贖罪

昨夜僕にしては早めに寝たせいか、朝一度目が覚めて時計を見るとまだ7時前、二度寝して9時起床。相変わらず朝から暑い。3時まで業務、帰りがけにダイソーに寄ってほこり取りとゴミ袋を買い、オリンピックでカメさんの餌を購入、スーパーで夕飯に鮨を買って帰る。夜は久しぶりに曲に合わせてギターソロを弾いてみたりする。シャワーを浴びる前に筋トレ、腹筋と腕立て伏せ、ヒンズースクワット。しかし腕立てが驚くほど出来ない。まあしょうがないだろう。徐々にやっていくしかない。

で、イアン・マキューアン「贖罪」読了。実によく出来ている。未読の人のために詳しくは書けないが、メタフィクショナルな構造が見事。最後にあっと思わせる。とにかく後半は圧巻だ。映画化されてゴールデングローブ賞を受賞したらしいが、これは小説で読むべきだと思う。小説でしか出来ない物語になっている。また小説が書きたくなった。書くかどうか分からないけど。

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プルーン

8時過ぎ起床。だと思う。そんなわけで今日は30分遅れで業務へ行き、3時過ぎまで。それにしても暑い。冷房病だろうか、業務から帰宅してからというもの、エアコンをかけっ放しだというのに、ちっとも涼しいと感じない。さっきシャワーを浴びた後に外の自動販売機にカルピスを買いに出たら、外の方が涼しく感じるのはどういうわけか。おまけにまた口内炎。まあもう少しの辛抱だ。しかし、新聞のサイトで記事を読んだりすると、うつ病だ震災だ悪性リンパ腫だなどと僕が言っている間に、この国は大卒の4人に1人はまともに就職出来ないような国になり、世帯辺りの所得はこの先も減少し続けるという、まったくもって夢も希望もない国になっていた。郵便受けに入っている郵便局のアルバイトの時給とかを見ると、一体いつの時代なのかと目を疑ってしまう。こういう情報を逐一考えて真面目に受け止めていると、せっかく治ったと思っているうつ病なる架空の病気にまた陥ってしまいそうになるし、ただひたすら気が滅入るだけである。なので、何も考えず今日から体力回復のために筋トレをすることにしたのだが、最初にヒンズー・スクワットをしただけでへばってしまった。まあいい、明日は腕立て、という具合に無理をしないで続けるようにしよう。夜、田舎からプルーンが届いた。叔母が近所で買ったものという話だが、僕はこれまでプルーンというものは干したものしか食べたことがなく、普通の果物としてのプルーンを初めて見たが、今回送られてきたものはかなり大きく、箱にプルーンと書いてなければプラム、すももと思ってしまうようなものだった。しばらく冷蔵庫に入れておいてからひとつ試しに食べてみたが、なんだかはっきりしない味だった。もうちょっと冷えればまた違うのだろうが。それはともかく、イアン・マキューアンの「贖罪」、フォークナー同様、上巻を読み終えて下巻に突入した途端にもうカタルシスを覚える。「ミレニアム」もそうだったが、どうも最近読む上下巻ものの小説は上巻はひたすら我慢、というものが多い。自分の性格のせいだろうか。

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依然

9時起床。だったと思う。今日も相変わらず体調は最悪、しかしダルさという点では昨日よりは多少マシだったところを見ると、昨日の時点でやはりステロイドの反動が来ていたようだ。じっとしている方が辛いというのは今日も一緒、脾臓を掴まれるような感じがするのも同じ。何も出来ないので試しに頑張って部屋の掃除(と言っても多少だが)をしてみたら、身体を動かした方がまだマシなようだ。がしかし、夜まで体調の悪さは続き、ほぼ何もしていない分ただひたすら時間が過ぎるのを待っていただけのような1日、こうなると一体何のために生きているのか分からなくなる。夕方近くなって近所を少し散歩してみる。引っ越してきてから一度も行ったことのない近所の喫茶店に行こうかとも思ったのだが、ネットで調べてみると禁煙であることが判明、よってその裏手を探索してみる。すると、一応緑というものはある。蝉がわんさか鳴いていた。が、ちょっと腰を下ろして一服、というような場所がない。殺風景な児童公園をひとつ見つけたがあまりにも何もなく、ベンチに腰掛ける気にもなれない。だがその辺も今あまりにもへばっているからかも知れない。それにしても体調が悪くて休む、というのは辛い。せめて手の痺れが抜けてくれればもう少し気分的に楽になると思うのだが。

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倦怠以上

真面目な話、生きているのが不思議なくらいにダルい。いやもちろん、生きているからダルいのだけれど、こうなるとただ呼吸して、困苦を味わうためだけに生きているような気がしてまう。肉体的にダルいと精神的にもダルい。ありとあらゆる意味でダルい。横になっていても、仰向けになって本を読んでいるとときどき脾臓の辺りを内側から引っ張られるような違和感を覚えて、それが嫌に気になって休まらない。癌細胞によって膨れ上がった脾臓を抗がん剤で4ヶ月で急激に縮小させたせいなのだろうか。いずれにせよ、いい気分はもちろんしない。そんなわけで起きたのは10時、予告どおり今日は業務は休み、出かけたのは昼にスーパーまで買い物に出ただけ。後は前述のように丸一日ダルさに悩まされ続けた。恐らくステロイドが抜けた反動だとは思うが、今日はほとんど動いていないのでそれもよく分からず、夜になってあまりにも調子が悪いのでもしかしたらまた血圧でも下がっているのか、とも思った。熱も計ってみたがなかった。そんな調子なので音楽を作るどころか、精神的にヘタり過ぎて音楽を聴くことすらままならなかった。イアン・マキューアンの「贖罪」を休み休みちょっとずつ読んでいただけ。これほどまでに精神的にも煮詰まるのは、もちろん体調が悪いのが一番なのだけれど、いまどき学生ぐらいしか住まないであろう狭い部屋であることと、近所に気分転換をするような公園とか、川とか、そういった緑がない環境によるものだと思う。遊歩道までは片道9分ほど歩かなければならず、この暑さではしんどい。引っ越してからまだ1度も行ったことのない、近所の喫茶店に足を向けてみようかとも思ったのだが、結局行かなかった。心配していたとおり、休んだら休んだで、何もしないとかえって煮詰まるし身体にも来る。かといって、ステロイドの反動が一番来るのは恐らく明日から明後日にかけてだろうから、一体明日はどうしたものかと思う。

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Unstabilized

今日も8時に目が覚めたんだけど、意図的に二度寝して10時起床。ってのも、このところの弱り具合からして、今日辺りから少し頭を休めた方がいいのではないかと思ったんだけど、精神的に不安定な分、休もうと思うとかえって追い詰められる気がしてしまい、結局昼前に業務に繰り出し、展開から止むを得ず9時間弱の業務、さすがに疲れた。遅い夕飯はなか卯で牛丼で済ませる。しかし、今日は精神的崩壊こそしなかったものの、夜になって精神がやはり脆弱になり、恐怖心を覚える。なかなか抜けなくて困る。ひとつには、抗がん剤治療を止めたことが不安のタネになっている。いざ止めるとなると、果たして治ったのだろうか、とかえって不安になってしまう。しかし、永遠に治療を続けるわけにもいかず、というか、治療をずっと続けていたらいたずらに寿命を縮めるだけである。昔、というかつい半年ぐらい前だったら頓服の安定剤をがぶ飲みしていたところだが、今となってはそんなその場しのぎをする気にはなれない。向精神薬はとにかく飲みたくない。それにしてももう8月もそろそろ終わりだというのに毎日暑い。自宅にいる間はずっとエアコンかけっ放しだし、考えてみればここに引っ越してくる前に住んでいた木造のアパートで、今年よりもずっと暑い夏をエアコンなしで一体どうやってしのいだのか、今となっては不思議でしょうがない。そんなわけで今日もYouTubeでお笑いに走る。そろそろネタも苦しくなってきた。というか、基本テレビを見ないので芸人をあまり知らない。今日はサークルの後輩に紹介してもらった清水ミチコを見る。ピアノ上手い。これを書いている今もまだ若干精神的に不安定。明日辺りからステロイドの反動でがくっと来るだろうから、一応業務は3連休にしようと思う。まずは、休めない、という強迫観念からなんとかしなければ。このところさぼっていたので、曲でも書くか。

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崩壊中

確か起きたのは8時ごろだったと思う。昨夜も寝たのは3時過ぎだったのに。で、今日も壊れてしまった。夕方、業務の帰り、隣駅のホームで疲れたので椅子に座って電車を待ち始めた途端、目の前を大勢の人々が次から次へと同じ方向(左)に向かって歩いていくのが否応なしに目に入り、軽い眩暈のようなものを覚えて見ていられなくなった。目を開けていると本当の眩暈になって気分が悪くなりそうだったから、僕は必死に目をつむって電車が来るのを待った。で、電車が入ってくる音が聞こえてきたところでようやく目を開けて人々と同じ方向に歩き始めた。電車に乗っていてもふらふらして倒れそうだった。地元の駅に着いて、スーパーで夕飯の天丼を買って帰途に就くころには僕の自我は昨日同様崩壊してしまっており、アイデンティティはばらばらに飛び散り、蒸し暑い中をとぼとぼと歩く僕はただのネガティブな残像の欠片の集積となっていた。帰宅して天丼を食べたが味がよく分からなかった。それから僕は音楽をかけっ放しにしてソファに横になり、今日はなんとか小一時間ぐらいは意識を失ったようだ。目が覚めてから今日はたけしとさんまの動画をYouTubeでこの時間まで延々と見た。とにかく、アホなものならなんでもよかった。ただひたすら笑えて、物事を考えなくてよければよかった。普段テレビというものを見ない分、ただ受動的に受け入れるだけの単一方向の馬鹿話を同じようにアホになって見た。とりあえず、今のところはこんな修復方法しか思いつかない。

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反転

8時起床。どういうわけかまた朝に目が覚める。月曜に病院で血圧を計ったら上が118あったので、血圧がやっぱり戻ったのだろう。これまでのところ、副作用も今回はそれほどきつくない。まだ。今日も朝から暑い日だった。出掛けにコンビニに寄ってスティックのりを買い、ドトールに寄って封筒に封をして、郵便局でマンションの契約更新書を投函してから業務へ。で、昼過ぎにとんでもないことが起こった。業務中、ふと、僕は今ひたすら何かが起こるのを待っているだけだと思った途端、これは長い点滴にひたすら耐えているのとなんら変わりないのではないかと思ってしまい、その瞬間からモチベーションというものを喪ってしまった。正確には、何かを「行う」という意識が、「行わない」という意識に反転してしまった。それと同時にあらゆる意識がプラスからマイナスへと転じてしまったのだ。これに近いことは何年かに一度ぐらいの割合でタマに起こる。今回はあまりにも見事に意識が向こう側に転がってしまった。僕は即座に放り出してスーパーで夕飯を買って家路に就いた。ありとあらゆるモチベーションというものを喪失してしまった僕には、希望というものはもはや何一つ残されておらず、あるのはただの形のない絶望だけだった。こうなると一度意識をシャットダウンして再起動するしかないと思い、帰宅してソファに寝転がって寝ようとした。しかし、眠れなかった。もしかしたら10分ぐらいはうとうとしたのかも知れないが、感覚的にはまったく眠れなかった。しょうがないのでYouTubeでマイルスの古いアルバムをかけて、終盤に差し掛かったフォークナーの「響きと怒り」を読み始めると、なんだか少し楽になって来た。それは恐らく、自分が読むという行為を拒絶せずに成し得ていたからだと思う。ある方向に向かっていたからだと思う。で、遂に読み終わった。確かに上巻、つまり1部と2部は時制がめまぐるしく変わって難解きわまりないが、そこを通り過ぎると鮮やかに物語が浮かび上がるのは見事だった。スーパーで買ってきた鮨の夕飯を食べると、U-20の女子の試合を見てから、ネガティブな意識を掃除するために、YouTubeでタモリの昔の番組をひたすら見続け、腹の底から笑った。スポーツ以外のバラエティのダイジェストをこんなに見続けるのは近年滅多にない。そのうち深夜になり、またYouTubeでハウスのアルバムをかけて、それに合わせてリズムギターを延々と弾いた。いい練習になるし、頭が空っぽになる。こうして僕は自意識の危機からなんとか脱した、というわけだ。

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Fallin’ down

朝目が覚めたらまだ7時、2度寝しようとしたのだが結局そのまま起きてしまった。昨夜は3時過ぎに寝たのになんでこんなに早く起きたのだろう。昨日点滴中に4時間ぐらい寝てしまったからだろうか。そんなわけで朝から業務に行き、久々に状態に突入して大敗、お陰で夕方以降抑うつ状態になってしまい、昼寝はしたもののなかなか気分の切り替えが出来ず、音楽を聴いても全然いいと思えなくなってしまった。夕方、担当医に電話して正式に抗がん剤投与の終了が決まったというのに、切り替えが利かないばかりに憂鬱な夜を過ごす。それでも試しにギターを引っ張り出してみると、一応弾くことは出来る。というわけで今日はあまり書くことがない。ただひたすらさえない。そういえばこれまた久しぶりに郵便受けの郵便物を見たら、マンションの更新案内が来てた。ここに引っ越してもう2年になるというわけだが、いまだに時間のスパンというものが掴めない。長いのか短いのか分からない。どちらかと言えば、多くの記憶が抜け落ちている分、短くは感じる。さっきコーラを買いに外に出たら、ツクツクホーシが鳴いていた。

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7回目、終了

昨夜は12時に睡眠薬のレンドルミンを1錠飲んで寝ようとしたが、一向に眠くならないのでもう1錠飲んだら効いてはきたんだけど全然眠れない。しょうがないのでもう1錠、ロヒプノールを飲んだ。以前の経験から言ってこれが限界。もうぐらぐらしてるんだけどなかなか眠れないので参ったが、いつの間にか眠ったようだ。そんなわけなので朝目覚ましで起きたのはいいが、睡眠不足で眠くてしょうがない。今日は7回目の抗がん剤投与の日、病院に着いたのは9時15分過ぎ、だが比較的空いていたので、採尿採血の後、10時半過ぎには診察室に入ることが出来た。で、血圧のこととかを話していたら唐突に医者が条件的には6回で終了することが出来ますがどうしますか、と言い出し、気持ち的にはもちろんやらなくて済むのなら一も二も無く止めたいのだけれど、突然言われるとそうそう気分だけで即答出来るようなことではない。大体こうやって7時間の点滴の苦痛を我慢しようと必死の思いで覚悟して来ているわけだし、止めていいのかという若干の不安ももちろん頭をよぎる。そんなわけで咄嗟には頭の中で結論が出ず、せっかく来たので今日は治療を受けますと言ってしまったのだが、言った瞬間からもう後悔している。診察室を出るまで、死ぬほど後悔しまくったのだが、とうとうやっぱり止めますとは言い出せなかった。そもそも、当日になっていきなり言う方が悪い。僕に決断を委ねるのであれば、前回の治療時にインフォメーションしてくれれば考える時間はたっぷりあったのだ。この医者の欠点はコミュニケーションが一方通行になりがちで、どこか決め付けているようなところがあり、患者側から何かを言い出しにくいというところだ。で、化学治療室に入って点滴が始まり、僕は担当の看護婦にそのことを延々と長話していた。あの先生だとなんか言いにくいんだよね、的な。6回で止めてもいいんなら、7回で止めてもいいはずだよね、ところがあの先生の言い方だと6回か8回のどちらかしかないように聞こえる、って具合。で、僕としてはどうしても今日の7回目で止めたい、と話していると看護婦が、じゃ、私から先生に話しましょうかと提案してくれた。とそこに最初診察してくれていた教授がたまたま通りかかり、いきさつを話すと、じゃ、この後会議で会うので私から話しておきますよ、ということになり一件落着、今日の7回目で抗がん剤投与は終了と相成った。ま、いずれにせよ僕がどうしても嫌だとゴネればいいだけの話だったのだ。医者の話でも6回で止めた人と8回で止めた人の違いを示すデータはないと言っていた。死なないことがもちろん大前提だが、そろそろ生きるということも考えなければならない。抗がん剤を止めてどれぐらいで体調が戻るのか分からないけれど、一刻も早く入院前の体力を戻す必要はある。とまあそんな感じなのだが、最後の点滴は7時間半かかり、治療室はやけに寒くてタオルケットをかけて大半は眠っていたのだが、最後は頭痛までしてきてしんどかった。今回の副作用を乗り越えれば、少なくともしばらくはもろもろの苦痛に悩まされることもなくなるだろう。ようやくほっとする。

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Untitled

現在の時刻まだ10時過ぎ、なんでこんなに早く日記を書いているかというと、明日7回目の抗がん剤投与で病院に行かなければならないので早く寝ようと思って。とは言うものの、いつも3時だなんだに寝ている人間がそうそう早く眠れるものなのか、という心配もあるし、それよりなにより、計7時間の点滴というのは考えると物凄く憂鬱になる。出来れば逃げ出してしまいたい。が、なんだかんだ言って後2回で治療も終わり、大体において1度我慢して行けば3週間は行かなくて済むのだ。

そんなわけで9時前起床。だったと思う。今日も起きた感じの体調はあまりよろしくない。が、隣駅まで行って6時間業務、昼過ぎに気分が悪くなってきて、もう今日はタクシーで帰ろう、タクシー、タクシーと頭の中がタクシーで一杯になったもののその後次第に回復、地元に戻って中途半端な時間だが回転寿司を食べる。夜はU-20女子のW杯、日本×メキシコ戦、4-1を見る。日本が強いのかメキシコが下手なのか、ま、両方だろう。フォークナーの「響きと怒り」は下巻に突入、はいいのだが、また話者が代わって感情移入したくない話者になってしまい困る。2人目は非常によかったんだけどな。そんなわけで明日1日、なんとか頑張ろう。

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