3月27日、月曜日。
10時ジャスト起床。夕方歯医者。業務は大いなる誤算で一敗地に塗れる。しかし、なんでリスクオン? 少し休むしかないのかなあ。
夜、バンドの新曲のミックス。
3月27日、月曜日。
10時ジャスト起床。夕方歯医者。業務は大いなる誤算で一敗地に塗れる。しかし、なんでリスクオン? 少し休むしかないのかなあ。
夜、バンドの新曲のミックス。
3月26日、日曜日。終日雨。
例によって悪夢を見て10時ジャスト起床。人間(の形をしたもの)を食べるという最悪の夢だった。
ルヴァン杯、新潟 1-0 鹿島。ベストメンバーじゃない新潟相手にベストメンバーで勝てないようでは。そもそも失点して追いかける展開なのに後半交代して入ってくる選手で攻撃力が落ちるというのは、ベンチメンバーの人選そのものに問題があるとしか思えない。結局のところ、今季の鹿島は一見内容がよさそうでいて勝ち切れないという試合が続く。またぞろ岩政が監督では勝てないんじゃないかという疑惑が浮かんでしょうがない。チーム構築の途中だ途中だと言っている間にシーズンが終わりそう。結果を求められるのが鹿島というチームなのに、これではチームカラーと逆のことをやっていることになる。
夕方町内会の総会。コロナ禍になってからは会食ではなく仕出しの弁当がもらえるのだが、いつも同じ魚屋の弁当なのだが今年は何故かご飯がついていなかった。で、値段が数百円上がったのに内容はしょぼくなったという。
その弁当を夕飯に食べていると、ヨウタロウがベースのファイルを3曲分送ってくれた。なので夜はそのチェック。で、1曲だけ弾き直してもらうことに。実を言えばバンドをオンラインで再始動してから、ヨウタロウに弾き直してもらうのは今回が初。というのも、前回のアルバムの最初の新曲のときに弾き直してくれと言ったのだがこっちのベースラインの方がいいと断られたから(笑)。それで以来ベースに関してはひたすらオーディオ編集で対応していたのだが、今回はサビのベースラインの解釈自体が違っていたので。
それはそうと、昨日なんとなくマスタリングについてツイッターで呟いたら想定外にバズって困惑。たまにこういうことはあるが、何千人にツイートを見られてもフォロワーが増えた試しがない。
3月25日、土曜日。
9時27分起床。眠くて朝食後、台所のテーブルに小一時間突っ伏してうとうと。
丸一日かけてNetflixの韓国ドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」を最終話まで見終わった。今日だけで10話分ぐらい一気に見たことになる。最初はこの話で1話60分で16回も持つのかと思ったが、残り3話ぐらいになると果たして3話で全部収拾がつくのかと逆に心配になったり。何はともあれ、復讐譚というものは面白い。つまり、何事かの恨みつらみを晴らすということであるから、当然最後にはカタルシスが待っている。登場人物の善悪が非常にはっきりしているので、話に没入できるというか感情移入は容易い。詰まるところ、勧善懲悪の話である。
とはいうものの、復讐をするものはともすると悪になる。つまり、復讐する側が法的、倫理的に悪になってしまうと気持ちのいい話にはならない。そういう意味ではよくできたドラマだった。強いて言えば若干詰めが甘いような気がしないでもないが。
ところで、昨日少し自分について書いたついでを書くと、この長い復讐譚のドラマを見ながらその合間に自分の人生を振り返って、もしかしたら自分は悪なのではないかと思った。例えば小学校のときに消しゴムを1個万引きしたのに始まり、何度か懺悔しなければならないような悪さを、もちろん継続的にではないが犯した。両親に嘘をついたこともある。そういう意味で、もし死後に本当に天国と地獄に分かれるのであれば、僕が行くのは地獄なのではないかという心配事が出てきた。だとすると、死んでから父に会えないことになる。これはちょっと只事ではない。しかしながら、逆に言えば生きている間が天国なのかもしれないな、などと思った。
3月24日、金曜日。
10時32分起床。
日中業務も、情けない話だが勝つために手駒を小さくした。ドレッシングを買うのを忘れていて、結局今日もスーパーに買い物に行く羽目になったが、昨日の二の舞にならないように気をつけたのは当然。
親善試合、日本 1-1 ウルグアイ。内容に見合った結果で、特に言うべきことはない。強いて言えばなんで先発FWが浅野だったのかということぐらい。後半途中から上田綺世を出しても、彼にはとうとうひとつもまともなラストパスは来なかった。
昨夜風呂に入っていて、昨日の日記にも書いたように今週あまりにもツキに見放されているので、今自分はもしかしたら不幸なのかもしれないと思った。だがパニクっても、感情的にも今週はなっていなかった。結局のところ、人生はこんな風に幸せと不幸の間を行ったり来たりしているのかもしれない。ただ人によって振幅の幅が違うだけで。
子供のころ、この山形の田舎町で神童扱いされていた。しかし小学校のとき計ったIQは120という平凡なものだった。随分後になって、大人になってからネットでIQを計ったら140ぐらいの数値が出たが、実際のところは120台後半といったところだろう。要するに凡人の域を出ない。
大学に入って、最初に僕をまともに評価してくれたのがヨウタロウだった。当時のヨウタロウは少女漫画から出てきたような美少年で、父親は東大の教授で僕らが使っている辞書を作っていた。フランス人で、かつ聖職者でもある教授ですら、ヨウタロウの父親の機嫌を訊ねるくらいだった。そのヨウタロウが言うには、クラスの女子の半分はスケザに惚れているというのである。もちろん妄想に違いないが、とにかく彼は何故か高円寺から徒歩5分の、日の当たらない風呂なしトイレ共同の僕の四畳半のアパートに入り浸っていた。やがてキーボードのヤマザキが現れて僕らがバンドを組むと、サークルの中で皆の見る目が変わった。僕自身は何も変わっていないのに。
業界の現場に入って新川のマネージャーをやっていたころ、僕がやっていたのはただひたすら仕事を断ることだった。それだけ新川は当時売れていた。僕には営業力がなかった。ただ来る仕事を選んでいただけだった。それでもいつの間にか僕は有能なマネージャーとしてみなされるようになって、椎名が僕にマネージャーをやって欲しいと頼み始め、僕は固辞した。自分には仕事を取ってくる力がないと知っていたからだ。
松任谷由実の原盤ディレクターをやるようになって、それまで僕を若造扱いしていた人の評価がころっと変わった。松任谷さんが僕にボーカルのチャンネルセレクトを任せるようになったからだ。その後雲母社を辞めてからも、童顔ではないのにしばらく初対面の人には若造扱いされてナメられた。それは40代になるくらいまで続いた。
自分でプロデュースするようになって、テレ朝の番組関連でインディーズのバンドをプロデュースするようになると、僕のことを天才プロデューサーと呼ぶ人が現れるようになった。僕はそのころからうつ病を発症し、今に至るまで20年以上精神科に通い、向精神薬を飲み、睡眠薬を飲んでいる。多剤処方で薬の副作用で死にかけたこともある。
最初にバンドを組んでから40年後に、ヨウタロウとヤマザキと再びバンドをオンラインで再始動した。僕以外の二人は40年間楽器を弾き続けていた。もう立派なプロのミュージシャンになっていた。しかしいまだに僕はヤマザキの演奏に足りないものが分かるし、ヨウタロウに足りないところも見える。
長々と書いたが結局何が言いたいのかというと、僕は他人をプロデュースすることはできるが、自分をプロデュースすることはできない、ということだ。幸せと不幸の間を行ったり来たりすることにも慣れてしまった。気分の病気になって、気分で生きることに慣れてしまった。たぶん、それが僕の不幸でもあり、幸運でもあるのだと思う。
3月23日、木曜日。
9時33分起床。夕方から雨。
午前中母と窓越し面会。母はまた痩せたように見えた。血色はいいので単なる印象に過ぎないのかもしれないし、もしかするとほんの数ミリ程度の違いなのかもしれない。毎回毎回会うたびに痩せて見える。
午後昼寝後に業務も今日はツキがなかった。売りから入ったのだがスーパーに買い物に行っている間に底値をつけ、買い物から戻ると既に反発していて、そこから売り上がって結局ストップをつける羽目に。決済指値を置いておけば、という話かもしれないし、あと15分遅く買い物に行っていればという話かもしれない。いずれにしてもたらればの話ではあるが、それにしてもタイミングがあまりと言えばあまりのタイミング。結果3連敗。こういうのは昔だったらバイオリズムがどうの、という話なんだろうか。それにしてもこう毎日物事が裏目に出るとさすがに気が滅入る。
夕食後の夜はNetflixで韓国ドラマ「ザ・グローリー」。確か昨夜から見始めたと思ったが、面白くてなかなか途中で辞められない。復讐譚というのは面白いに決まっている。
それはそうと、昨夜また深夜にキーボードのヤマザキと電話で話したのだが、電話が非通知になっていると言われた。そういえば昨日の日中に珈琲豆を頼んだときも非通知になっていると言われたのだった。スマホの設定をあれこれ探したがどうにも分からず、今日になって楽天モバイルのサポートに電話。すると、どうやらデュアルSIMにしていることが原因らしい。楽天のSIMを優先にしておかないと、Rakuten Linkでかけると非通知になってしまうという、なんだかいやらしい仕様になっている模様。ひとまず通話SIMだけを楽天のSIM優先に変更して夜弟に電話してみたところ、これだけで解決したようだ。サポートの話によるとデータSIMも変更しろという話だったが、そうするとLINEモバイルの容量が無駄になってしまう。普段はデータ通信は容量の繰り越しができるLINEモバイル、電話をかけるときはRakuten Link(国内通話が無料)にしていて、2つ合わせても月に2000円を越さないようになっている。
3月22日、水曜日。
9時16分起床。
WBCの決勝は最後大谷が三振に打ち取って日本の優勝。昨日の準決勝からなんだか出来すぎのシナリオみたいだった。
今日は午後から暖房がいらなかった。とうとうこの山形の片田舎の町にも春が来たという感じ。ようやっと多少薄着に。
午後庭仕事少々。今日も庭木の伐採。
それはともかく、昨日の夕方に利食いを見送って以来、どうにも業務で勝てなくなった。今日も一日やって微損。たぶん難しく考えすぎているのだと思う。FOMC前で分かりにくいというのもあるが。
夜、Amazonプライムで韓国映画「監視者たち」を見たが、最初の方でなんか見たことあるような気がしたのだが、自分のツイートに検索をかけてみたところ、案の定4年前に見ていた。そんなわけで2度見たことになるのだが、それはそれで面白かった。
明日は午前中に母と窓越し面会。
3月21日、火曜日。
9時30分起床。
朝食後そのまま台所のノートパソコンでWBCの準決勝、メキシコ戦を見た。試合は9回裏に日本の逆転サヨナラ勝ち。なんか出来過ぎた話のような展開だった。で、一方業務の方は夕方の欧州時間から悔しい逆転負け。
午後、庭仕事少々。家の北側、台所の脇にそもそも本来は生えていないはずの木が、二階の屋根を超すぐらいに伸びてしまったので脚立とブロック塀に乗って決死の伐採作業。正味23分ぐらいだが疲労困憊。ただでさえ高所恐怖症なので。
元々生えていなかった木というのは考えてみると庭中にあって、松の木のような大きい木とつつじ以外はほぼほぼどこかから飛んできた種から生えた木ばかり。これを冬枯れしている間に切って回るのはいいのだが、問題は切った枝の後始末。軽トラックとかがないと積んでごみ処理場まで持っていけない。ということは、大きい枝は軽自動車に詰めるぐらいに短く切る必要があり、これが大変。今のところは家の裏手の一角に積んでいるが、大体夏ごろには身の丈ぐらいに積みあがってしまう。細い枝とかだったら冬の間に雪で潰れるのだが、今日切ったような大きい枝となるとそうもいかないだろう。以前人に頼んでいたときはチェーンソーを使っていたけれど、さすがにチェーンソーを買う気にはなれず。
3月20日、月曜日。
8時33分起床。自分にしてはいかにも早起きだが、今日は町内会のごみ当番だった。
昼を挟んで前後に昼寝。日中は業務。今日は欧州時間まで下げ相場で、売り目線だったので何をやっても上手く行った。夕方以降は自粛。
で、結局3万円ちょっと出してコンプレッサープラグインのP11 Abyssを購入。これはもう仕方がない。結果的に何曲にも使うことになったので。よろしくないのは同じメーカーのサチュレーター、P42 Climaxも買いそうになってるということ。P11よりは安いといっても2つ買うとなると結構な散財である。P42の方はもう少し検証する必要がいずれにしてもある。
夕食後の夜はYouTubeでひたすらイカ天を見た。フルで2回分。イカ天は平成元年からの番組だったので、一体平成って何年まであったのだろうと手帳の裏の表を見ると、31年までだった。ということはもう34・5年前になる。当時はスタジオのロビーで見ていた。最初は新川のボーヤが、ギターの北島健ちゃんとかが審査員でボロクソ言ってて面白いというので見始めたのだった。今の若い人はイカ天なんて言っても知らないだろうし、今見るとどのバンドもテクニカル的になんて下手くそなんだと思うだろう。しかし、キングになれなかったバンドを20バンドも見ていくと、当時は中途半端に上手いバンドの方が逆に見ていて痛かったことが分かる。ことにポップなキーボードとかが入ると余計痛さが増す。
フルで2回分見た後、武道館でやったイカ天大賞というのもついでに見始めたのだが、ここに出てくるのは皆それなりにイカ天キングとかになったバンドばかりだが、皆上手いのでちょっと驚く。
弟の奥さんのお姉さんが僕と同い年なのだが、弟の長男の結婚式のときに20年ぶりぐらいに話をしたら、「あのころは皆輝いていましたね」と言う。そのときはあのころっていつのことだろうと思っていたが、たぶん平成元年前後、バブルからそれがはじけるころまでのことだろうと今では想像がつく。バブルがはじけても、現在と比べると当時の東京はまだまだいろんなものが輝いていた。まだ六本木は一大観光地になっていなかった。都内の至るところにスタジオがあった。
自分のようにもう還暦も過ぎると、10年ぐらい前はそれほど昔のこととは思えない。まったくもって最近という感じがする。20年ぐらいさかのぼってようやく、昔のことのような気がする。30年もさかのぼればさすがに随分と昔に思えてくる。かつてテレ朝の番組絡みでプロデュースしたバンドの若者たちが皆いいおっさんになっているのにちょっとどきっとする。ある種リップ・ヴァン・ウィンクル的な、いろんなことを飛び越してしまったような気がしてしまう。だが例えば20年といえばそんなにスカスカなわけがない。それなりの出来事がぎっしりと詰まっている。現在というのはそうやってできたものなのだ。
3月19日、日曜日。
10時6分起床。昨日雪が降ったということもあるのか、寒くて朝何度も目が覚める。
いまさらながら、ようやっとクリストファー・ノーラン監督「TENET」をAmazonプライムビデオで見た。凄い映画だった。最近映画館に行かなくなったのは一時停止できないからだが、この映画は見るのがしんどくて停めるということはなく、せいぜいが煙草が吸いたくて一時停止するぐらいで、150分という長さを感じさせなかった。よくある本筋とは関係ないラブシーン的な余計なものもない。とにかくどうやって撮ったのだろうと思うような映像の連続だった。過去と現在を行き来するという設定は、矛盾やパラドックスを生むのはしょうがない。それよりもいわゆる伏線というよりもすべてが必然でなくてはならないということになる。つまりそれだけ綿密に脚本を書く必要がある。そこが面白い。ある種の既視感があったのは、時間軸の移動がノーランの出世作「メメント」を想起させるからだった。個人的には「メメント」にノーランが立ち返ったのかな、と思った。いずれにせよ、入り組んだ設定を一気に見せる力技が冴えている映画だった。
明日は朝町内会のごみ当番。
3月18日、土曜日。
9時29分起床。珍しく未来の夢を見た。ヘッドギアをつけるとターミネーターみたいにいろんなデータが見れるというような。不思議なのは未来なのに現在の自分よりもずっと若いということ。夢の不条理。
台所で朝食後の珈琲を飲んでいてふと振り返ると、雪が降っていてびっくりした。さらに驚いたのはその後、雪が本降りになり積もって、気がつくと外が雪景色になっていたこと。もう3月も後半、インスタとかには桜の開花の投稿とかが相次いでいるというのに。
昨夜ようやくキーボードのヤマザキと電話が繋がり、話している最中に彼が2曲分のデータを送ってくれたので話しながら試しにピアノソロのファイルを曲に貼り付けてみると、微妙にずれていた。それで深夜の2時過ぎにヤマザキと、ソロのファイルを微調整してこれで合ってるかとかやり取りしていたのだが、最終的に判明したのはBPM=170の3拍子の曲なのに、2拍分ずれていたという珍現象。1小節じゃなくてなんで2拍なんていう中途半端なずれが生じたのかまったくの謎。もう1曲の方も確認したらこちらはちょうど1小節分だったので合わせるのは簡単だった。
そんなわけで今日は鹿島の試合観戦以外はずっとバンドの曲のラフミックス。主にピアノの音作り。なんだかんだいって、こういう作業が一番楽しい。
横浜FM 2-1 鹿島。鹿島としては互角以上に戦えていただけに、横浜のSB松原の年に一回ぐらいのまぐれ当たりの1点目はしょうがないとして、常本のオウンゴールによる2点目が痛かった。これまで常本には随分助けられてきたので、彼を責めるわけにはいかないが、致命的なミスだった。とはいうものの、そのオウンゴールがあったから直後に1点返せた、ということでもあったのかもしれない。いずれにせよ、川崎戦同様、鹿島にとっては勝てる試合を勝ちきれなかったわけで、恐らくそれが現在のチーム力なのかなと。
夕食後、たまたま闘病中の中原昌也を応援する配信をYouTubeで見て、ちょうど作家3人が中原の文学についての談義をしていたのが非常に面白かった。それで初めて阿部和重の声を聞いたのだが、思ったより甲高かった。ちなみに阿部はうちの隣町の出身。