ピーク

11月3日、日曜日。

9時10分起床。久しぶりに9時過ぎに起きた。

気がつくと、心身ともに疲労のピークが来ていた。昼頃にはあまりにも疲れ果て、何もできなくなった。それでソファで小一時間ほど昼寝をしたのだが、それでもあまりにも疲れていてどうにもならなかった。これではまるで廃人なので、なんとかしなければと何カ月ぶりかで隣町の知り合いのマッサージを15分ほど受ける。車で移動したこともあって、これで少しは動けるようになった。詰まるところ、動けないときに動かないでいると本当に何もできなくなるので、無理やりでも何かをやった方がいいということ。

夜は町営の温泉。しかしながらほぼ何もしていないまま一日が過ぎる。今日も誰も来なかったし、もう誰も訪れることはなさそうだ。明日も休日ということが地味に痛い。

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初七日

11月2日、土曜日。

アラームで7時50分起床。というか、6時台に目が覚めた。

今日は9時半に寺で母の初七日参り。9時前に仙台から弟夫婦が来た。あいにくの雨だったが、初七日には叔父も一人参加。終わった後に住職と四十九日の打ち合わせ。昼前に弟夫婦は帰って行った。

これで次は四十九日なので一段落、早起きしたこともありどっと疲れが出てソファで昼寝をしたが、それでも疲れは抜けなかった。心身ともに。

そんなわけでただひたすら疲れたままで一日が終わる。

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November

11月1日、金曜日。

8時12分起床。

今日から11月。今日は結局午後葬儀会社の営業と保険の打ち合わせが来ただけで、後は誰も来なかった。日中業務も、ほぼ日当を叩いてから余計なトレードをして損切り、かろうじてトータルでプラス。

川崎 1-3 鹿島。前節の試合ではまったく点が取れる気配のなかった鹿島だが、今日の試合は前半ポンポンと3点取ったのでびっくり。あまりにも前半上手く運んだので、得てしてこういうときは後半違うゲームになりやすいが、案の定川崎に攻められてFKで1点返された。とはいうものの、川崎のアウェイではなんと8年ぶりに勝利。なんか、母が亡くなった途端に鹿島がいい試合をするというのは微妙な心境ではある。

セール価格からさらに25%オフのクーポンが今日までということだったので、プラグインをひとつ買ってしまった。まったくもって現実逃避。

明日は朝寺で初七日参りなので、今夜は早く寝る予定。

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Waiting

10月31日、木曜日。

8時30分起床。朝方、足元が寒くて目が覚める。今週は早起きが当たり前になってる。

一日中誰かが訪ねて来るのを待ったが、午前中に母のコーラス仲間だったという人がひとり訪ねて来ただけで、午後は結局誰も来なかった。そんなわけで日中は業務。庭仕事少々。

気がつくと母が亡くなってから四日になる。いまだにその不在をリアルに感じられずにいる。どうにも現実感が希薄なのだった。そして、どうふるまったらいいのか決めかねている……。

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第三の男

10月30日、水曜日。

7時55分起床。

日中は昨日手をつけられなかった、母が亡くなった後の手続きをもろもろ。葬儀会社の人からもらった表には裏表にびっしりやるべきチェックリストがあったのだが、銀行やら役場を駆けずり回って一気に片付ける。そんなわけで家の登記以外は全部済ませた。こんなに一度にいろんな事務仕事をやったのも珍しいというか、あまり記憶にない。

夕方、弟夫婦が仙台に帰って行った。すると、それまで弟夫婦があれこれ言うのを煩わしいなと正直思っていたのに、突如として物凄くひとりになったという孤独感に襲われた。実際問題としてこの10年間というもの、ほぼほぼ家でひとりで暮らしていたわけなのだが、ただ母に面会に行くことがなくなっただけで、ちょっといたたまれない気持ちになってしまった。それをごまかすために町営の温泉に行ったり、業務をしたりした。

結局のところ、父が亡くなるまでが第一の人生で、母が亡くなるまでが第二の人生、つまり今は第三の人生のフェーズになった。そしてその第三の人生はとてもとても、孤独なものだったのだ。

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葬儀

10月29日、火曜日。

5時15分起床。海外に行ったときの時差ボケ以外で、5時台に起きたのは恐らく初。

昨夜から斎場の通夜室に弟一家と泊まり、朝7時50分に出棺の読経だったので、6時前には起きなければならなかった。それにしても、いつも6時起きしている弟よりも早く起きたというのは驚き。

9時に火葬、13時から一般焼香、13時半から母の葬儀。

起きた時間が時間だったので、住職が合掌してくださいと言って合掌をしながら読経を聞き始めた途中で一瞬うたた寝をしてしまい、気がつくと手を下していた。喪主なのに。

母が亡くなった一昨日から怒涛のように物事は過ぎ、葬儀が終わって一段落と言いたいところだが香典をエクセルに起こしたところで力尽きた。

香典を数えていて気がついたのは、これまで町内会の香典は3000円というのが通例だったが、ほとんどの人が5000円でこれもまたインフレなのかなと。

92歳ともなると親戚も母の友人関係も皆年を取り過ぎていて、10年前の父の葬儀のときと比べると人数は大分少なくなった。何より、新聞の掲載が今朝の朝刊でその日に葬儀という都合もあったのだろう。そんなわけで少なくとも今週末まではポツポツと人が訪れると思われ。

初七日は土曜日の朝ということになった。しばらくは早起きが続きそうだ。

これを書いている今、まだ23時前だがボロボロに疲れ果てている。

おっと書き忘れるところだった。オンラインバンドのメンバー、陽太郎と山崎と陽太郎の奥さんの3人の連名で葬儀に花を出してくれた。

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10月27日、日曜日。

10時10分起床。

16時12分、母が亡くなった。14時過ぎから病室にいたので、立ち会うことは出来た。俺の時計では16時6分に母の心臓は止まった。医師から呼吸していないと告げられてから、1時間ほど母の心臓は動いていた。今日は亡父の誕生日だったが、父の誕生日が母の命日になってしまった。

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詐欺アレルギー?

10月26日、土曜日。

10時14分起床。また悪夢を見る。

昨日Techivationというメーカーのプラグインをデビットカードで買ったのだが、朝食後、またデビットカードの利用通知のメールが届いて「?」となった。見ると、またTechivationからの引き落としになっている。金額は64円と少額だが、ここ最近YouTubeでKENZOの詐欺撲滅動画ばかり見ているものだからカードを不正利用された?と思ってしまい、ひとまずTechivationのサポートに問い合わせのメールを出した。それから楽天銀行に電話で問い合わせてみると、デビットカードの決済のタイミングのずれによる、為替レートの調整金ということが判明。メールを出す前に銀行に電話すべきだった。夕方になってTechivationのサポートから返事が届いたのでお騒がせしましたの返事を送った。ちょっと動画の見過ぎで詐欺に対して敏感になり過ぎているのかも。

今日の母は行ったら寝ていて、その後目を開けてもあまりコミュニケーションは取れなかった。途中から弟も合流。

長浦京「アキレウスの背中」読了。

超久々に図書館で本を借りた。海外ミステリ(だと思う)。

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金曜日

10月25日、金曜日。

10時10分起床。長い夢を見たと思ったが、実はシームレスに3つぐらいの夢を見たんだと思う。

毎日面会しているのに、病室に入ると母があまりにも痩せているので驚く。腕は本当に骨と皮だけになっていて、これで手が動くということが不思議に思える。母はいまだに言葉を喋ることは出来ない。今日は俺の手のひらに母が指で文字を書こうとして、それが「キ」という字に思えたので、「キってなに?」と訊ねたのだが、どうやらキではなかったようだ。母はかろうじてうなずくことは出来るが、逆に首を振って否定することまでは難しそうなので、意図を汲み取るのが難しい。痰が詰まっているかどうかもなかなか判断が難しいが、呼吸に変な音が混じっているときは大体詰まっているときなので、看護師を呼んで吸引してもらう。看護師の話によると、午前午後夜中それぞれ2回ずつ吸引しているのだということだった。早朝が詰まりやすいのだという。

こうして日々ただ母が死にゆくのを待つばかり。この心境は若い人には理解出来ないだろう。

今日はプラグインをひとつ買ったが、結局はそれも現実逃避だ。

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10月24日、木曜日。

8時30分起床。一応二度寝をしたのだが、それでも早く起きてしまった。理由はよく分からない。

そんなわけで早く起きたので、今日も午前中ゴールドのスキャルピング。それでほぼ日当が叩けてしまった。

14時過ぎに母のいる病院へ行くと、看護師に母の隣のベッドの人に点滴とレントゲン撮影をしているので30分ほど待って欲しいと言われたので、駐車場の車で煙草を吸いながら時間を潰す。30分経って行くと、今度は母のエコーを撮るからまた待って欲しいと言われて、ナースステーションの隣のロビー的なところで待つ。結局トータル1時間ほど待つと、医師が話があるという。

それでナースステーションで医師に母のCT写真を見せられたのだが、一度回復しかけていた左の肺の肺炎が全面に広がり、右の肺の一部にも肺炎があるとのことで、非常によろしくない。痰の成分検査も出したというのだが結果が分かるのは来週だという。それから母の病室にようやく面会に行くと、見た目的には変わりなく見えた。とはいえ恐ろしく痩せている。母は懸命に何事かを話そうとするのだが、言葉にならず、こちらの問いかけにうなずくしかコミュニケーションの方法がない。痰が詰まっているようだったので看護師に吸引を依頼。結局2時間以上今日は病院にいた。

医師の話によると通常は肺炎は一週間から十日ほどで治るらしいが、ここまで治らないというのは抗体菌があるようだとのことだった。母は頑張っていると思う。寺の住職に戒名などの相談をしてから一ヵ月以上経っている。点滴だけでもう8か月近く持っている。毎日少しばかりの面会に行くことしか出来ないのは辛い。せめて母が喋れるようになったらなとは思うのだが。

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