カメラを止めるな

8月27日、月曜日。

夜、久しぶりに映画を見に行った。いつ以来かと思ったら二年振りだった。確か前回は「シン・ゴジラ」。今日はツイッターとかでもネタバレがどうのと何かと評判の上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」。月曜日がメンズデイで1100円になるというので。しかしながら田舎町の平日月曜日の夜21時上映ではさすがに観客も数えるほどしかいない。この映画に関してはゾンビものらしいということと、製作費が300万くらいととにかく安いということぐらいで、あとは何の予備知識もなく見た。始まった途端にいわゆるハンドカメラの映像で、この画質で金を取るのかよ、といささか気が滅入った。実際、低予算の自主制作っぽい映画じゃないかという先入観もあって。しかしながら。後半途中から数少ない客のくすくす笑いが漏れて、実際僕も笑ってしまった。なんていうか、心の底からくすくすと笑えるような映画だった。面白かった。幸せな気分になれるところがいい。

映画を見終わってシネコンの駐車場に出ると、外は雨だった。最近はこんな風に夜に隣町までドライブすることなどないので、なんだか妙に夜更かししたような気分になる。

帰宅後の夜、一念発起して書斎の壁際からシンセとキーボードスタンドを机の脇に運んで、USBケーブルで繋いでエレピを手弾きで弾くことを試みた。ところがMIDIキーボードとして認識しない。またかと思ってググって調べたりしてみるが、ドライバーは新しいのをインストールしているしどこが問題なのか分からない。ひとまず一度DAWソフト(Cubase)を再起動してみた。すると、何がどうしてそうなったのかよく分からないが認識するようになった。これでシンセをMIDIキーボードとしてPC内の音源を使ってリアルタイムで弾ける。……。ところが、スケールレイアウトが1オクターブずれていることとかもあってまったく弾けず、試しに録音状態にして最後まで回したがもうボロボロ。たぶん音色とかモニターできるタッチの差とかもあるんだろうが、それにしても全然弾けなかった。というわけで「誕生日に思い出すこと」のセルフカバー、ギター以外は全部打ち込みで仮オーケー。まあ現在は打ち込みの練習中ということで。しかし今回はギターソロがワンテイクでOK、一度しか弾いてない。まあ前回のバージョンのソロをなぞったようなものなので。

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チューニング

8月26日、日曜日。

昨晩から降り始めた雨は一日中降り続き、夜になってようやくあがった。そのせいなのか、今日になって急に涼しくなった。冷房はまったく必要ないほど。母のところでニュースを見たら、全国的には酷く暑い日だったようだが。

10時半に起きたものの、昼ごろから2時まで、2時間近く昼寝してしまった。それとの因果関係は不明だが夕方頭痛。終日レコーディング。

「誕生日に思い出すこと」、昨日のエレピの続きを打ち込んだりパッドやストリングスを入れていたらなんだかんだで結局実際に鍵盤を弾く時間はなくなってしまった。夜になってからついさっきまでギターを一通り弾いたものの、ヘッドフォンじゃなくスピーカーでプレイバックしたらギターのチューニングが微妙に狂っていたことが判明。げっそりする。何故かソロパートは大丈夫だがそれ以外は全滅、明日以降にまた弾き直さねば。

そんな感じでしこしことレコーディングをしていたらあっという間に深夜2時近くになってしまい、結果的にはなんだか忙しい一日のようだった。何はともあれ、マルチエフェクターの電池をとりあえず交換しないと正確なチューニングができない。

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Dead body

8月25日、土曜日。

日が落ちてから雨。夜半、雨脚が強くなる。そのせいか、夜は窓を開けていれば冷房を入れなくてもオーケー。というかなんていうか、昼間業務に行ったら例によって冷房ががんがんですっかり身体が冷え切ってしまい、例えば二の腕なんかは夜まで死体のように冷え切っていた。マジで。

朝は10時42分にガスの集金で起こされる。8時間は寝た勘定だ。そのせいか今日は眠くはならなかったし、昨日のように尋常じゃなく疲れるというわけでもなかった。前述のようにただただ身体が冷え切っただけ。それにしても業務、今日改めて確認したらやはりそもそもクオリティが足りない。これでは完全に運任せ。よって、しばらく引退しようと思う。やる意味がない。

となるとこの土日はまったく何の予定もなく、何をしたらよいかと考えて、2001年に当時付き合っていたケイのために書いた「誕生日に思い出すこと」の打ち込みを始めた。とはいうものの、なんていうかこの曲に関しては当時のバージョンが既に完成形であり、あれ以上の演奏はちと難しい。強いていうならば途中エレピが一ヵ所割れているのが気になる程度。ともあれ、ようやく打ち込みを覚えたところだしとりあえずやってみる。が、案の定ステップ入力でエレピを打ち込むとリアルタイムで演奏したときのニュアンスがどうしても出ない。タイミングもジャスト過ぎる。おまけに曲を思い出すためにMTRとシンセを立ち上げて最近では一番鍵盤を弾いた。こんなことなら最初から手弾きで入力した方が早かった的な。以前だったら迷いなく弾いていたのだが。

で、途中リタルダンドしたい箇所があり、箇所箇所でテンポを微妙に変えることはできるのかなと思ってオンラインヘルプを調べるもよく分からず、久しぶりにベース(現キーボード・アレンジャー)のヨウタロウ(趣味:説明)に電話した。すると、それは当然のようにできるし、エレピのニュアンスが上手く出ないという話をしたらヒューマナイズといって人間が弾いているようにわざとタイミングをずらす機能がある、という話。ヘルプでは分からずググってみると、確かにその機能はあるものの、ベロシティ(弾く強さ)のヒューマナイズは上位バージョンでしか使えないことが判明。何はともあれ、案の定というか予想通り、ヨウタロウはひとつ訊ねると立て板に水のごとく延々とこと細かく説明するので長電話になった。考えてみると誰かと長電話するのも物凄く久しぶりだ。

一応ギターソロ手前まで打ち込んだのだが、はて、明日はどうしよう。最初っから手弾きで弾き直すかな、エレピ。

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無残

8月24日、金曜日。

7時台に目が覚めて、さすがに早過ぎるかと二度寝したら次に目が覚めたらなんと11時52分。二度寝って四時間もするものなのか?

今日は台風の影響なのか、昨日ほどの暑さではなかった。ところが何がどうしたのか、尋常じゃなく疲れていた。それもいつまで経っても回復せず、時間が経つに連れてますます疲弊するという。母のところから帰宅した夕方ごろにはあまりにも疲れてもうどうにもならなくなっていた。これでは椅子に座って鹿島の試合を見ることすら無理なんじゃないだろうかと思うくらいに。とにかく座っていても疲れるのでソファに横になってタブレットでYouTubeを見たり。なんとかかんとか立ち上がって椅子に座って鹿島対磐田の試合を見るが、試合終了間際に安西がボックス内でハンドを取られてPKを決められて1-1の同点に追いつかれ、さらに脱力。なんていうか、精魂尽き果てた感じに。一体全体、ここまで疲れるというのはどうしたことなのだろう? 考えられるとすれば昨夜のアレぐらいだが、いくらなんでもそんなことでこんなに瀕死みたいな状態になるだろうか。これではまるで昔でいうところの肺病病みみたいで、何をする体力もないただの病人という感じだ。晩年の父がたまに死ぬほどだるいと言って救急車で運ばれて点滴を受けたりしていたが、今の自分もそれに近いのだろうか、などと考える。いずれにせよ、自分でも一体何にそんなに疲れているのかまったく分からない。ただただ疲れている。それだけ。

今日とてもやりきれなかったのは、母のところに行ったときにちょうどテレビがついていたので、何を見ていたのか訊いたついでに、何か見たいもの、面白いと思うものはないのかと訊ねたら何もないという答えが返ってきたことだ。母は食べたいものも、欲しいものも何もないという。それはとても無残なことのように思えるのだった。

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炎暑、無為

8月23日、木曜日。

日中の気温、室温ともに36度。とても残暑なんてものじゃない。それに、窓を全開にしている台所がこれを書いている時間(深夜0時)でまだ33度近くある。一体全体、父と母は、このクソ暑い山形で冷房なしでどうやって寝ていたのだろうか。それをいうなら実家に戻ってきたころの自分自身もそうだったが。冷房なしで、しかも一階よりも暑い二階で寝ていた。そういえばまだ武蔵浦和に住んでいたころというかちょうど離婚した年だから2010年かな、物凄い酷暑を扇風機ひとつでひと夏乗り切ったことがあった。今考えてみるとどうやって寝ていたのか不思議だ。

不思議といえば今日も不思議なことに9時18分という自分としては比較的まともな時間に起きた。昨夜特に早く寝たというわけではないのだが。今日の夢はイタリアの公立の映画学校(そんなものがあるのかどうか知らないが)で学ぶという非常に楽しい夢だった。なんでイタリアなのかはいまひとつ分からず、夢の中では英語だったように思う。

前述のようにあまりにも暑いので今日も業務に涼みに。で、二日かけて3回続けてカスを引くというツキのなさ。今日はそのまま打ち切る気にもなれず。帰宅後相場のトレードも今日は一進一退でいつまで経っても何もしていないのと同じ。夜になって何度かドル円の押し目買いを試みるが疑念に取りつかれてすぐやめてしまう。21時半の指標後にロング(買い)のポジションを取ろうかどうしようか迷ったが目先動かなかったので取らず、そうこうしているうちになんとなくアマゾンのプライムビデオで「シン・ゴジラ」を最後まで見てしまった。ただ単に劇場で見逃したラストシーンを見たかっただけなのだが、見始めると引っ込みがつかなくなって。途中23時の指標を一応確認もチャートは見なかった。すると、この自分が悠長に映画を見ている間になんとドル円は45ピップスも上昇していた。唖然たり。風呂上がりに遅ればせながらユーロドルのショート(売り)ポジションを持ってみるが、昨日の日記にも書いたばかりの例の自分がポジションを持った途端に逆に動くというアレですっかり嫌になり微損切り、結局今日は本当にまったく何もしていないのと同じになってしまった。

最近はテレビのニュースを見ていないのでなんなのだが、今日辺り西日本は台風で避難勧告が出てたのだな。それに比べればただ暑いぐらいは我慢しなければならないのかも。実際、冷房つけっ放しの書斎は寒いくらいだし。

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懊悩

8月22日、水曜日。

このところずっと11時前後に起きる日々が続いていたが、今日は珍しく8時39分という比較的まともな時間に起きた。というのも、悪夢というほどではないが夢の中に戻りたくなかったから。今日の夢は外資系のレコード会社か音楽出版社かに初出社する夢で、自分以外の新人は30人ぐらいいたのだが、特にこれといった指示がないのに僕以外は団体行動をとっていて、自分だけが蚊帳の外という夢だった。

それにしても暑い。残暑というにはあまりにも暑い。おまけに日中は相場が動かない。そんなわけで午後、涼みがてら11日ぶりに業務に行ってみた。前回が前回だったので多少ましになっていることを期待したのだが、盆釘のままだった。ツキもなく、結果もそれなりに無駄銭を使っただけに終わる。帰宅後トレード少々も、午前中少し昼寝したもののまだ眠気が多少あったので6時にアラームをセットして本日二度目の昼寝を試みるも失敗。それで懸案だった塀からはみ出している木の枝を表側だけ少々切った。たかがこれだけの庭仕事ですっかり息が上がる。それから母のところに面会に。帰りがけにスーパーで買い物をして帰宅も、今日は日が落ちてもなかなか涼しくならない。

帰宅後、スーパーから買ってきた冷やし担々麺の夕飯を食べながらBSで天皇杯を見ていると、フェルナンド・トーレスの来日初ゴールを見ることができた。それにしても家の中は夜になってもクソ暑い。その上今日届いた珈琲の生豆を煎っているものだからなおさら暑い。で、ようやっと煎り終わったころに相場のポジションを取るも結果的にはこれが失敗、損切りする羽目に。例によってあと1分が待てなかったがいずれにせよプラスには転じず、その後上抜けしたので損切りしたのはそれなりに正解だった。だがしかし、いまだにこの相場のポジションを取った途端に逆に動くということがどういうことなのかなかなか飲み込めない。本当に、まるで神様に見られてでもいるかのようだ。わざわざこのタイミングで逆に行かなくてもいいだろうというタイミングで動くし、しかもまるで見透かしたかのようにぎりぎり建値に戻らない。こういうことを納得がいかないみたいに思い始めると切りがない。相場は自分が納得するようには動かないというか、現実というものそのものがそうなのだ。自分の都合のいいようにはならない。

また明日頑張ることにする。それなりにだけど。しかしいつまでこの暑さは続くのか。

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Enigma

8月21日、火曜日。

残暑というよりはむしろ、完全に夏が舞い戻ってきた感じの暑さ。山形で35度、この辺で34度。台所の室温は33度。

なんだかよく分からないままちょうど8時間寝て11時16分起床。で、洗面所に顔を洗いにいくと、やっぱりコウモリの死体はそこにあった。この、まだコウモリの死体があるということが不思議なのか、それともその逆に当たり前なのか、僕にはよく分からなくなってしまった。そもそもがそこにあるはずのないものがあるのだから。

日中はあまりの暑さにへばる。冷房のある書斎でまた昼寝をしてしまった。8時間寝ているというのに。暗くなってからにしようと思っていたのだが我慢できずに、いや、逆かな、とにかく早く抹消してしまいたくて恐る恐るちりとりを使ってコウモリの死体を向かいの寺に捨てた。それにしてもコウモリの死体がなんでこんなに怖いのか。いや、たぶんそれは特にコウモリじゃなくても突然家の中に死体があったらそれは怖いだろう、普通に。安部公房の「無関係な死」みたいに。結局のところ、今回のコウモリ事件、それが何を意味するのかまったく分からないところが怖かった。本当にどこか違う時空間からタイムスリップしてきたんじゃないかと。始めっから死んでいたというところがことさらに気持ち悪い。生きているのであれば一体どこから入ったんだという疑問がひとつで済む。しかしそれが始めから死んでいたとなると……。

京極夏彦の書くところの京極堂の決まり文句は「不思議なことなどないのだよ」だが、不思議なことはあるのだ。確かに。

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Where did it come from?

8月20日、月曜日。

10時52分起床。相変わらずいつ息絶えてもおかしくないような体調。今日は残暑というか夏の暑さが戻ってきて日中の外気温は34度まで上がった。久しぶりに冷房オン。昼過ぎからなんとか相場のトレードをやっていたものの、決済後に完全にへばる。柴崎がフル出場したレアル対ヘタフェを試合をDAZNの見逃し配信で見ていたのだが椅子に座っているだけで疲れるという驚くべき状態で、仕方なくソファに寝転がってタブレットで見た。しかし、なんで何もしていないのに疲れるんだ? 

ともあれ夕食後、「Main Street」のホントに気になる部分だけを直して一応完成。マスタリングしてファイルに落とす。で、動画編集ソフトでフリー動画とかを使って動画にしてみたが、どうも動画やら余計な写真やらを使うと音楽に集中できないことが判明、よって頭とケツだけに動画を使い後は例によってサイトロゴだけにしてYouTubeにアップ。

うーん、なんていうか、何回やってもギターは上手く弾けないし、ピアノソロの打ち込みにしてもこれ以上難しいことは無理、そんなわけで妥協しまくりなのだが、一応構成というかバージョンとしては完成形。いずれにせよ、二十歳のときに初めて書いた曲を録るのにこれほど苦労するとは。

それはともかく。

YouTubeに上げてほっとして風呂に入ろうとしたら大事件が起こった。

マジで怖くて死にそう。去年だか一昨年だか、前回コウモリが侵入したときは少なくとも家中を飛び回って大騒ぎした。それが今回はまったく飛ぶところを見ていない。動かないコウモリがこれほど怖いとは。前回もそうだが今回もどこから入ってきたのか皆目見当がつかない。郵便受けをこじ開けて入るぐらいしか隙間はないはず。今朝顔を洗ったときは気づかなかったのだが、もしかしてそのときに既にいたのだろうか? もうどこかから死体のままタイムスリップしてきたとしか思えない。明日の朝消えていたらそれはそれで怖い。

マジで怖い。

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死地

8月19日、日曜日。

9時前にユニクロから荷物が届いて起こされたものの、結局二度寝して次に目が覚めたのはなんと12時32分。まあ今週はメッタメタに疲れていたし昨夜寝たのが3時半近かったからまるまる9時間寝たことになるのか。

それはともかくとして、それだけ寝たにもかかわらず午後2時を過ぎた辺りで物凄く体調が悪くなって横になる。手が痺れていたので抑うつ状態だと思う。とにかく尋常じゃなく調子悪くてこのまま死ぬかも、と思った。最近の中では一番体調が悪かった。いつの間にか少し寝たのか、3時半過ぎにようやく人心地ついて起き上がって煙草を一服。しかし抑うつ状態で死ぬかもなんて思ったのは武蔵浦和の駅でぶっ倒れてチアノーゼが出て以来。

そんなわけだから夕方まで何もできず、ほぼ人間として成立していなかった。ただの具合の悪い人。6時半キックオフの鹿島対横浜FMは1-0でなんとか鹿島の勝利。

で、夜になって昨日一応完成を見たかと思った「Main Street」だがやはりギターソロの導入部分が気に入らず弾き直し。まあそうは言ってもどうやっても上手く弾けないので四苦八苦してピンポンしまくりようやっと深夜に完成したかに思えた。で、頭から聴き直そうと思ったのだが、ふと何本かテイクが重なっているギターソロの導入部のこの真ん中のテイクはなんだっけ?とそのテイクを移動したのが間違い、それでOKテイクがどれだか分からなくなり今日の努力が水の泡、深夜1時半を回ってから弾き直すことになった。案の定上手く弾けないけれどもこんなものは今の技量では土台完璧には弾きようがないのでまた仮OK。明日聴いてみてどうなるか分からんけど。

まあそんなこんなで、今日は曲の動画を作るもへったくれもなかった。何はともあれ、まだどうやら生きている。

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Two thousand

8月18日、土曜日。

すっかり涼しくなって夜は寒いくらいなので布団の下にタオルケットを追加したのだが、朝起きたときには両方とも剥がしてた。いや、正確には起きたのではなくて単に目が覚めただけで、その証拠にまた気絶して区長から携帯に電話がかかってきて起こされたのだった。10時53分ごろ。

今日は午後2時に山形市内のギター工房(アベギターズ)にムーンのストラトを修理のために持って行くという予定。これまでの習いでいうと、山形市内に車で行くと必ず道に迷う。今日行くところは市内とは言っても馬見ヶ崎川を越えた外れの方でもちろん行ったことがない。これは間違いなく迷うなと思いながら地図をプリントアウトして必死に場所を覚える。何しろうちの車にはカーナビなどというものはついていない。念のためにストリートビューでも確認するとどうやら目立つ看板も駐車場もなさそう。出る前に一度電話して出発。土曜日だからかバイパスは結構混んでいた。奇跡的に一番間違えてはならないポイントはすべてクリアして、いよいよこの辺だなと思うところで案の定通り過ぎそうになったが、これまた奇跡的に「Abe Guitars」といううっすらと保護色みたいな看板を見つけてなんとか間違えずに一発で到着した。案の定駐車場はなく道に寄せて停める。今日のお題は音が出なくなったムーンのストラトの修理。ところがアベさんがギターをアンプに繋いだ途端に音が出る。あれ? 音が出ますね、みたいな。電気ドライバーでするするとねじを外して、驚いたことに弦を外さずにピックガードを外す。すると案の定9Vの電池が入っていた。この電池が入っていることを30年以上知らなかったなんて。ともあれ、当たり前だが電池はほとんどなく(30年以上音が出ていたのが奇跡だ)、新しい電池に交換してもらった。トーンスイッチのガリは特に問題なく、サーキット自体の接触は問題なかった。ネックが順反りしているというので直してもらう。どうやってやるのかと思ったら裏蓋を外してネック自体を取り外したところにトラスロッドがあってそれで調整するのだった。これで弾きやすくなったはず、弾いてみてくださいと言われたものの、何故か緊張してほとんどまともに弾けず。ライブのステージでは平気で弾くのに人間とは不思議なものである。ついでに持って来たセミアコの方も見てもらう。こっちもネックは多少反っているもののそれほど問題ではないということ。低音弦の12フレット以上での箱鳴りは構造上仕方がないということだった。ともあれ、当初はてっきりギターを預けて何日か後に取りに行くものと思っていたのが、目の前で全部済んでしまった。2本とも見てもらったからなと恐る恐る修理代はおいくらですかと訊ねると、なんと2000円でいいという。びっくり。ホントに2000円でいいんですか?と重ねて訊ねるとそれでいいという。電話で訊いたときも3000円と言っていたのに。棚経を読んでもらわなかった寺への盆礼ですら3000円なのに。いやー、こんなんで商売になるのだろうか?と心配になる。

帰りがけ、途中のドトールに寄って遅い昼食を摂る。ドトールに来ること自体が久しぶりだが、喫煙席で隣のテーブルに女子4人組がいて4人同時に喋って物凄くうるさい。とはいうものの、店内は混んでいるのでここしか空席がない。ギターの修理代が想定外に安く済んだので、隣接している書店で平井和正「死霊狩り 〔全〕」を買った。昔の文庫版で持ってはいるものの、3まで入った全一冊ということで。

今日は天気がよくて夏の暑さが少しだけ戻った感じだった。途中ガソリンスタンドに寄って給油して帰宅するころには4時を回っていた。たかだか片道45分のところに車で往復しただけなのに、尋常じゃなく疲れていて闇雲に眠くなる。ただ車を運転しただけなのに、何故こんなに手も足も「物理的に」疲れているのだろうか。たぶん初めてのところに行ったという緊張感から来る疲れだとは思うものの、いささか呆れ果てるぐらい疲れていた。放っておくと寝てしまいそうだったので、とにかく母のところに行く。外は昼間の暑さが嘘のように肌寒いくらいになっていた。

夕食後、早速音が出るようになったストラトでミュートのバッキングを録音してみる。が、案の定上手く弾けず、それにミュートを2本重ねるのはかえってあまりよろしくないと思ったので結局却下。夜はセミアコに持ち替えてギターソロの直し少々。だがこれまた上手く弾けないし、何故か音量も小さくて前回弾いたときと音が若干異なるので最低限のところだけ。それからギターソロの音量調整(今日弾いた部分が小さいので)とピアノソロの音量を調整してラフミックスを作り、一応これでなんとなくほぼ録音終了。二十歳のときに曲を書いたときはブラスセクションが入っているイメージだったのだが打ち込みだとしょぼいので省略。あとは入れるとすればパーカッションだがこれもあまりやり過ぎるとバンドサウンドっぽくなくなるのでいらないか。とするとこれで完成? うーむ、それにしてはギターが下手すぎるのだが……。まあとにかく、明日動画を作ることにしよう。

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