亡き王女のためのパヴァーヌ

9月9日、金曜日。

8時43分起床。昨夜珍しく早く寝たので。

エリザベス女王が亡くなった。96歳ということだが、そうしてみると裏の家のおじいちゃんは数年前102歳で亡くなったので随分と長生きしたんだなと。一国の女王よりも長生きするとは。

夕食後プールに行った以外は終日業務も、昨日に引き続き初っ端からストップを食らうミス。浅くストップを置いていたがそれでも単なる思い付きの逆張りだったのでまるで意味がなかった。そんなわけでその後苦労する。というか、ストップを食らった直後にドル円のショートを持ったのだが、たかだか10ピップスぐらいで利食いしてしまい、結果的にはその後2円も下落。そこまで持てたとは思えないが、せめてあと15分待てればストップ分も取り戻せて少し楽になったのに……という感じ。とりあえず夜までスキャルピングを繰り返しなんとかかんとかプラスに持っていく。今日はひたすらドル円を売っていればみたいな日だったが、夜になって強烈なショートカバーで50ピップスぐらい担がれて死ぬかと思ったがなんとか逃げおおせる。本日はもうこれで満腹。

フリマで買ったウイルス対策ソフトのESETのコードが届いたのだが、最初アクティヴェートできず焦る。出品者に問い合わせたところどうやら送られてきたのは認証コードではなく、インストールの途中で入れるコードということだった。一時はパチモンを掴まされたかと思ったのだが、試用版を一度アンインストールしてからインストールし直すと無事アクティヴェートできた。ESET、やっぱりウイルスバスターよりブラウジングとかが軽くていい。

ともすると忘れそうになるが明日の午後に4回目のワクチン接種。

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犬死

9月8日、木曜日。

9時40分起床。雨。眠くて朝食後昼寝。その後終日業務。が、午後、ふとした気の迷いというかその場のプライスアクションにつられて想定と逆のドル円ロングのポジションを取ったら、日銀を含めた三者会談の一報が出て一瞬50ピップスの下落、つまり物凄くデカいノイズにちょうどストップがついてしまった。まさに不意打ちだが、今のドル円のボラティリティを考えるとストップの置き方が中途半端だった。その後もトレードの回数だけはやったが、今日のところはこの一撃ストップがすべて。まったくもって迂闊だった。

今日は弟の誕生日。夜に電話を入れたが、来週母と窓越し面会をするということで僕もついでに合流しようかと言ったら嫌がられ、相変わらず兄弟としては上手くいっていない感。理由はいまだに分からない。

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塩試合

9月7日、水曜日。

10時13分起床。日中業務。今日も円安は止まらない。ドル円はテクニカル的には147円60銭が目安となってしまう。それも時間の問題になってしまった。かといって、闇雲にドル円を買えばいいのかというとそれも怖い。調整幅も大きいから。前回の調整では9円も下げた。24年前に147円60銭の高値をつけた後は、2カ月で30円の下落。しかし今回は調整以外に落ちる理由がない。それもこれも、アベノミクスだのなんだので日銀が異次元緩和にしがみついているせい。マイナス金利をゼロ金利に戻すだけで解決するのに。もはや異常事態。このまま日銀が動かなければ、この先一体どうなってしまうのだろう? 株価を支えるだのなんだの言っても、円の価値自体が暴落しているので実質マイナスだと思うのだが。

天皇杯準々決勝、神戸 0-1 鹿島。負ければ終わりというトーナメントなのに、何故かそういった緊張感はあまりなく、単なる塩試合という感じだった。まあ勝てたからいいのだけれども。

相変わらずバンド活動はストップしたまま。昨夜ヤマザキに電話してみたが繋がらず。そんなこんなで夜も精神的に煮詰まる。妙な圧迫感がある。追い詰められているような。

ところで、ウイルス対策ソフトだが結局フリマでESETを購入。結局入れておいた方が安心だから。

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陥穽

9月6日、火曜日。

9時18分起床。昨夜寝る前にレンドルミン(ブロチゾラム)と間違えて睡眠薬のデエビゴ5mgを飲んでしまい、都合デエビゴをいつもの倍の10mg飲んでしまったせいか、日中は体調悪し。

朝食後にいつものように相場の想定をしてポジションは取ったんだけれども前述のように体調が悪くてソファで気絶、目が覚めるとポジションがいくばくかのプラスに転じていたのでラッキーと利食い。ところが今日はその後壮絶な円売りとなり、朝のポジションもそのまま持っていれば200ピップス、つまり2円抜けたというたらればの世界。

どっちにしても体調が悪かったので見てるだけしかできなかった。で、今日は昨日のような旅に出たい願望ではなかったものの、赤湯温泉にある龍上海という有名ラーメン店に行ってみようと思い立ち、調べると19時までしか営業していないので夕方車で向かった。

信号待ちのたびにスマホでレートをチェックはしていたのだが、円安はとどまるところを知らず。ただ帰宅するころには体調はそこそこ普通に戻っていた。

ところが帰宅してみると何故かPCが再起動していた。実は8月一杯でウイルスバスターの有効期限が切れたのでWindowsセキュリティだけにしていたのだが、この勝手に再起動が気になったのでESETというウイルス対策ソフトの無料体験版をインストールしてスキャンしてみた。すると、5個のスパイウェアだかマルウェアだかを発見して駆除、ということはやはりなんらかのサードパーティー製のウイルス対策ソフトは必要なのかと。ウイルスバスターは重いのが難点でブラウジングが遅くなる。今日入れてみたESETはその点軽そうなのでこれにしようかなと。

それにしても円安、スーパーに買い物に行ってもありとあらゆるものが値上がりしている。ことここに至っても頑なに異次元緩和を続けるという日銀は頭がおかしい。株価のことしか頭にないのか、それとも何か探られると都合の悪いことでもあるのか。

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半月

9月5日、月曜日。

アラームで9時5分起床。午前中に母と窓越し面会。この窓越し面会をするたびに母が痩せて小さくなったように最初は見えてしまうのだが、今日はよく見ると前回と変わらず、むしろ顔色はいいように見えた。母はお前と面会するために生きているようなものだと言う。

帰宅後昼寝少々。午後業務。庭仕事少々。夕方からいたたまれなくなってどこかに行きたくなる。ドライブ病、あるいは一種の放浪癖のようなものかもしれない。とにかくここではないどこかに行きたくなってしまう。

そんなわけでコンビニで夕食用のカツサンドを買ってから尾花沢方面へと向かう。峠を越えるか迷うが、麓のチェーン脱着所で先ほどのカツサンドを食べる。日はとっぷりと暮れ、中空には半月。正直、一体自分は何をやっているんだろうとは思う。ただのガソリンの無駄遣いでしかないような気がする。

ともあれ、どこかしらには行ったということで帰路に就く。こういう衝動はどうしたものかと思うが、要は旅をしたいんだと思う。もしくは旅っぽいこと。結局のところ、ただ腰が落ち着かないというただそれだけのことなのかもしれないが。

どこか目的地を決めて遠出したい。とりあえず今の車に一回ガソリンを満タンにして往復できるぐらいの距離を。だが目的地とはいうものの肝心の目的がない。旅というのは目的が必要なのだろうか。そういう意味では旅慣れないのでその辺が分からない。恐らく今の自分はなんかしらを見失っている状態なんだと思う。

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9月4日、日曜日。

9時55分起床。昨夜寝たのが遅かったので眠かった。よって午前中は昼寝。

今日は天気が晴れたので午後庭仕事。北側のツタの片づけ。20分。ようやく台所にはたどり着いたが、永遠に終わらないような気がする。それ以外はとにかくヒマ。

ヒマだなあと思うたびに襲ってくるのは、無力感よりもむしろ孤独感。そしてそれ以上に感じるのは、世の中の少なくとも自分が知っている人たちは自分を除いて全員が忙しいのではないか、ただ自分ひとりがヒマなのではないかという疎外感だ。

いまさらながらフロイトはある意味正しかったなと思うのは、今の自分には性欲がないというか足りない気がするので、モチベーションの根源の部分、つまりリビドーが足りないと思えるから。これはつまり、欠落である。ではその部分を何をもってどうやって埋めていくのかというと、途端に怪しくなってくる。性欲は性欲でしか埋まらないのではないか、という疑念がある。

帝政時代のロシアの農民は、労働に疲れ果てて性欲がなかったという逸話がある。ということからひも解くと、性欲の欠落は労働で埋めるという論理が出来上がるが、ではその労働のモチベーションが性欲から生まれるとすればどうなるのだろう? 堂々巡りだ。論理の破綻である。フロイトの説の危うさはこの辺にある。

これだけの疎外感、虚無感の中でもやろうと思えば曲のアイディアは出てくる。最も根源的な部分が半分以上欠落していたとしても、何かを創り出すことは可能なのだ。

だから20年以上のブランクはあるけれども、今でも小説を書くことはできる。少なくとも小説だと称するものは。ただ今のモチベーションがそこにはないだけ。

明日は午前中に母と窓越し面会。

それにしても、日々欠落していくものは一体どこに行くんだろう? 僕らはただ失うだけなのだろうか。

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煉獄

9月3日、土曜日。

大学を舞台にしたある種社会主義的な悪夢を見て9時35分起床。日中何も予定がなく、天気がよければ庭仕事の続きをやりたかったが雨。それで午前中からソファで昼寝。で、悪夢を見る。昼食後も昼寝。また悪夢。かといって起きていても何をしたらいいのか分からない。ただ時間だけが漫然と過ぎていく。これだけ構造的な悪夢を立て続けに見るのは、やはり「ゲームの王国」を読んでいる影響のような気がする。

あまりにもすることがないので、台所の床を少々拭き掃除。つまりするべきことはあるのだ。掃除とか片づけとか二階の障子張りとか。ただメンタル的にできないだけ。あらゆるモチベーションがマイナスに振れて。

鹿島 2-2 浦和。鹿島は前半のうちに2点リードしただけに勝ちたかった。失点してから失速した感はある。後半途中から久しぶりに荒木遼太郎が出場。

夜はYouTubeで連合赤軍の動画を延々と見る。思い出したようにギターの練習少々。

それにしても、悪夢を見ることがデフォルトになりつつある。考えてみれば今に始まったことではなく、割合からいったら圧倒的に悪夢の方が多い。明らかにいい夢というのはごく稀にしか見ない。

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ドライブ・マイ・カー

9月2日、金曜日。

例によって8時台に目が覚めたが二度寝して9時32分起床。睡眠時間的にはちょうどいい感じ。

今日は夜米雇用統計があるので、朝食後にひとつトレードして利確した後は指値を置いて待つだけですることがなくなってしまった。というわけで、夜まで時間が空いてしまったということもあり、買い替えた車の燃費の悪さがどの程度のものなのかとか、ナビの使い方とか、いろいろ試したいこともあって車で遠出してみた。目的地は鶴岡駅にした。ナビ上では1時間40分で着くことになっているのだが、何年か前の自分の記憶だと2時間以上かかる印象だったので、どちらが正しいのか。

結果はというと途中で10分間の休憩をして1時間45分で着いたのでほぼナビ通り。思ったほど時間はかからなかった。肝心の燃費の方はというと、往復して2目盛りも減らなかったのでそこまで悪いというわけではなさそう。印象として最初のひと目盛りが減るのが早い気はするのだが。カーナビの使い方は簡単だった。

帰り道に隣町のマクドナルドに寄って夕食を済ます。帰宅後トレード少々。のちプール。

それにしても気になるのは、相変わらずバンド活動が完全にストップしたままだということ。ヨウタロウをせっついたものかどうか迷う。

ところで、8月一杯でウイルスバスターの有効期限が切れたので、そのままWindowsセキュリティだけにしているのだが、そうするとブラウジングが格段に速くなった。しかしこのままWindowsセキュリティだけにしていていいものかが判断がつかない。やっぱり市販のウイルス対策ソフト入れた方がいいのかな……。

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長月

9月1日、木曜日。

8時台にトイレに目が覚めたが二度寝して10時52分起床。今日から9月。

終日業務。日中持ったポジションのドローダウン(含み損)を延々と我慢する。とにかく21時半の米経済指標まで頑張ろうと思ったのだが、その直前に長期金利が伸びて上がったところで損切り。方向性は間違ってはいないと思ったのだが、指標に賭けるのはよろしくないと思ったのだった。で、経済指標の結果はというと強い方に出て、持っていればという結果に。追っかけでちょこっとポジションを取ってすぐに利確したら、一日のトータルはほぼ何もしなかったのと同じ。まさしく徒労。

それはともかく、昨夜寝床で本を読んでいて、久しぶりにタナトフォビアの発作に襲われた。ちょうど読んでいる個所が宇宙や世界、時間の始まりについての記述だったから。あっという間に記憶のシナプスが連鎖的に繋がり、極度のパニックに。そんなわけで深夜にひとしきり絶叫した。これは最初に発作に襲われた45年前からそうなのだが、とにかく絶叫すると治まるのである。理由は分からないが、要するに極限の恐怖というものはそんなに長続きしないものなのかもしれない。いずれにしろ人騒がせというか、傍迷惑な発作ではある。最近はどこか達観してきた感があったので、また同じ恐怖心を覚えたのは不思議でもあったが。要は物凄いスピードの連想ゲームみたいな感じ。あまりのスピードに臨界点を超えてしまうというか。生きている限り、これからは逃れられないのかな。

言うまでもないが、俺は病気だ。トレードも何もかも、すべてが恐怖心からできている。人生が恐怖で成り立っている。

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夏の終わり

8月31日、水曜日。

悪夢を見て8時33分起床。何故か自分が行政に携わるという夢だった。カンボジアの歴史をなぞる小説、小川哲「ゲームの王国」を読んでいるせいだろうか。

終日業務。途中溜まったごみを2回に分けてごみ処理場に持って行った。ごみ処理場に行くのは事故った日(11日)以来。事故ったことがちょっとしたトラウマみたいになってる。あとは庭仕事少々。北側のツタの片づけ。まだ台所の手前までしか到達できず、永遠に終わらないかのよう。ツタ恐るべし。

そういえばごみ処理場の近くで蝉の声を聞いたような気がする。本物だったら今年最後の蝉だろう。

保険会社から連絡が入って、車の査定額(全損)が出てびっくり。83000円也と。いくらなんでも安すぎる。ということは、買い替えて正解だったのか。

ゴルバチョフが亡くなったことに夕方気づく。ソ連の崩壊、ベルリンの壁の崩壊、今のウクライナ情勢や中国情勢を見ると、あれは一体なんだったんだろう? 東西の分断はいつまで続くのか。

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