忙殺

3月8日、金曜日。

9時5分起床。

午前中から昼まで業務。午後、特養の退所手続き。母が10年間世話になったところともこれでお別れ。自分は孤独死確定っぽいので、自分が入ることはないだろう。それから町役場に行って母の住所変更もろもろの手続き。マイナンバーカードと住民票はその場で住所変更できたが、保険証や減額証の類は後日郵送とのこと。それから病院に行って、特養で食事として使っていた甘酒の未使用分(4本)を看護師長に食事に使ってもらうように依頼、それから母と面会。

という具合に夕方まではバタバタで忙しかった。手続き、手続き。

夕食後の夜はどういう風の吹き回しか、既に売るほど持っているコンプレッサープラグインを新たに買うかどうか、デモで2種類を試し、手持ちのものとも聴き比べる。結局ひとつは買うことになりそうだが、果たしてバンドのサードアルバムをリリースして、次に曲を作るのはいつになるだろう?

ロバート・ラドラム「暗殺者」読了。

記憶を失った主人公というだけでこれほどスリリングな話に仕立て上げるラドラムの手腕には舌を巻く。唯一残念なところは……ネタバレになるからやめておこう。

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Life goes on…

3月7日、木曜日。

8時54分起床。もっと早く起きることもできた。特別昨夜早く寝たというわけでもないのだが。

午前中は雪が降っていたが午後から晴れ。とはいうものの気温は低く、寒かった。

午後、まず特養に行って残りの荷物を引き上げる。それから病院に面会に。というか、今後はとにかく毎日母に面会には行くので、いちいち書く必要もないかもしれない。

それはともかく。朝食中にスマホでレートを見て発作的に取った売りポジションが本日の相場の動きからするとほぼほぼピンポイントでいいところで取れたのだが、例によってすぐに利確してしまい、後の祭り。そのまま持っていれば100ピップス以上抜けたのに……という、相変わらずたらればの世界に生きている。

ところで、昨日の件もそうだが最近の自分の感情の動きを見ていると、どうも自分の価値観と違う行動や言動に対して怒りを覚える傾向にあるようだ。たぶん昔よりも発火点が低い。これではいけないなと思うのだが、かといって発作的に覚える感情を起こる前に抑えるのは相当に修行が必要だなと。たぶん今の自分に一番必要なのは楽観ではないかと。

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怒り

3月6日、水曜日。

8時21分起床。10時半に母が病院到着の予定だからだが、朝食後に準備をしているといつの間にか弟が来ていた。

病院自体は以前中学の同級生が言っていたほど最悪ではなかった。むしろ近隣の病院ではいい方に思えた。ちょっとした問題は担当医の説明時に起こった。弟と二人で説明を聞いていたのだが、何を勘違いしたのか医者があからさまに弟に向かってばかり説明している(ように感じた)ので、終了後になんだあいつ?と口にしたら弟に肘鉄を食らった。それがもろもろ済ませて帰宅した後にふつふつと怒りの感情として湧いてきたのだった。感覚としてはいわゆるハブられた、意図的に無視されたような気分で、不愉快な感情がいつまで経っても抜けない。怒りという感情はどうしてこうも抜けないのだろうと不思議に思えるほどだった。

そういう精神状態で業務をやると案の定失敗する。言ってみればやる前からメンタル的にやられているというわけである。そんなわけだから黙ってやり過ごせば乗り切れるものも乗り切れない。

結局、夜に弟に電話するしかなかった。弟に悪気がないことは分かっているので。薬で躁転していたころほどではないにしろ、いまだに感情をコントロールするのは難しい。

ところで、入院の手続きを済ませた後、特養に行って弟と荷物の一部を車に載せて持ち帰ったのだが、弟が来てくれて助かった。一人では運べないくらい大きな箪笥的なものがあったので。

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ペシミスト

3月5日、火曜日。

9時27分起床。

今日はとにかく徹頭徹尾悲観的だった。午前中は何もする気になれず昼寝。珈琲と煙草も美味しいと思わないくらい悲観的になっていた。何の喜びも感じない。午後はあまりにも精神的に行き詰まっているので、家事をやろうと溜まったごみを処理場に持っていく。それから母のところへ面会に。今日は母が特養で過ごす最後の日だ。母は明日の朝病院に入院する。母の友人であるがすっかりボケてしまっているF先生が面会に来たのかどうか、母に訊いてもよく分からなかった。こうして、ほぼ何もしないうちに日が暮れる。

どうしてこうも悲観的になっているのか、抑うつ状態と言ってしまえばそれまでなのだが、ドラマ「私の夫と結婚して」を見て以来(それも2回も)、運命というものを考えるようになったからかもしれない。もう僕の運命は既に決まっていて、それはろくでもないものである、と思ってしまっている。どうにもこれから先いい方向に物事が進んでいく気がしない。そういう風に考えるとどうしても憂鬱になる、という次第。

それは多分に年齢のせいである。これから先はすべてが衰えていく一方に思え、何かいいことがあるとも思えない。それでも自分はまだ生きているし、恐らく人生はまだ続く。

それで?

これはある種の燃え尽き症候群かもしれないとも思う。

今日は一曲動画を作ってYouTubeに上げたが、まだ公開していない。アルバムのリリースが16日の予定なので、それに合わせるかどうか、それとももう公開してしまうかどうか検討中。

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Fate

3月4日、月曜日。

9時59分起床。今日も雪。

午前中に特養から電話がかかってきて、母の友人の二人が面会したがっているのでいいか、ということだった。一人はもう一年ぐらい前からボケてしまっているが、恐らくボケていない方のA先生が今日面会したということ。

韓国ドラマ「私の夫と結婚して」、2回目を見終わった。ただでさえ長いと思った話を立て続けにもう1回見れるとは当初思わなかった。記憶を保持したまま人生をやり直せたら上手く行くに決まっている。このドラマのキモは「起こることは必ず起こる」という縛りで、それをいかに回避していくのかという話だ。いわゆる運命論は、起こることは既に決まっており、結果は先にあり、我々はそれをただ辿っているだけだということだ。実際のところ、すべては既に決まっているのだろうか。決まっていなければ予言はあり得ない、ただの妄言だと言える。

夜、YouTubeで昔VHSで持っていた(今も二階にあるかもしれない)Gino Vannelliのビデオを見た。1977年のものだ。今思うに、僕の人生はジノ・ヴァネリと出会ったことがすべてのような気がする。つまりそれは運命論を逆に辿るようなものだが。今でも1977年のジノ・ヴァネリはスリリングで光り輝いている。しかしジノが輝いていたのはA&M時代だけで、それ以降は再び輝くことはなかった。それでもアルバム「Brother To Brother」を初めて深夜喫茶で聴いたときの血の沸き立つような興奮は忘れられない。

運命を変えてしまうようなもの。そういえば長い間聴いていないが、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」の最初の8小節。打ち込みでは決してできない、息遣いとインスピレーション。すべてがそういうものでできていたなら、人生はもう少し美しいものになりそうだが。

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忘却

3月3日、日曜日。

9時29分起床。終日雪。というか、日中は本降りの雪で、雪かき少々。

昼頃に一曲ギターを少々修正して、昨日作ったアルバムジャケットでバンドのサードアルバムの配信申請をした。順調に進めば16日ごろにリリース。何かを決めるということは何かを諦めるということだ。

それはともかく。午後の何時ごろだったか、眠気を感じてソファに横になったのだが、そこでうとうとしながら何かを考えて、何かを思い出せないことに気づいた。そこになんらかの齟齬がある気がした。つまり少しばかり重要な矛盾がある気がした。ところが夜になって風呂に入っていると、日中何を思い出せなかったのか思い出せないことに気づいた。唖然。これでは思い出せるわけがない。まったく年は取りたくないものだ。こうして記憶という名の自分の人生も少しずつ欠落していくのだろうか……。

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The Art Of…

3月2日、土曜日。

9時1分起床。

朝起きたらうっすらと雪が積もっていて本降りの雪だった。そんなわけでここに来てまた冷える。

鹿島 1-1 C大阪。先制したセレッソは普通に強かった。なので鹿島は追いついただけでも儲けものと思うべきなのかもしれない。だがFC東京に期限付き移籍している荒木遼太郎が3ゴール目を決めたとなると、どうせ4-2-3-1の布陣だったら荒木がいれば勝てたかも……などと思ってしまう。

夕方母と面会。今日も母は点滴をしていて、眠そうでほとんど一言も喋らなかった。看護師の話によると母は点滴を嫌がっているという。しかし他に方法がない。今日は嘱託医の回診の日で、医師の判断で病院に移るまで毎日点滴をするということだったが、だったらなんでもっと早く点滴をできなかったのか。というか、点滴をできるのであれば病院に移らなくてもよかったのでは……とかいろいろもやもやはする。

夕食後、バンドのサードアルバムのジャケットを作った。が、これがなんとも言えない代物で、ある意味アートと言えばそうなのだがシンプルというより単なる稚拙なデザインと言えなくもない。もしこれがバンドのラストアルバムになるとすると、果たしてこのデザインでいいのかという疑念は湧くが、ひとまずヘタウマのアートということで。

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March

3月1日、金曜日。

9時52分起床。今日から3月。

夕方、病院の人から電話があり、母の入院が来週の水曜日に決まった。思えば、今週の月曜日に母と面会したときから、怒涛の展開でなんだかあっという間に決まってしまった。これで、母が10年間過ごした特老から病院に移ることになった。

気になることは予め訊いておいた。入浴は週一回、身体を拭くのが一回。面会は午後14時から17時までだが予約はいらず土日も面会できるとのこと。毎日、しかも予約なしで面会できるというのは嬉しい誤算ではあった。ただ、施設を退所するんですね?と言われたときは胸をぐさりと刺された気分だった。もう後戻りできないのだと。

病院の人と特老の担当職員との間の打ち合わせで、嘱託医に頼んで今夜から点滴を打つことになった。なんていうか、それができるのであればもっと早くからやって欲しかったというのが正直なところだが。結局のところ、施設の難点は独自の判断で医療行為をできないところだ。本当にただそれだけ。点滴さえしてくれれば今のままでよかったのに。なんでこういうところは融通が利かないのだろう?

今日も日中バンドのサードアルバムの曲順を考え、改めて聴き直して後半の曲順をちょっと変更。アルバムタイトルはもう考えてあるので、終末にジャケットデザインを考える。といっても大したことはできないが。

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Lost World

2月29日、木曜日。

9時17分起床。

今日は日中相場が大きく動いたが、気づくのが遅れたせいもあり結局取れず。というか、ポジションは取ったのだがすぐ手仕舞いしてしまい、余計なドテンとかをしたせいで結局一日かかって微損。

なかなかいろんなことが手につかない。母のこともあるし、精神状態的にもう1曲作れそうにもないので、ひとまず手元にある曲でバンドのサードアルバムをリリースすることに。それで午後は曲順を考えた。改めて聴き直すと若干手直しが必要なものも見つかり、ミックスし直したりマスタリングし直したり。夜になってもう仕方ないかという気になり、現状のラインナップで出すしかないと。

母は今日も比較的よく喋った。あと何日特老の部屋にいられるのか分からないので毎日面会に行っているが、土日も行っていいのかどうなのか、明日確認してみないと。

今日で2月も終わり。時は容赦なく過ぎる。なんだか置いてきぼりを食らいそうだ。

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記憶

2月28日、水曜日。

9時39分起床。8時間半ぐらい寝た。

それはともかく。今日が水曜日だということに今気づいた。ずっと火曜日だと思っていた。ということは、記憶が一日分欠落していることになる……。いや、手帳を見ると確かに水曜日だ。月曜日も火曜日も、そして今日も母と面会している。それにしても最近、直近の記憶が怪しい。キーボードの山崎も同じことを言っていたが。短期記憶が怪しい。

女子サッカー五輪最終予選、日本 2-1 北朝鮮。

先日の試合がスコアレスドローだったとはいえ内容は完敗だっただけに、今日は負けると終わりという条件でどうなることかと思って見ていた。が、結果的には常に先行して得点していたことが功を奏した。前半終了間際のGK山下がライン際でクリアしたところとか、後半1点返されたところとか、薄氷を踏むような勝利。

一方で業務の方は損切り。例によって日中から踏み上げられて、夜の試合中に切った。

母は今日も比較的よく喋った。昨日も今日も事前予告なしに面会したので、嬉しそうだった。母は公園の夢を見るという。町内の公園?と訊ねてもどうやら違うようだ。

相変わらず何もかも上手くいかない感はつきまとう。何やら酷い運命を辿っているような。それで夜、見終わったばかりの「私の夫と結婚して」をまた1話から見始めた。人生をやり直し、運命を覆す話だから。というか、例えドラマでも誰かが幸せになる話でも見ないと、なんだかやりきれない。

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