た。何故いまだに旧業務の夢を見るのか、不思議でしょうがない。まるでトラウマのようだ。

午後、精神科の診察を受けてから病院へ面会に行くと、母は酸素吸入器をつけられていた。居合わせた看護師によると息苦しさを訴えたのでつけたばかりだという。で、点滴もあまり入らなくなってきたということ。ここ数日で急に痩せたように見えたのはそういうことなのだろうか。医師が話があるというので、明後日の午後、弟と話を聞くことに。もう時間がないのだ。もうすぐすべてが終わってしまう。

帰宅後も何をしたらいいのか分からなかった。少し台所の手入れをしたり、書類の類の整理をした。すると、母の分の固定資産税の課税明細書が見当たらず、どうやら捨ててしまった可能性があるので、明日役場に行って再発行してもらわなければならない。

何をしても気が紛れない。こういうときはどういう心持ちでいたらいいのだろうか。自分に出来ることはもうあまりない。ただ粛々とそのときを待つしかないのだろうか。

煙草の本数だけが増える。

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鬼門

9月30日、月曜日。

9時2分起床。何やら思わせぶりな夢を見た。のちほど昼寝少々。

今日の母は一見昨日よりも落ち着いたように見えたが、とうとう一言も発しなかった。

日中は基本業務。途中まではそこそこ上手く行っていて、そこでやめていればよかったのだが、夕方魔が差したというか一瞬欲をかいたことで売り上がる羽目になり結局損切りで終わった。考えてみれば今日は週明けの月曜日な上に月末。それを分かっていたはずなのだが、人間は何故同じことを繰り返してしまうのだろうか。月曜は一方的に動くことが多いので、大きくやられることが多い要注意日というか鬼門だ。今日もいろいろと謎の多い日だった。それにしても月曜日は相性が悪い。

夜ギターの練習少々。

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夜光虫

9月29日、日曜日。

9時56分起床。どうも最近は入り組んだ夢を見る。

昼頃に庭仕事少々。

今日の母は一見して昨日より明らかに痩せて見えてびっくりした。もしかしたら姿勢とかそういう影響があったのかもしれないが、もうこれ以上痩せることはできないんじゃないかと思えるくらいに痩せて見えた。そして、ほぼ一言も発しなかった。もうあまり時間は残されていないんだなと改めて思わざるを得なかった。

馳星周「夜光虫」再読了。

数年前に図書館から借りて読んで、非常に面白かったのを覚えているのだが、今回再読してみたら覚えていたのは前半のところだけで、他のディテイルは初読と変わらずに読めた。馳星周がノワールものを書いていた時代の作品で、馳の当時の特徴でもあったのだがとにかく救いがない。主人公はまず自分を一番慕っていた後輩を殺してしまう。そこからは坂を転がるように転落していって、ひたすら破滅へと突き進む。遂には誰彼構わず殺さなければならないところまで追い詰められる。結局主人公は完膚なき殺人者へと堕ちてしまうのだが、何故かそこにある種の爽快感すら覚える。主人公は奈落の底に落ちていくのだが、それがある種のビルドゥングスロマンとして読めるのである。

結局この主人公は卑怯で、自分勝手で、臆病で嘘吐きでもあるのだが、そこを突き抜けてしまい本物の血も涙もない悪党になってしまうところに感情移入できてしまうのである。正義のために人を殺すアメリカンヒーローとは真逆の存在。しかしながら、ある意味弱者が追い詰められて強者になるという、そこにカタルシスがある。負も突き詰めればカタルシスになるのだなと。

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怒り

9月28日、土曜日。

8時33分起床。テレビがうるさくて眠れないという夢を見て起きたので、全然寝た気がしなかった。実際は7時間ぐらいは寝てるんだろうけど。珍しく早く起きたので午前中庭仕事少々。

湘南 3-2 鹿島。もう怒りしかない。降格圏界隈をうろうろしている下位クラブ相手に2点リードして、3失点して逆転負けするとは。鹿島とは、ウノゼロ(1-0)で勝つチームだったはず。先日の天皇杯に続いての3失点。点を取るのには苦労するが、失点はあっけなくする。本当に、何を応援していいのか分からなくなってくる。

なんだか肩が凝ってきた……。

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