空回り

終日雨。肌寒い。

二度寝してもすぐ目が覚めてしまい、7時15分に起きた。お蔭でゴミを出すことは出来たが……。ダルさは昨日までほどではなかった。しかし、午前中の記憶が既に怪しい。何をしていたのか思い出せない。精神的に完全に煮詰まっており、雑念の悪循環。果てはコミュニケーション不全。昼食後にやはり昼寝をしようとしたがなかなか寝付けず、ソファの上で1時間ほどうだうだだかうとうとだかしただけ。煙草だけが増える。

日中はhuluで昨日からの流れで黒沢清監督「回路」を見た。こっちは未見だった。しかし行くところまで行ってしまった感じでどう見てもやり過ぎの感。

そうこうしていると母のところに来た弟から電話、特養から書類を受け取ったのでうちに寄るという。で、来たのはいいがラジカセを母のところに持って行った方がいいと主張する弟とそんなの無駄だと主張する僕とで話が噛み合わない。弟はすぐ帰ったがどうも後味が悪い。最近の僕は医者という医者に何か言われるとすぐ腹を立てたり、人に何か言われるとすぐカチンと来たりし過ぎる傾向にあるなあと思う。例によってプライドが高過ぎるのかという順番で考え始め、自意識過剰なのではないかとかあれこれ悩む。とにかく人と上手くコミュニケーションが出来る感じがしない。

夕食後母のところに行く。母の言動は不安定で、それが僕の精神をさらに不安定にする。帰宅して、弟が気分を害したのではないかと謝りの電話をしたらまた微妙に意見が食い違い、というかそもそも弟は気分を害しておらずただの僕の考え過ぎだったようだが、いずれにしてもコミュニケーション不全になってる感半端ない。どんどん精神的に煮詰まり、不安定になっていく。huluで「ダーティハリー」を見始めたが、この何度見たか分からない映画に途中からいたたまれなくなって見れなくなる。要するに精神状態が悪化しただけなのだが、なんていうか、日本のチャンバラ映画みたいにハリウッド・アクションの戯画的な死、つまり無残でも痛くもなく表現される「死」というものがたまらなく嫌になる。どうも邦画頭になってるっぽいというので熊切和嘉監督「アンテナ」に変更して見始めるが、ん? アンテナ? ということで一時停止してウィキペディアで見てみると案の定田口ランディの「アンテナ」だということが判明、既に読んだ本なので見る気が失せてしまう。

どうにも人間として空回りしている感否めず、どうしたらいいか分からなくなってHに電話、長電話になるが結局電池切れる。

なんていうか、母の狂気というか被害妄想傾向がちょっと伝染してしまうようなところもある。このところの母は歯ばかり気にしていて、というか尋常じゃなく固執していて、話していると台所と口の中がごっちゃになってしまったりするという凄い世界。こっちもおかしくなりかける。弟のラジカセ案は現実的ではないと思うが、テレビを買って母の部屋に置いてあげようかと思う。ラジオでもいいのだが去年精神病院に入院しているとき、今よりもう少ししっかりしていたのにそれでもラジオを使い切れなかったので、まだテレビのリモコンの方がやさしいかと。

いずれにしても僕自身の生活が泥沼化しつつある。気がつくと明日から土日、予報によると明日もまた雨。明日もまた泥沼なのか。


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時差

睡眠薬をロヒプノールからレンドルミン(+ルネスタ)に替えたら、二度寝しても7時半に起きて、おお、と思った。眠気もそれほどではないように思えたし。これでようやく問題がひとつ解決したかに思えたのだが、ところがどっこい、朝食後に眠気がどかんと来て、結局ソファで3時間寝てしまい目が覚めると昼、今日の午前中は跡形もなく消滅。

で、またダルさが。今日は相場で雇用統計など経済指標が多い日なのでいつもより早め、2時過ぎに母のところに。気のせいか母は心ここに在らずという風に見えるし、僕が話しかけてもあまり答えてくれない気がする。帰宅してhuluで根岸吉太郎監督「探偵物語」を見る。なんつーか、このころは薬師丸ひろ子が大ブレイクしていたころだけれど、今見るとただの足の短い童顔のパッとしない小柄な女の子に見えて、ちょっと不思議に思える。見終わるころには椅子に座っているのもしんどいぐらいダルくなり、ソファに横になって夕飯まで寝ようと試みる。が、寝れない。最近夕方になるとこのパターン。で、夜になるとようやく動けるようになる。一体どういうわけだろう。これではまるで時差ボケ、体内時計が狂っているとしか思えない。どうもコロンビア戦で4時起きして以来、身体が勝手に昼夜逆転しているようだ。もう一週間以上経過しているというのに。

雇用統計、本来ならやるべきではないのに裏目ったら終わりの覚悟でイチかバチかでポジション取ったものの、予想以上に強い結果が出たにも関わらず拍子抜けするぐらいしか動かず。よってなんか負けた気分。一応連勝で雇用統計乗り切ったからいいのだけれどなんか脱力。

夜は黒沢清監督「CURE」を見た。見るのはこれで2度目だけれど、結末分かっててもやっぱり怖かった。しかし役所広司、昔似ていると言われたことがあるのだけれど、何度見ても全然似てない。同じく似ていると言われた徳永英明の方がまだ分からんでもないが。一番似ていると言われたのは昔ポニーキャニオンにいた渡辺博(おニャン子クラブとかのディレクターだった)なのだが、彼は壮絶に痩せていて僕もあんな風に痩せて見られるのだろうかと不思議に思った記憶が。博はどうしてるのかな。ちなみに博はここに書いたヒロミにアイドルにならないかと声をかけた人物である(ヒロミ談)。それはともかく、「CURE」、基本は要するに恐怖の伝染・連鎖ということなのだろうが、ラストで間宮を発見するところがどうしても釈然としないのも確か。よく出来ている映画だけれど。

そんな感じで吸血鬼よろしく昼はまともに動けず、夜になって動けるという感じで風呂の掃除をしたり。キッチンの三角コーナー周りのぬめりに随分と悩まされてきたのだが、流しの上に置いてあったキッチン泡ハイターをかけたところ綺麗になり、いまさらながらハイター凄いなと。今まで何に使うのかよく分からなかった。

それにしてもこの体内時計の逆転、どうやって治したらいいのだろうか。時差ボケで一般的に言われるのは日光を浴びるとかだけれど、先日わざわざ海まで行って日光を浴びてきたのに改善しないとは。悩む。最近業務行ってないので日中ほとんど出かけないのも要因のひとつだとは思うが。とにかく昼食は外に行って食べるとかかな。うーむ。


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不意

相変わらずダルい。超ダルい。どうやらこれは精神由来のものではなく、体調から来ているようだ。昼に精神科に行くものの1時間ぐらい待たされて待合室でうとうとしてしまうし。例の眠気の件もあるので、睡眠薬のロヒプノールを以前飲んでいたレンドルミンに替えてもらった。こっちの方が多少弱いし作用時間も短い。ベンゾジアゼピン系というところは同じ。

帰宅してダルいのでだらだらしていると携帯に特養から電話、母がトイレで転んで頭をぶつけたらしく、血が止まらないとのこと。母は静脈血栓のために血を固まりにくくする薬を飲んでいるので出血しやすいし血も止まりにくい。歩いて行くとちょうど車に載せるところだった。で、隣町の内科医に連れていくのに同乗、結果的には2針縫った。幸いにというか、たぶん裂傷だけだと思われる。また硬膜下血腫とかになると大変。

この、母を医者に連れていく間も頭が朦朧としていて、やはりこのダルさは精神的なものではなく身体的なものらしいなと。医者は訛りがきつくて何を話しているのかよく分からず、それでいて母を認知症と決めつけているのでむっとする。で、帰宅してから考えると、このところの母は当日の記憶も定かでないのでやはり認知症なのだろうかと心配になる。

夕方からまた猛烈にダルくなり、ソファで寝ようと試みるもなかなか眠れず。相場の連敗はようやくストップ。夜はhuluでドラマ「ケイゾク」の1話から見てみるが、つまらん……。考えてみると劇場版だけ見たことがあった。いずれにしても堤幸彦系は肌に合わない模様。面白いと思ったことがない。

夜中になってふと思いついてバンドのベース(現キーボード・アレンジャー)のヨウタロウに電話してみる。久々だとは思ったが、僕が田舎に帰ったことすら知らずびっくり。そんなに久しぶりだったのか。どうやら僕の時間の感覚もかなり怪しくなっている。大体に於いて、「ケイゾク」を見ていても役者の名前が出て来なくて焦る。脳内劣化が酷い。

しかし、それにしてもなんでこんなにダルいのだろうか。身体がダルいと頭も回らないし集中力が持続しないし音楽もうるさく感じるから困ったものだ。原因がよく分からないからどうしたらいいのかも分からない。どこか具合でも悪いのだろうか。そういえば晩年の父も肺気腫のせいで死ぬほどダルいとよくこぼしていた。程度は知らないが僕も肺気腫らしいので(悪性リンパ腫で検査したときにそう記入してあった)そのせいだろうか。とか思いながらも煙草を吸う辺りは僕も父と変わりない。



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なんかどん底だな。気分的に。相場は連敗中、何をやっても上手く行かない。

起きたのは10時前だが、とにかくダルい。尋常じゃなくダルい。午前中は身動き取れず。また例の起きてから2時間は使い物にならない状態が復活。どうにもならないので1時間ほどソファで昼寝。ダルいから寝る、ということを繰り返していると延々とそのサイクルにハマってしまって寝たきり同然になってしまいそうなので、午後になって今日は泌尿器科に行かなければならないこともあり、重い腰を上げて先日縁側から引っぺがしたカーペットを車に載せてゴミ処理場に運び、それから医者へ。珍しく今日は尿検査で異常がなかった。前立腺がんの検査のために採血、しかし結果は2週間後。嫌だなあ。処方薬局で薬を受け取って帰宅。

ようやく「ツイン・ピークス」を見終わる。予想はついたが、結局収拾がつかないまま終了。シリーズの後半からただ混沌とするだけでひたすらダレて退屈だった。デヴィッド・リンチは往々にしてこういう消化不良になる傾向がある。どうしてこのすっきりしないドラマが社会現象にまでなったのか謎。

向かいの人からお裾分けでさくらんぼをもらったので、夕食後に母のところに持って行く。母がどうのという以前に僕の気持ちが落ちているのでどうにも。鶏が先か卵が先か、この落ち込み具合が身体的ダルさから来ているのかそれとも精神面から来ているのか、どっちか分からない。とにかくあらゆることに対してモチベーションが落ちて、うだつが上がらないとはまさにこのことだなと思う。気勢というものがまるでない。覇気の対極にある。不安というよりもひたすら憂鬱なのだが、こうなると抑うつ状態なのかどうなのかもよく分からない。また睡眠薬をルネスタとロヒプノールの2種類飲んでいるのだが、どうも7時間以上寝ないとダメっぽい。エンジンのかかりが遅過ぎる。というよりも、今日は終日エンスト状態。

夜はhuluで「大魔神怒る」を見た。シリーズ3作の中で一番印象に残っていたからなのだが、どうもPCのディスプレイで鑑賞するには陳腐な感じは否めない。何しろ50年近く前の特撮映画だし。印象に残っていたのは、恐らく子供のころに劇場で見て怖かったということなのだろうけど。僕の覚束ない記憶では、「大魔神」3部作は全部劇場で見たような気がしている。この田舎町にも昔々、僕がまだ子供のころは映画館があって、その場所は今では郵便局になっているのだが、小学生のころは許可映画という学校の許可が出た映画だけ見ることが出来た。今でも覚えているが、最初に見た映画は「ウイラード」だ。ネズミが人を襲う話である。なんでこんな映画が小学生の許可映画にと今となっては思う。

いまさら改めて書くのはうんざりなのだが、集団的自衛権の行使容認が閣議決定された。茶番だ。これで憲法9条はいかようにでも拡大解釈出来ることになった。安倍晋三のようなうすら馬鹿に国を任せておくこの国の人々の神経を疑う。関係ないやとスマホをいじり倒している若い連中が徴兵を受けるのもそう遠い先でもないだろう。いずれにせよ、この国は平和憲法を捨てたのである。これを愚行と呼ばずになんと呼べばいいのか。

明日は昼に精神科。しかし、今の状態をどう医者に告げたらいいのか、途方に暮れる。安定剤飲んでないし。ただ、安定剤を飲まなくなってから慢性的な極度の抑うつ状態には陥らなくなったような気はする。かといって自分が普通の精神状態にあるのかどうか、いまひとつよく分からない。たぶん、次のステップは睡眠薬を飲まずに寝ることだとは思うのだが、これがどうにも。特にW杯が始まってから生活のリズムが出鱈目になっているので。

いずれにしても体調も精神面もどん底。どうしたらやる気が出るのか、その方法が見つからない。転換点が見当たらない。

本日20本目の煙草を吸ったら少し眩暈が。


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ニッポンの崩壊

これまで意図的にポリティカルなことは書かないできた。それはとっくの昔に政治というものに深く失望して何の期待も抱いていないからなのだが、それにしても、である。ことここに至るとあまりと言えばあまり。昨日敢えて書かなかった集団的自衛権の行使に反対する焼身自殺未遂をNHKが報道しなかったことに引き続き、今日は官邸前で最大規模の反対行動がなされたにも関わらず現政権と与党は明日決めるつもりでいる。一体何故こんなことになったのだろうか。一方で安倍政権のやっていることといえば、黒字の大企業の法人税を下げ、消費税を上げ、TPPを進め、生活保護の敷居を高くし、揚句の果てにはサラ金の利息を元の29.2%に戻そうとしている。さらにはパチンコ税にスマホ税と来た。その上での今回の集団的自衛権の行使、今まさに日本という国は愚かな政権に蹂躙されている最中である。このままでは自殺者も天井知らずに増えるだろうし無為の戦死者も出るだろう。それでいて、この暴挙を行う安倍内閣を支持する人間の方がいまだに多いというのはまさに狂気の沙汰としか思えない。一体、何故こんな輩を皆選んだのだろうか。皆何を期待して彼らに票を投じたのか。一新興宗教の政党が与党として平和憲法を崩壊させるようなことが何故出来るのか。本当にこれが国民の総意なのか。まさしく唖然として開いた口が塞がらない。この暴走はどこまで続くのだろうか。その果てにあるのは一体何なのだろうか。勝手に日本という国が自らずぶずぶと沈没していくようである。安倍は一体日本をどうしようというのだろう。ファシズムとか右とか左とか言う以前に、これはただの愚昧ではないか。どうやらもう手遅れなほどにこの国は集団狂気に陥っているようだ。

ああやっぱり切りがないな。個人というものを踏み潰しながら、何か異様なものが通り過ぎようとしている。もはや巨大な悪意と化した愚かさ。僕ごときがぼやいてもどうにもならない狂気が充満している。震災の日以来、世界が地軸が傾いたようにおかしな方向にずれていくのを感じていたが、何故それがこのタイミングで加速していくのか理解出来ない。一体何が起こっているのだろう? なんでこうなったのだろう?

僕自身の日記としてはあまり書くことがない。8時に起きて業務に行き、昼寝を1時間して夢を見て相場で大敗。ただそれだけの一日。母はやはり不安定。どうやら一昨日だけ落ち着いていたようで、不安定な日の方が多い。母が落ち着いてくれないとどうしても僕自身が落ち着けない。

しかしやりきれないな、まったく。

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隔離

雨。今年の梅雨は雨が少ないと思っていたのだが。予報によると明日も雨っぽい。今日の外出は買い物に出たのと母のところに行っただけ。ほぼ一日中家に篭っていたので夜になって精神的に煮詰まる。まるで自分が世界から遠く離れたこの世の果てにでもいるような気分。何をしても身が入らず、落ち着かない。収まりが悪い。ひとつは今日の母が少々いらいらしていたということもあるだろう。ただそれだけで僕はいたたまれなくなる。安穏とはしていられなくなる。

10時過ぎに起きた。昨夜はブラジル×チリの試合を最後まで見てしまったので寝たのは4時。PK戦までもつれ込み、凄い試合だった。W杯で勝ち上がるにはあれぐらいのスピードと運動量がないとダメなのだなと改めて思う。

内容はもう忘れてしまったがなかなか面白い夢を見たので続きが見たいと思い、12時ごろにソファで昼寝、すると完全な続編ではないもののどうやら夢の続きらしきものを見た。目が覚めると3時を過ぎていた。唖然。遅い昼食を摂り、2階の自室から探し出してきた熊切和嘉の処女監督作品「鬼畜大宴会」のDVDを久しぶりに見た。その後は何をするでもなく、「ツイン・ピークス」を休み休み見たぐらい。世の中と繋がっていない感半端ない。夜になってキーボードのヤマザキに電話してみるが相変わらず留守電。真面目な話、世界から隔離されている感覚。もうすぐオランダ×メキシコの試合が始まるがこれまた最後まで見たら時差ボケ状態になるだろうなと思う。

よっぽど安定剤を飲もうかとも考えた。この行き詰まり感は不安感なのかもしれないと思って。FXを始めたころ、いろんなサイトを見ていると「リスク・ラバー」という言葉に行き当たって、ああ僕はこれかもしれないなと思った。長いことギャンブラーとして生きてきたので、常にリスクを背負っていないと落ち着かないというか逆に不安を覚えるという。とどのつまり、こういうのを因業と呼ぶのだろうか。

J.G.バラードの短編集「時の声」に戻ったのだがどうも落ち着かないというか精神衛生上よくないように思え、父の書棚の世界文学全集からサマセット・モームの「人間の絆」を読み始めたのだが、ふとウィキペディアでモームを調べると同性愛者とあり気持ちが引いてしまった。かつて「月と六ペンス」を読んだときは素晴らしいと思ったのだが。人間知らない方がいいこともある。

そろそろ6月も終わるな。


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殺人犯はそこにいるのに

清水潔「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」読了。例によってツイートを引用。

ちとネタバレっぽいが。しかしながら本当に現実というものはときとして唖然とするしかない。ちなみに、本作の中で前作「桶川ストーカー殺人事件―遺言」の梗概が書かれているので、順番としては「桶川」→「北関東」という風に読むのがいいかと。いずれにしても本当に面白いのはディテイルなので、例えばウィキペディアとかで事件の概要を知った上で読んでも十分に衝撃を覚えるはず。いずれの事件にしても、一人のジャーナリストが丹念に取材して明らかになることが警察や検察、司法という組織が束になっても暴けないという構造が抱える問題、ただただ驚くしかない。先入観と組織構造というものの恐ろしさ。まったく、こんなことがあっていいものだろうか。例えば国というものが実はただの概念・構造でしかないように、組織あるいはシステムというくくりにした途端に正義も真実もどこかに置き去りにされるという面妖な事実。置いていかれるのは被害者やその家族という個人だ。

今日は10時過ぎに起床。快晴とまではいかないまでも晴れていたのでいつぞや行った由良海岸に海を見に行ってきた。僕の記憶では前回車で片道1時間半ぐらいという印象だったが、2時間近くかかった。それにしてもガソリン、前回入れたときよりリッター辺り10円以上値上がりしていて唖然。

月山までは怪しい天気だったが朝日連峰を越えると日本海側は晴れて暑かった。気の早い人が砂浜で海水浴をしていた。今日は前回来たときより人は少なくまばら、潮の匂いを嗅ぎたかったのだが何故か海岸に降り立っただけでは匂わず、白山島に歩いて渡るとようやく場所によって潮の匂いが。飛び交っているのがカモメなのかウミネコなのか僕には判別出来ない。今日は島にある白山神社にお参りした。海岸を30分ほど歩くとくたくたに。

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海から戻るともう夕方だった。夕飯を済ませてから母のところに行くと、今日の母は穏やかでいい表情をしていてほっとする。夜は前述の「殺人犯はそこにいる」を一気読み。次は何を読もうか。夜半から雨。


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今そこにある危機

サイモン・シン/エツァート・エルンスト「代替医療解剖」読了。感想はツイートを引用すると、

まあ簡単に言うと期待が大き過ぎた。サイモン・シンは難解な科学を平易に面白く読ませることに関しては素晴らしく秀でている。今回は題材が題材なだけに、やっぱりなあという印象の方が強く、驚きはそれほどなかった。それにしても、この中では巻末の付録に2ページだけで何の根拠もなく論外なものと一蹴されている人智学医療に同級生の女子がのめり込んでいて、子供をシュタイナー学校に入れていたり、Facebookでローフードが凄いだのなんだのと入れ込んでいるので、宗教と同じでいくら科学的根拠がなくプラセボ効果しかないのだと言ってもこういう人たちは聞く耳を持たないのだなあと改めて思う。結局、この本に書かれてあることは基本的に普通に考えれば分かることで、それを改めて科学的手法で検証したという内容。だが実際問題として日本でも鍼やカイロプラクティック、指圧といったものは普通に行われているわけで。この本では言及されていないが、考えてみれば接骨医院でよくやる赤外線なんてなんの根拠もないし実際効果があった試しがない。本当に赤外線が治療効果があるのであれば日光を浴びればよいわけで。

今日は恋する夢どころか何故か業務の夢を見て9時過ぎ起床。とにかく一日中ダルくて閉口した。普段はやらない東京タイムで成行でポジションを取ったら片っ端から裏目、日中で自分が決めている一日の損失の限度を超えてしまった。慣れないことはするものではない。それはともかく、とにかくあまりにもダルいので午後ソファで少し寝ようとしたのだがどうにも眠れない。横になると悪性リンパ腫を患ったときに倍ぐらいに膨れ上がった脾臓の辺りが締め付けられるような感じがして気になってしょうがないし、いつまで経っても眠れそうな気配がなく、諦めて今日はいつもより早めに母のところに行った。相変わらずダルかったけれど、外出して少しは身体を動かしたことで気分的にも多少の切り替えにはなった。

夕食後にそろそろ終盤に差し掛かった「ツイン・ピークス」を1話分見るが、ここに来てどうにも話がダレてきた感じがして一気に見る気はせず。前回見た「家政婦のミタ」と比べると話がてんこ盛りになり過ぎてる感が否めない。まあここまで来たら最後まで見るけれど。

ダルいわ脾臓は気になるわで体調がよろしくないので、清水潔「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」を読み始めたら面白くて止まらない。一気読みしてしまう勢い。清水潔はここにも書いたがフォーカスの記者時代に独力で桶川ストーカー殺人事件の実行犯を見つけたジャーナリスト。もう1回書いておこう。「桶川ストーカー殺人事件―遺言」は読まないと損する傑作。今回の「殺人犯はそこにいる」は冤罪の話なので自分の体験も重なり、身につまされる。清水の執念はホント凄い。たぶん明日には読み終わってしまうだろう。

この本読んでるとアドレナリンが出てくるようで、頭を冷やすために夜中に散歩に出ようかとも思ったが、この界隈は夜暗くて怖いので階段の昇降で済ます。で、風呂に入って風呂場の床を洗ったりした。

どうもこのところ、心臓とか脾臓とかいろんなところが気になるし真剣にダル過ぎる。突然死してしまうのではないかという危機感すら覚える。で、ふと振り返ると今週は相場でボコボコに負けてるし、日本代表がW杯で敗退して虚脱感も凄い。明日から土日で相場も休みだし、いろんなものから距離を置いて気分転換を図りたいところ。天気がよければ海を見に行ったりしたいところだが、なにしろ体調が。それと元気がない。こういうときにどう身体を上手く動かせばいいのか、アイディアが浮かばない。どうにも気力がないもので。楽器の練習でもすればいいんだろうけど。

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無題

2時就寝、8時起床。恋する夢を見た。ちょうど難局に差し掛かるところで目が覚めてしまったけれど、やはり恋する夢はいいな。リアルの僕はもう恋することもないだろうから。夢の中で僕は20代ぐらいだったと思う。

予想外に早く起きてしまったので業務に行ってみるが、いまひとつツキがない。ふと顧みると今月業務は全敗、もっとも数えるほどしか行ってないのだが、実際行くだけ無駄というもの。帰宅して、朝方の夢の続きを見たいと思ってソファで寝てみる。すると、記憶が定かではないものの、どうやら続きっぽい夢を見たのだけれど、いつの間にかサスペンス映画みたいな展開に。残念。で、目が覚めてみると3時間経過、5時になっていた。特養から電話があって母の足のむくみについて医者が紹介状をどうのという話。あまり意味がないので詳細は省略。既に県立中央病院で足のむくみ、つまり静脈血栓については詳細な検査も診察も終えているので。米を仕掛けるのを忘れていたので母のところに行く時間の都合上、今日の夕食は蕎麦屋で済ます。今月贅沢だなあ。外食が多い。蕎麦ばかりだけど。その足で母のところに行き、看護師と事務所の人間に母の静脈血栓について説明。今日の母は比較的落ち着いていた方だと思う。

相場はどうもタイミングが悪い。昨日のポジションを決済せずに今日に持ち込んだことでややこしくなってしまった。抜け方が悪くちぐはぐ。結局相場に振り回されて今日は「ツイン・ピークス」も見る余裕がなかった。まあそういう意味ではある意味仕事をしたと言えなくもない。結果はともかく。

スアレスが噛みつきで出場停止処分になるなど、W杯はそれなりに話題になっているものの、今日付けのマスコミ各紙は日本の選手を一斉にこっ酷く叩いていてすっかり幻滅、一番がっかりしているのは選手たちなのだから少しは考えてやれよという感じ。これまで散々持ち上げておいて結果が出ないとこれ。ザッケローニの退任も決まった。ザックには感謝している。この4年間よくやってくれたと思う。なにより、あの震災があったのにそれでもここまで続けてくれた。有難いことだ。この4年で日本は確実に強くなったのだ。目標が高くなっただけ。

午後に3時間も寝てしまったし、いろいろとちぐはぐな一日だった。どうもW杯が始まってから一日のタイムスケジュールが定まらない。業務から実質引退状態なのもひとつの要因。それならそれで、少しスケジューリングを考えなければ。体調があまりよろしくないのも原因のひとつ。精神的には安定剤を飲まないでずっと我慢しているが危ういことは危うい。結局ロヒプノール飲んで寝ているのでベンゾジアゼピンを完全に抜くことはまだ出来てない。

毎日恋する夢が見れたらなあ。と、夢見ることを夢見る。


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コロンビア戦:夢の終わりと始まり

前半終了間際、岡崎の同点ゴールが決まったとき、僕らは夢を見た。ギリシャはコートジボワールに対して1点リードしていた。

逆に言えば、単なる状況だけではなく、少なくともそこまでのところ、夢を見れるぐらいのサッカーをしていたということだ。運動量と守備意識の高さ、裏へ飛び出す岡崎、シュートを打つ香川。効果的なタックルも何度も見られた。先発を前回からワントップを大久保にして2列目に香川を戻しボランチは長谷部と青山に代えた日本。ようやくらしさが見えた。対するコロンビアは先発を8人入れ替え。よってポゼッションも凌駕出来た。失点は今野の与えたPK。

だが後半開始から形勢がよろしくないと判断したぺケルマンが主力2人を投入すると地力の差が出て、結果は1-4。夢を見られた時間は短かった。奇しくもドイツW杯の3戦目と同じスコアだ。しかし、今回はただ成す術なくボコボコにやられたわけではなく、攻めた結果。今日はそれなりにこれまでの日本のサッカーを出すことは出来た。だから、これが恐らく現時点での力の差なのだろう。そういうわけで日本のW杯は終わり、僕らの夢は終わった。しかしながらドイツW杯のときのような絶望感・失望はなかった。今回の場合、それまでの2戦の出来が悪過ぎた。それと相変わらず本田はキレが悪くスピードがなく球離れが悪く、上向いたといっても香川のシュートが枠を捉えたのは前半の1本だけ、ドルトムント時代のキレもシュートをゴールに流し込む姿も見られなかった。攻める姿勢は見せたが、日本の絶好調時のパススピードと精度はなかった。それでも長友はいつものパフォーマンスを取り戻し、ボランチの3人、長谷部、青山、山口もよかった。特に長谷部は久々によかった。試合終了後、マスコミはこぞって惨敗と書き立てたが、それはスコアだけを見てのこと。今回の大会は日本代表の現在地を確認することが出来た。少なくとも僕個人としては。

これからまた夢が始まる。4年間続く夢だ。これでようやく日本は本田依存から脱することが出来るかもしれないし、また新しい戦力が加わるはずだ。大迫、柿谷といったところがどこまで伸びるか。久保裕也、南野、小野裕二、大津、前線には楽しみな人材がいる。そして、バルサの下部組織で10番を付けて得点王を独走する久保建英も4年後には17歳、もしかしたらなんて思う。山口はフィオレンティーナ移籍の話が既に出ている。日本の課題はやはりディフェンダーだろう。

試合後、まだ26歳の内田の口から代表引退をほのめかす言葉が出るなど、選手たちの虚脱感は相当なものがあると思う。実際、今回は期待だけが膨大に膨らんでいたのでなおさらだ。皮肉なことに、試合前の本田の言葉が「優勝」から「奇跡・ミラクル」になってしまっていたのも今回の結果を暗示していたように思う。戦う前から既に、グループリーグ突破は奇跡になってしまっていたのである。結局、FIFAランキング46位というのは皮肉にも妥当なところだった。正直なところ、敗退が決まった瞬間、失望と同時に肩の荷が下りたような安堵感に似たものもあった。それだけ、見ている僕たちも追い詰められていた。選手たちはなおさらだろう。その重苦しさがもしかしたら今回の敗因かもしれない。結果的に、日本代表は3試合を伸び伸びとプレーすることが出来なかった。本田と香川という攻撃のコアになる選手がピークに持って行けていなかった。ベストのパフォーマンスを見せることが出来なかった。そこは残念だ。

しかしながら、これからまた4年間楽しめるのである。そう考えるとちょっとわくわくする。こうしてまた、長い夢が始まる。それはとても素敵なことだ。

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ここから日記。コロンビア戦を見るために4時15分と4時30分にアラームをセットして、ソファで仮眠しようとしたが寝付けなかった。結局、2時間も寝ていない。試合後、二度目のトーストを食べて寝ようとしたら身体は猛烈に眠いのに頭は逆に眠くなくなり、2階の自室で布団に入っても心臓がバクバクして眠れない。もしかして心臓が停まるのではないかと心配になったくらい。おまけに雑念が渦巻いて。結局、短時間型の睡眠薬、ルネスタと安定剤のレキソタンを飲んで、ようやく10時ごろから4時間半ほど眠ることが出来た。SF競馬ミステリーの夢を見た。起きると少々頭痛がしたが、気分はそれほど悪くなかった。遅い昼食を摂るともう4時。ソファで本を読んだりしているともう夕方、母のところに寄ってから買い物をして夕食、それからBSの再放送でもう一度日本戦を見た。今日も相場は悪戦苦闘、夜までほとんど動意がなく、9時半の経済指標で一瞬でストップロスに引っかかる。慌ててポジションを取り直してというバタバタぶり。結局今日は指値が甘かった。結果的に、ロクに寝ておらず相場が動いてもいなかったときに指値したのは早計だった。

やっぱり朝の5時からの試合はきつい。出鱈目な寝方をしたので体内時計が右往左往してしまった感じ。睡眠不足のせいでまだちょっと動悸するような感じが抜けないし、肩の辺りがやけに重い感じが抜けない。昼間寝てしまったので昼夜逆転してもおかしくないところだが、ここは普通どおりに寝て十分に睡眠を取る必要がありそうだ。


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