新宿、ダークサイド

11月12日、日曜日。

さくらんぼ東根(シュールな駅名だ)13時47分発の新幹線に乗る。何しろ久しぶりの新幹線、問題は煙草を吸わずに2時間半という時間を耐えられるかなのだが、列車が動き始めるとあとはもう耐えるしかない。せめて隣の席が空いていればいいのだが……と思うものの途中からおばさんが座った。煙草よりも狭苦しい席での対人ストレスの方が厄介だ。持ってきた本を置いたものの、ふと思いついてWiFIがなくてもiPhoneでKindleの本は読めるのかな?と思って開いたらダウンロードしてあるものは読める(当然)。そんなわけで無料だったのでなんとなくダウンロードしていた漫画「カイジ」の1巻を読み終わると、道中の半分ぐらいの時間が過ぎた。これはラッキー。あとは寝ようかと目をつむる。意外なことに僕を途中から悩ませたのは尻の痛みだった。一体全体、これは新幹線の椅子が問題なのか、それとも自分の薄っぺらい尻の問題なのか。ともかく、尻が痛くてなかなか寝付けない。と思っていると宇都宮を過ぎた。16時22分大宮着。なんだかんだ、途中の景色はほとんど見なかった。僕の記憶の中の大宮はとにかく空気が悪くて臭いというイメージなのだが、今日はそれほど気にならなかった。

大宮から埼京線に乗り換えてホテルのある赤羽まで。ドア脇にもたれて窓外に流れる景色を見る。考えてみれば電車に乗ること自体が2013年の1月以来なのだが、久しぶりに見る都会の景色は何故かちっとも懐かしくなかった。久々という感じがせず、まったくもって見慣れた景色に思えた。途中、武蔵浦和を通過したときに、ロッテの球場が見えて「ジャパン」というディスカウントショップが見えてようやく、ああ結婚していたころはあそこに住んでいたんだという思いが湧く。ジャパンなんて存在そのものを忘れていた。結婚していたころは毎晩ロッテの工場の周りを散歩して、途中の入り口の階段に腰を下ろしてI泉さんと長電話をしたものだった。

赤羽に着いたはいいが、ホテルがどこか分からない。赤羽の駅前自体が僕の記憶にあるものよりもちょっと新しくなった分洗練されていてどっちがどっちか分からない。確か駅からすぐということだったが。スタバで珈琲を買ってから、結局駅前の交番で道を訊いた。ホテルに辿り着くと、確かに南口で降りればすぐという場所だった。で、どっちかっていうといかがわしい側にあった。

ホテルの部屋は思ったよりも狭かった。考えてみればホテルというものに泊まるのは最後に仕事でアメリカに行って以来だから10年振りぐらいかもしれない。狭い机に持ってきたノートパソコンを開いてLANケーブルを繋げて立ち上げる。スタバの珈琲を飲みながら煙草を一服してヨウタロウに電話した。

ヨウタロウは車じゃなく電車で来るというので、渋谷ではなく新宿の東口の交番前で待ち合わせることに。これまた物凄く久しぶりにヤフーの路線検索で調べると新宿までは埼京線で15分だった。

6時過ぎに新宿駅に到着、久しぶりに混みあうホームを歩いて出口を目指す。これだけの人波も久しぶりなのだがやっぱり懐かしいという感じはしない。人でごった返す新宿東口交番の前でヨウタロウを待つ。

とにかく人、人、人。来るときに気になったのは、山形よりは寒くないだろうから、自分の格好だけがずれてるんじゃないかということだったが、いざ東京に着いてみるとむしろ僕よりも厚着の人の方が多い。もうダウンジャケットを着ている人も多い。

辺りを見渡すとアルタとかビックカメラとか昔と変わらないものが目につくが、風景のディテイルが違っていて違和感があり、ちょっとブレードランナーっぽい。交番前で待ち合わせているのは若者ばかり、あるいは何人か分からない外国人たち。ぼんやりと、こいつらもあと30年も経てば俺よりも見た目は老けてるはず、と思う。

10分ぐらい待ってヨウタロウの携帯に連絡を入れたい衝動に駆られたが、それはどこかおのぼりさんっぽい行為に思われてもう少し我慢して待つことにする。待っている間、不意に大学に入って初めてクラスでヨウタロウに会ったことを思い出す。まだ一緒にバンドを組む前のことを。

やがて現れたヨウタロウは案の定老けていて、そして以前よりも太っていた。考えてみればヨウタロウと会うのも前回バンドの練習をして以来なので7・8年振りなのだった。

ヨウタロウの案内で東口の駅前から南口方面に歩く。ライオン会館は初めて新宿に来たときと同じように同じ場所にあった。そこを右に曲がって、雑居ビルの狭いエレベーターで5階の無国籍料理を出す洋風居酒屋に入る。ヨウタロウの話によると今はとにかく日本人の店員がいないということで、確かに店員は皆何人か分からない(だが流暢な日本語を話す)人だった。

メシを食いながらヨウタロウと近況などを話すが、結局はやっぱり音楽業界、そして音楽そのものの話になる。で、久しぶりにアドレナリンが出ている自分もそうだが、ヨウタロウはとにかく語る。こういうところはまったく変わってない。で、気がつくと11時近く、4時間も話し込んでいた。正直、ここまで長く話し込むとは思っていなかったが、実に楽しかった。夢中で話した。これだけでも来た甲斐があった。5年に一度のイベントだから、と勘定は僕がカードで払った。駅の構内で京王線に乗るヨウタロウと別れる。

久しぶりに会ったヨウタロウは、先ほど交番前で不意に思い出したかつての美少年の面影はなく、てっぺんが少し薄くなって見た目は老け込んでいたが、話してみると昔とちっとも変わらなかった。まったくもって饒舌で何かを説明するのか大好きでどこか人懐っこい。背中合わせの若いカップルの男の子にもまったく屈託がなく自然に話しかける。そういうのはちょっとうらやましい。僕にはまだいろんなコンプレックスがあるから。

帰りの埼京線は空いていた。赤羽のダークサイドにあるホテルの周辺には、コンビニ以外では怪しげな店だけが煌々と看板が点いて、路地裏には客引きらしい怪しげなおっさんがいる。自動販売機でコーラを買って一度部屋に戻るも、すぐに思い直してホテルの前のセブンイレブンで寝酒用の果実酒とポテトチップスを買ってくる。

煙草を何本か吸って、シャワーを浴びてからこの日記を書く。防音がしっかりしているせいか、深夜の東京というかダークサイドの赤羽は思いの外静かだ。窓から下の道路を見ても人影はない。考えてみれば今日は日曜、日曜の深夜なのだから当たり前か。

というわけで、何の確固たる予定もなく行きあたりばったりに来た初日はあっという間に深更を迎え、そして僕は明日の予定というものをこの時間になってもまったく持ち合わせていない。武蔵浦和で会社帰りのジョンと会うことだけ。さて日中はどうするか。どこへ行くか。

そんなことはお構いなしにダークサイドの夜は更けていく。

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旅支度……

11月11日、土曜日。


1000円カットで髪を切った。

今日は北日本全体がそうだったらしいが、終日雨模様で荒れた天気。

実を言うと昨夜あれから宿泊の予約をキャンセルしようとしたのだけど、キャンセル料が発生すると分かってようやっと腹を括ったという次第。雨の中、隣町の駅(それが最寄り駅)に行って新幹線の特急券と乗車券を受け取ってきた。これで本当に後戻りできないことに。なんでここまでうだうだと悩むかというと、いまだに昨日の日記にも書いた、人は何故旅をするのか? という疑問が解けないからである。逆に言えばそれは旅をしてみないと分からないだろうということで、今回は5年振りに東京に行くことにした。と、それだけの理由なので、2泊3日といってもまったく何の予定もない。とはいうものの、単純に行ってみたいと思うところはほぼ無数にあるわけで、しかし今の体力を考えると1日でどれだけ回れるかというとかなり疑問である。結局行ってみたいところというのは、かつて住んでいたところ(高円寺→用賀→武蔵浦和)とか、勤めていたところとか、なんかしら思い出があるところとかそんな感じだが、例えばかつて勤めていたところと言っても会社だけで7つも渡り歩いている。六本木→表参道→日吉→市ヶ谷→六本木(×2)→不動前といった具合。それに加えてパチプロ時代に根城だった渋谷、溝口、赤坂とか言い始めると切りがなく、加えてあの子を陸橋で抱き締めた下北沢とか、ミクシィで知り合った子と最後にセックスしたのは国分寺の駅前のホテルだったなとか言い始めるともう本当に切りがない。冷静に考えるとこのところの僕の体力からして、1時間歩くと翌日寝込んでしまう。それを考慮するとせいぜい2ヵ所ぐらいになっちゃうが。まあとにかく行ってから考えることにしよう。

という具合に、昨夜からあちこち電話しても誰も電話に出ず、今日になっても電話は繋がらず、わずかにユカリだけがSMSで夜にかけ直すという返事が来た(実際にはかかってこなかった)だけで、東京に2泊するのはいいとしてまったく何の予定も立たなかった。

などと思っていると夕方近くになってヨウタロウから連絡があり、明日なら空いているということで明日向こうに到着してから連絡を取り合うということで明日の夜に会えそうということに。これでようやっと予定らしいものがひとつ。で、ヨウタロウとどこで待ち合わせようかと、かつて足繁く通って自分の小説にも何度も登場させた渋谷南口のジャズ喫茶、メアリージェーンをまだあるのかなとネットで調べてみると、あるにはあるのだがなんと禁煙になっていた。唖然。禁煙のジャズ喫茶なんてジャズじゃないじゃん。と思うが仕方ない。すると後はまったくノーアイディア、東急文化村地下のドゥ・マゴとかでもいいがメシを食うと高そうだ。109の地下にカフェ・ラ・ミルがあったころは分かりやすくてよかったのだが。後は表参道のスパイラル・カフェぐらいしか思いつかない。とにかく、煙草が吸えればどこでもいい。

そんな感じで急遽明日から行くというのに夜に至るまでろくに準備もせず、まあノートパソコンと本と読書用の眼鏡と薬さえ忘れなければなんとかなるだろう的な。

そんなわけだから夜は長崎がJ1昇格を決めた試合なんかをDAZNでのんびりと見ていた。で、昨夜からつかまらなかった同級生のジョンに夜中になってから電話が繋がり、月曜の仕事帰りに武蔵浦和辺りで会おうということに。これでなんとか予定らしきものが2つできたので、少しはわざわざ山形から東京くんだりまで泊りがけで行くという意味というか、目的のようなものがぼんやりと。しかしなんといっても行くのが日曜の夕方から火曜の午後までという微妙な日程、しかも急遽、ということで連絡が取れてもたぶんダメだろうなと思う人間には電話してない。つまり、会えそうな人間に片っ端から連絡を取ったわけではない。なんでかっていうと、前述の何故人は旅をするのか?に戻るわけだが、必ずしも知り合いに会うために人は旅をするわけじゃないと思うからであって、別に知らない人と会ってもいいわけだし誰とも会わなくてもいいはず。その証拠に雲母社時代、毎年夏になると会社の山荘(つまり実質松任谷家の別荘なわけだが)に行ってたころは、1週間ぐらい山荘に篭って買い物以外では誰とも会わなかったり、1号線を使って車で京都まで行って日本海側を回って東京に戻ったときにも誰一人知り合いには会わなかった(っていか、当時関西に知り合いはいなかった)。

それはともかくとして、日付が変わるころになってようやっと明日の準備をしようかとノートパソコンの電源をオフにしてパソコン用のカバンに入れようとすると、驚いたことに大き過ぎて入らないということが分かった。愕然。なんてこった。ことここに至って、しょうがないのでいまいち調子の悪い古いノートパソコンなら入るので、急遽そっちをセットアップというバタバタに。

とか書いているともう2時近くなってる。ああホントになんてこった。

以下次号。

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ホテルを予約してみる

11月10日、金曜日。

なにかと脱力する。

という具合に今週の中ではもっとも早い時間に起きたのだけれど、中途半端なことに変わりはなく、よってさしたる効果もなかった。朝食後に相場の想定をしたものの、どうも相場自体がうだうだの雰囲気で指値を置く気にもなれず。というのも今日は3時半に歯医者の予約があるし夜はサッカー日本代表の親善試合、ブラジル戦があるから。中途半端に手は出せず、しょうがないので歯医者までの時間潰しに業務に行ってみる。が、ツキなし。煙草だけゲットして帰る。帰宅後少々昼寝。のち歯医者。帰り道にそのまま母のところに寄る。

で、母のところから帰る頃合には妙な具合になっていた。

これはまったくの単なる思いつきに過ぎないのだが、明日からの土日にまったく何の予定もなく、ただ業務や昼寝で時間を潰すのも嫌だなあと思ったので、つい母に旅行に行くかも、などと言ってしまったのだった。そんなことを口してしまった手前、帰宅後に土日月辺りの都内のホテルを調べる。渋谷辺りで探すも相変わらずたっかいなあと思い、たまに妙に安いと思うものはカプセルホテルだったり。で、あれこれ検索しているうちにBooking.comというところで2泊していくら、という具合に探せてむしろその方が安いということが分かり、この際東京じゃなくてもいいやとさいたま市で検索してみると逆に高かったり。どっちにしても明日の土曜日からというのはいまいちで、明後日の日曜から2泊の方が安いということが判明、で、都内だけじゃなくて武蔵浦和とかにも行きたいので赤羽辺りで探すとちょうど安いホテルがあった。2泊して1万5000円ちょっと。なんか山形のホテルより安い。駅前だし。ということで、そのまま予約したものか悩む。一時期、とにかくホテルに泊まりたいという欲求があった時期があって、もう土日に山形市内のホテルに泊まろうかなどと考えたことまであったのだが、そういったホテルに泊まりたいという欲求はもう醒めてる。ルームサービスが使えるホテルなら泊まりたくないわけではないが、そういうホテルは高い。で、これまで何度も東京行きを思いつくたびに挫けてきたのは、一体何をしに行くのかという目的が何もないからなのだった。行ってどうするの?と自分に問いかけると何も答えは返って来ず、たぶん退屈するだけだろうな的なことが頭に去来する。で、断念するということの繰り返しだった。そういう意味では今回とてそうなのだが、なんていうか、これを逃すと冬になって雪が積もっている間は家を空ける気になれないのでまたしばらく行けなくなるだろうということと、考えてみるともう5年近く東京方面に行ってないわけで、さしたる目的や用事がないにしても5年に一度ぐらいは行ってもいいんじゃないかと。そんなわけで、夜、ブラジル戦のハーフタイムの間に、ついに予約ボタンをポチってしまった。

ああどうしよう。キャンセルしようか。などと、予約した途端に後悔している自分がいて。どっちにしたって退屈することは同じなので、だったら行ってもいいかという気がしないでもないが、さりとてこの歳になるといまさら僕に会いたいなどという人がいるとは到底思えない。とりあえず頭に浮かんだのは、先日読んだ後藤明生の「挟み撃ち」的に、昔住んでいたところをひとつずつ回るということ。「挟み撃ち」の主人公は訪ねた先でそれぞれその地の人と会って話したりしているのだが、僕の場合は敢えて訪ねる人とてなく、ただ単に5年経つとどう変わってるんだろうかぐらいの興味しかない。誰かと会うとしたら同級生のジョン、それからバンドのヨウタロウとヤマザキ、雲母社時代の同僚のユカリと松任谷さんぐらいしか思いつかない。かつての同僚のヒビヤはちょっとタイミング的に難しいだろう。いずれにせよ、どのみち今回行かないと下手すると10年ぐらい行かない感じがしないでもないので、苦手な新幹線を片道3時間我慢するのも致し方ないか。

だが一体、人は何のために旅をするのだろうか? 昔の俺はなんで毎年夏になると長野に行っていたのだろうか? なんでほぼ三日寝ないで車で京都に行ったりしたのだろうか? もうそういったことが思い出せないのである。気がつくと、自分がおのぼりさんそのものになっていることに気づく。字面どおりのおのぼりさんでもあり、リップヴァンウィンクル的なおのぼりさん、つまり時代に取り残された人間としてのおのぼりさんでもある。要するに、今これを書いているこの実家、ここにしか自分の居場所はもうないような気がしてしまうのだった。

それはともかくとして、一応宿泊を予約してしまったからには、ということで、ブラジル戦が終わってからジョン、ヨウタロウ、ヤマザキ、ユカリの順に電話をかけてみたが、誰一人出なかった。ここのところ誰かに電話するということをすっかり出来ないでいたので、いつの間にか「電話には出ない」ということが世の中のスタンダードとなっているのだろうか。それとも、週末の夜に電話なんかすんなよ、ということなのだろうか。はて。

ああこんなことをしている間に日付は変わり、予約をキャンセルするにしても前日になっちゃったからキャンセル料は発生しちゃうだろうな。もう諦めて行くしかない。誰もいなくても、そこに何もなくても。

というわけでポチってから心は千々に揺れているのだが、肝心のブラジル戦はというと、前半に早々と3失点してしまうという案の定の完敗だった。アギーレジャパン時代にシンガポールでブラジルと対戦したときは4-0で手も足も出なかったが、今回の日本代表が当時よりも強いかというとまったくそういう気がしないので、同じように惨敗するであろうことは普通に予想できたし、だから期待もしていなかった。先発に昌子の名前がなかったのでテンションはさらに落ち、興味は大迫が点を取るか取らないかだけぐらいになっていた。大体に於いて、最近しばしばこの日記でも書いているように、かつては日本代表を応援するのが自分の中では一番だったのだが、去年ぐらいから代表よりも鹿島アントラーズを応援する方がずっと楽しいということに目覚めてしまったのだった。なので今日の試合は負けて当たり前、特に悔しいとも思わない。後半になってブラジルがメンバーも変えてきてうだうだのサッカーをするようになり、一見日本代表がよくなったように見え、実際にセットプレーから槙野のヘッドで1点は返したものの、そこはそれで、ブラジルが前半の攻撃をゲーム全体を通して貫き通していればもっとボコボコに点を取られていたのは間違いない。それぐらいの差があった。もうパススピードからして全然違う。スピード、強度、技術、あらゆる面で凄い差があった。特に攻撃面ではこれじゃちょっとどうにもならんなと思うぐらいに物足りなかった。唯一、後半交代で入った森岡がちょっとらしいパスを出したぐらいかな……。そこも結局浅野がシュートすらできなかった。分かってはいたものの、ここまで差があるとちょっとしらける。日本に足りないラストピースはなんだろうと思うものの、例えばここに柴崎岳を入れたぐらいで劇的に変わるとも思えない。前半を見ていて結構ショックだったのは、中盤の3人、特に長谷部がまったく機能しなかったことだ。アジア勢相手では長谷部がいるといないのとではゲームの落ち着き具合が違うという具合に見えていたけれど、いざブラジルと対するとまったく役に立たない、歯が立たなかった。これは一朝一夕では強くなれないぞと改めて思った。

というわけなので、日本代表に対する期待値が改めてまた下がったというところ。正直ベルギー戦もあまり期待はできない。

さて、夜も更けた。ところで、本当に明後日から東京に行くのだろうか? このままだと行かざるを得ないが……。

続く。

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Have You Met Miss Jones?

11月9日、木曜日。

もちろん僕はミス・ジョーンズに会ったことはない。恐らく。もしかしたらロスかニューヨークかロンドンのどこかで擦れ違ったかもしれないけど。この曲は学生時代にジョー・パスのギターソロでよく聴いた。この、フィル・ウッズとエンリコ・ピエラヌンツィのデュエットの演奏は素晴らしい。正直言って、アルトサックスよりもテナーサックスやソプラノサックスの方が好きだし、それにどこか軽い印象のあったフィル・ウッズだが、このライブの録音は彼の息遣いが伝わってくる。とかくセンチメンタリズムに埋没しがちなピエラヌンツィもここでは軽快だ。ウッズのアルトサックスがマイクから離れたり近づいたりするのが聴く分に難点になるというよりも、生々しさを感じる。

ということはともかく。またやってしまった。

なんで11時過ぎまで寝るかな……。今日頑張る予定は一体どうしたのか。それはそれとして、月給150万云々という夢で、かつてヘッドハンティングされたことを思い出した。もう15年も前になるが最後に勤めていた会社ではモバイルコンテンツ(要するに着メロや着うた)のプロデューサーとして、一時はそれなりに僕のプロデュースする着メロは世界一と言う部下がいたりしてブイブイ言わせていたし着メロ界隈ではちょっとばかり名が知れたころもあったのだが、そんなときに一本の電話がかかってきた。それがいわゆるヘッドハンティングを行う会社からの電話だった。とにかく一度話を聞いて欲しいというので、確か五反田辺りの喫茶店で会った。電話では年収1500万という話だったので、いよいよ俺にもそんな話が舞い込むようになったかと思って話を聞いてみると、笑っちゃうことになんとそれが最初に就職したオリコンの話だった。20年前に勤めていた会社からヘッドハンティングとは、茶番だ。と思ったら案の定オリコンと細部を詰めていたわけでもなかったようで、結局オリコンの社長(僕が勤めていたころは社長の息子だった)がもっと若い人がいい云々ということでこの話は立ち消えたのだが、今回夢を見てちょっと思ったのは、大学を出て勤めたころは日本で二番目に給料が安い会社なのではないかと思っていたのだが、もしかしてあのまま我慢して20年以上勤めていたならば、年収が1500万になっていたかもしれないな、とふと思ったのだ。確かに20年も経つと、六本木を歩いているとタマに擦れ違う元編集長だったタルちゃんや営業の滝口さんとか、当時の同僚は皆系列会社の社長とか役員とかになっているのだった。結局のところたらればの話で、実際のところは新卒で手取りが10万にも満たなかった会社が、ただ長くいるという理由で急に太っ腹になるとはにわかに思えないが……あくまで可能性の話としてはあり得たんじゃないかとふと思った。詰まるところ、もしかしたらあり得た未来ではなく、あり得た過去である。

なんか前振りが長くなってしまった。

ともかく、朝食後の珈琲を飲んでいるとパジャマから着替える前に昼になっていた。驚いたのは日経平均がまるでアホのように上がっていたことで、400円以上も上がっていたので一体何事なのかと驚いた。で、さらに驚いたのは着替えて書斎のPCに向かうころに後場が始まるとどんどん下がり始め、ついにはマイナスに転じてしまうという乱高下、あまりにも極端な動きなのでにわかにはついて行けず、半信半疑でちびちびと売りのスキャルをするに留まった。ところで、思うところあって今日からトレードのロットを倍にした。というか、ここ最近ずっとロットを半分にしていたので、以前に戻したということ。だがしかし倍となるとなかなか慣れないもので、当たり前だがちょっと動くと損益がこれまでの倍の金額で動くということで、びびってすぐに利確してしまう。元に戻すといっても慣れるまでまた時間がかかりそう。そんなわけで、今日の相場は基本的にドル円を戻り売りしていればいいというかなり分かりやすい相場だったのだが、おっかなびっくりちびちびとやっただけに終わる。うーん。

とか書いているうちにまた遅くなってしまった。明日は頑張らない。午後に歯医者の予約、夜は代表の親善試合、ブラジル戦。まあ惨敗だろうなあ……。

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ずれ

11月8日、水曜日。

なんかちょっとずつずれている。毎度起きる時間もそうだし寝る時間もそうだし。昨夜は気持ち早く寝たつもりだった。それで朝目が覚めて9時13分だったので起きようと眼鏡をかけたら、次の瞬間には10時36分になっていた。なんでこうなるのか。昨日も書いたようにこうなると相場のトレードのタイミングとしてはまったくずれていて、東京市場が引ける3時ごろまで待たなければならない。考えてみれば売りで入った昨日は散々逆に持ち上げられて、本当の売りのタイミングはチャートを見るのをやめて日記を書いていた深夜に来た。なんかずれてる。

夜なら平気なのに何故か昼は時間が出来ても何をしたらいいのか分からなくなる。しょうがないので今日も業務に行ってみる。昨日外されたと思ったネタは反対側に移動しただけということが判明したものの、見た目的にはもう釘的にダメっぽい。なので、同じく見た目にはダメなのだが二番手を試すが、中途半端なツキなり。よって、とっととやめて煙草だけ確保して帰る。帰宅後、ちょっと昼寝。なんで昼寝したのかもう理由は分からなくなってる。基本的に今日は小動きの相場でちまちまとホントのスキャルピング。で、夜油断した頃合に動く。そういえば夜、なんか遠雷の音が聞こえると思ったら、突然凄い勢いで雨が降ってきた。しかし気がつくとやんでいて、どうやら驟雨だった。

最近ツイッターでフォローしてもらった人で、僕よりももっと複雑そうなリンパ腫を患って一度寛解したものの、一年後に再発して再び寛解したという人がいた。幸いにして僕の場合は再発していないが、なんだか再発しないのが当たり前、検査をしても何もないのが当たり前とすっかり思い込んでいた。自分の場合は再発したら終わりだなあとうっすらと思って。

そういえば寛解してそろそろ5年経つんじゃないだろうかと、5年前の日記を読み直してみると、完全寛解と告げられたのは10月19日で、5年経過したことになる。ついでに癌を告知された日の日記も読んでみる。あのとき、咄嗟に担当教授にあとどれぐらい生きられますかと訊いたのは、W杯まで果たして生きていられるのだろうかと思ったせいなのだが、医者は少々歯切れが悪く、まあ5年生存率が70%とか言うけれども……という答えだった。確かに医者の立場からしてみれば答えにくい質問だった。ともかく、気がつくと僕は5年生存率をクリアしたというわけだ。で、あれほど待ち望んでいたW杯は、日本がまるでいいところがなく敗退して本当にがっかりして脱力したものだった。これが自分が見たかったものなのかと。

そういうことを総合的に鑑みると、総じて今こうして自分がまだ生きているというのは、多分に幸運なのではないかと。つまり、なんだかんだいって自分はまだラッキーなのだとも思えなくもない。もしかしたらもうおまけ的な人生に突入しているのかもしれないけど。前述の癌宣告の日の日記を読むと、通常400である白血球の値が3500とかというとんでもない数値になっていたし、PET検査の結果は上半身全体が癌だらけだったし、脾臓は癌細胞で倍ぐらいに膨れ上がっていた。それが完全寛解したわけだから、それだけでも幸運なんじゃないだろうか。そんなわけだから、いろんなことが多少ずれてはいても、まだ自分は感謝すべきなのだと。

しかし、それにしてもこのずれ方をどうやって修正すればいいのだろう? そもそも、いつからずれ始めたのだろうか? そして、いつまでずれているのだろうか。

たぶん続く。

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今日が昨日で昨日が今日なら

11月7日、火曜日。

という具合に、何やらよろしくない方向に生活が規則正しくなってきた。10時過ぎに起きると相場のトレード的には出遅れでとにかく中途半端。朝食後の珈琲を飲みながらツイッターのタイムラインをさかのぼっていると11時過ぎになり、東京市場は昼休みになる。で、後場の間は為替のトレード的にはほとんど動かないことの方が多いのですることがない。そんなわけで魔が差したというか、暇つぶしに業務に行ってしまった。案の定がらがらなのだがネタ的には惨憺たる有様。長い間我慢して使ってきたものが替えられてしまっていた。そもそも考えてみると貯玉がなくなったので銭を使わなければならず、ますます馬鹿馬鹿しい。で、見た目はダメだなと思いながら財布の小銭分だけと我慢していたが振り分けが不ヅキ続きで堪忍袋の緒が切れ、憤懣やる方なく帰る。真面目な話、このままだと業務からは引退だな。

帰宅後、後場が引けてからの3時過ぎから相場のトレード開始。ドル円は昨日買いで詰め腹を切らされたので、今日は頭が重いと思って売りで入る。すると、まったくもってよくあるパターンなのだが、欧州時間に売り上がって切らされる始末。まんまとショートカバーで損切りさせられた。昨日というか昨夜はずるずると下がる一方だった米長期金利が、売りで入っていると皮肉なことに上がっていく。で、昨夜ここまで上がってくれたらと思ったところまで上がってしまい、ああ今日が昨日だったら、昨日が今日だったらと思ってしまったのだった。実際問題として、今日が昨日で昨日が今日だったりしたらややこしいことこの上ないのだが、要するに昨日今日と餌食になった感凄い。これで二連敗だが、我ながらよくこう見事に売り買いを逆に出来るものだなと感心してしまう。目の前でレートが上がっているのに売り上がってしまうという。

ところで、例によって6時半ごろに母のところに行くと、枕元に手帳が置いてあったのでどうしたのか訊ねると、叔父(母の弟)が来たということだった。で、叔父が来たことを手帳に書き留めたのはいいのだが、母は間違えて11月3日のところに書いていた。いつものように手を繋いでホールを2周歩いて戻ると、少しすると「歩くか?」と聞いてくる。つまり、歩いたことを母は忘れてしまうのだった。こうして母は少しずつ覚束なくなっている。不憫で仕方ないがそういう素振りを見せてはならない。子供に接するように母と話す。

夕方までの段階でストップを食らって既に一日の損失許容額に達してはいたのだが、夜も少しばかりトレードする。がしかし焼け石に水。とはいうものの、自分のルール的には本来なら今日のトレードは終了すべきであるので、無理をするわけにもいかず。夜が更けたところで諦める。結句、今日はトレードの回数だけは多くなった。

それはそうと、下剤を飲まないで今日で三日目ぐらいなのだが、どうやらちょっとずつ便秘は治りつつある。今日も昨日と同じように日中は南向きの書斎はぽかぽかと暖かく、昼間は暖房がいらなかった。とはいうものの、朝晩は冷える。

毎日同じことを言っているが、とにかく明日頑張ることにする。以下次号。

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往生際

11月6日、月曜日。

8時半に目が覚めたものの、二度寝して結局10時15分にかけたアラームで起きる。危なかった。今日は3ヶ月に一度の県立中央病院での悪性リンパ腫の予後検査の日。予約は1時だが血液検査があるので1時間前には行かなければならない。というわけで12時ジャストぐらいに病院到着。診察はそれほど待たずに済んだ。今日は日中素晴らしい天気で、外は暑いくらいだった。

帰りがけ、本屋に立ち寄って来年の手帳を自分の分と母の分買った。というのも、次回の病院はCT検査なのだが2月だから。帰途スタンドに寄ってガソリンを入れ、ついでに図書館に寄ってアーヴィングの「神秘大通り」の上巻を借りた。

そんなわけで後藤明生「挟み撃ち」読了。面白かった。これは「後藤明生コレクション2」の中の唯一の長編なのだが、繰り返しが多い饒舌な文体が、それまでの短編ではレトリックに終始している印象を受けたが、同じ文体でも長編となると奇妙な味となった。繰り返しが多いというのはある意味くどいといえばくどいのだけれど、それは作者と同一である主人公の思索があちこちに行ったり来たりするからで、ふとしたはずみで早起きした日に二十年前になくした外套の消息を辿るためにかつて住んでいた場所を訪れるというストーリーの中で時間も二十年前やそれ以上前にさかのぼったり、また現時点に戻ったりする。それで最後まで読み終わるとやはりこれといった結末はなく、やはりレトリックに終始してはいるのだが、それでもそのあれやこれや、ああでもないこうでもないと思索する主人公が面白くて読んでしまう。確固たる起承転結のようなものはないのだが不思議な小説だった。

帰宅後は相場のトレード。スキャルピングで少々利食いをした後、夕方からポジションを作る。で、例によって結果買い下がる形に。今回は試しに先週よりも逆指値をかなり浅くしてみた。すると、夜母のところから帰宅する頃合には案の定2つストップがついていたがそれ以外は生き残っていたので、さらに2つポジションを追加する。しかしながら、今日のところは往生際が悪過ぎたというか、利食いを我慢して我慢して深夜までずうっと待ったのだが結局最終的には下落して全部ストップがついてしまい、結果的には利食いのタイミングを逃したことになった。で、あまりにも長いことチャートを凝視していたので、酷い頭痛までしてきた。結果的には粘り過ぎた。プラスマイナスゼロかあるいはぎりぎりプラスになるタイミングは2回あったのだが、逃げるためにトレードしているわけではないということで粘った結果なのでこれはもうしょうがないか。でもなんかすんごい悔しいんですけど。

ああ頭が痛い。明日からまた出直し。

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Yin and Yang

11月5日、日曜日。

起きたのは10時18分だが、昨夜寝たのが3時過ぎなのでしょうがない。それよりも今気づいたのだが、今日は奇跡的に昼寝していない。まさに奇跡だ。

今日のメインイベントは14時キックオフの鹿島対浦和の大一番、それまではDAZNの見逃し配信で森岡先発のベフェレンの試合を見る。すると、25分に森岡が今季7ゴール目を見事なヘディングで決めた。試合も2-0で勝利。

というわけで鹿島対浦和。今日の鹿島はとにかく強かった。鉄壁の守備というか、まさに隙がなかった。決定的な場面はほとんど作られていない。浦和のシュートは3本ぐらいだったはず。見ていてこれは点が入らんなーと思った。入っても1点だろうなと。そんな感じだからスコアレスドローも頭に浮かび、優勝するためには引き分けでも辛いなと思っていると、西のクロスをレアンドロが流し込んでついに鹿島先制。こうなると今日の鹿島は盤石だった。そんなわけで1-0で鹿島の勝利。この勝ちはでかい。18日の試合で川崎がガンバに負けると優勝しちゃう。ま、マジックが3、つまりあと1勝で優勝。お願いします。

という、非常に大きい勝ちに酔いしれていると、前鹿島監督の石井さんが大宮の監督に就任というニュース。残り3試合というタイミングなのでびっくり。これは大宮も応援しないと。応援したくなるチームが増えるのはいい傾向。

何度も書いているように今年の望みは鹿島がリーグ優勝することだけなので、今日は鹿島が勝ったことでほぼオールオッケーな感じだったが、夜、大迫先発のケルン対ホッフェンハイムの試合を見てケルンのあまりの酷さに唖然。とにかくボールの取られ方が悪過ぎる。守備も酷いが中盤が絶望的に酷く、パススピード・精度でホッフェンハイムとは天と地ぐらいの差があった。なので、0-3の完敗というのもこれは必然。これではとても勝てるわけがない。ボールを止める・蹴る・繋ぐということが出来るのが大迫ぐらいしかいない。なのでどうしても大迫を中盤で使うしかなくなる。かといってワントップのギラシは下手過ぎる。大迫以外の中盤はボールを失ってばかり。これではどうにもならない。典型的な負のスパイラルに陥っている。もはや根本的なところから見直さないと、ちょっとやそっとでは立て直せないだろう。

という具合に、昼と夜で応援しているチームにあまりにも明暗がはっきりと分かれる。で、ケルンの試合を最後まで見たのでまた寝るのが遅くなったじゃないか。明日は山形の県立中央病院で悪性リンパ腫の予後検査の日。まあ昼まで行けばいいので今日ぐらいの時間に起きれば問題ないが……。

ちなみにケルンの試合の前にTVerでドラマ「陸王」を見てまた涙ぐむ。いやー、これぐらいベタで話の筋が見え見えのドラマもないと思うのだが、それでも悔しいことに面白い。

そういえば昨日うんともすんとも動作しないと思ったMT4のEA、もう一度見直したら設定を間違えていただけだった。動作履歴を見たら分かった。そんなわけで日付の設定を変えてテストで走らせてみると、ちゃんと動作したが、結果はマイナスじゃないか。これじゃあ意味ない、ということで、自動取引に関しては急激に熱が醒めてどうでもよくなった。大体、プログラムに任せて負けたら自分でポジションを取るよりずっと悔しいと思う。こんなことに時間と労力を費やすぐらいなら、自分の裁量でやるスキルやルールを見直した方が遥かにいい。本でも読んでEAの勉強でもしようかと思っていたのだけれど、急転直下どうでもよくなってしまった。真面目な話、EAは無料のものから高いものは1000ドル以上のものまであるので、高い銭を出して買って結果が出ないと悲惨。一番の問題はポジション管理が難しそうだということ。今日ちょっと走らせてみただけでもどうやら両建て(買いと売りを同時に持つ)してそれでもマイナスになったりと、どうもよく訳が分からなかった。そんなわけでこの問題はひとまず棚上げ。

ああ2時だ。寝なきゃ。続く。

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Life after romance

11月4日、土曜日。

なんか自分が老けたなと思うのは、気がつくと田舎に帰ってもう5年になろうとしていたりすることでも感じるけれど、ガラケーを使い続けているうちに世の中がすっかりスマホになっていたり、なんか自分でも気づかぬうちに自分がちょっとずつ時代遅れになりつつあると感じるときだ。それはネット上の世界でもPCひとつとってもそうで、考えてみるとまだパソコン通信と言っているころからネットをやってWndows3.1のころからモザイク(ブラウザ)を使ってネットサーフィンしたり、まだブログなんてものが存在しないころからエディターでHTMLを書いて自分のサイトをやったりして、自分は常にネット上では先端を行っているつもりだった。それがどうも油断していると今の5年というのは昔の10年以上の感覚で、はたと気づいたときには最新のツールについていけないおっさんになりつつある自分に気づくのだった。

そんなわけで、今までは興味がなかった相場の自動取引(シストレ)、MT4を使ったEA(自動取引プログラム)を一度試してみようと、デモ登録してMT4を立ち上げ、試しに無料のEAを入れてみたのだが、どうにも使い方が分からない。なんとかダウンロードしてインストールは出来たものの、テストで走らせようと何度試みても何も起こらない。まあ今日は休日なので相場も動いておらず、デモにしても実践で動かすことは出来ないのだがそれにしてもこういうアプリケーションをなかなか使いこなせなくなっている老いぼれの自分に気がつくのはそれなりにショックだ。

遠い目をして考えるとそれもそのはずという気がする。まだスタジオの現場をはいずり回っていた20代の後半に、16歳の女子高生と付き合っていたことがあった。あれからもう30年、その子はもう46歳なのだ。唖然たり。全然その子じゃないじゃん。なんなんだろうなあ、人生とは。

それはともかくとして、そういう遥か昔の自分であろう夢を見て起きてみるともう10時27分だった。朝食後、前述のようにデモ登録してMT4を立ち上げたりしているともう1時近く、1時5分キックオフのルヴァンカップ決勝、C大阪対川崎の試合をテレビで見た。すると、いきなり杉本のゴールでC大阪先制。一体何が起こったのかとリプレイを見ると川崎のCBのミスからのゴールだった。今日の試合はどっちが勝っても初優勝、特に川崎はこれまで何度も決勝で敗れている。どっちを応援したものか迷う。要はリーグ戦で川崎が負けてくれればいいわけで、その意味では別にこのカップ戦で川崎が優勝しても構わないのだが、それで自信をもってモチベーションが上がったりするのも困るし……とか思いながら見ていると、ポゼッションは案の定川崎で攻めている時間も長いのだがどうもゴールする雰囲気というか気配がない。それはC大阪のディフェンスがよかったというのもあるのだけれど、攻めても攻めても川崎は決定的な場面をなかなか作れないでいた。そのまま1-0で後半に突入、C大阪は途中から山村を最終ラインに入れて5バックにしてガチガチに守る体勢、ああこれはC大阪のゲームになっちゃったなと思っていると案の定、終了間際にカウンターからソウザのゴールで逆にC大阪が追加点、2-0となりこれはもう試合が決まったなと。そのまま試合終了、セレッソが初優勝。やっぱりというかまたしても川崎は準優勝、この勝負弱さは一体何だろうと。何しろ前回のリーグ戦では5点取って勝っている相手なのである。勝てる試合ではボコボコに点を取れるが、いざというときに試合を決める1点が取れない。なんかもう、川崎フロンターレの宿命みたいなものを垣間見た気がした。

で、試合後半ぐらいから眠くなってきて、試合が終わった頃合にはその眠気はなくなっていたのだけれど、なんだか昼寝をしなければいけないような気がして眠くもないのに今日も昼寝。一体、何故昼寝をしなければならないのか、その辺はまったくもって分からない。

夜はまず岡崎先発のレスターの試合を見て、それから酒井高徳、伊藤達哉、浅野拓磨先発のハンブルガーSV対シュツットガルトの試合を連チャンで見た。岡崎は惜しいチャンスを決めきれず後半に交代。ハンブルガーのキャプテンである酒井高徳は今日はミスを連発してボロボロの出来だった。ところが試合の方はシュツットガルトが前半早々に2枚目のイエローをもらって一人退場で少なくなり、おまけにハンブルクに先制される展開で浅野の名前はほとんど実況の口から出て来ない。今売り出し中の伊藤達哉は、今日はそれほどいい出来でもなかったがそれなりにチャンスメイクしてゴールの起点になったりして相変わらず見ていて面白い選手だ。問題はこれまで55分プレーすると必ず両足を攣って交代しているので、果たして何分もつのかというところ。ところが今日は55分を過ぎてもまだ足が攣らずに走ってプレーしている。おお、するとカラータイマーを克服したのかと感心していると、なんのことはない、67分にやっぱり足が攣って交代。一体いつになったら90分プレーできるのか。

などと書いているともう2時過ぎ。以下次号。

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ふたたび眠る男

11月3日、金曜日。

8時台に目が覚めたものの、今日が祝日だということを思い出して二度寝、結果9時42分起床。それなりに7時間は寝ているはず。しかしなんだか朝から身体が疲れていた。朝食後、書斎に行くと意外なほど寒くない。天気がいいせいか。一応相場の想定はしたものの、今日は日本だけが休日で夜に雇用統計があるので日中に動くとは思えず。かといって休日となると業務に行くのも気が進まない。で、結局ベッドに潜って1時間半ほど昼寝。目が覚めてみるとやはり今日はあったかい。昼食後、することがまったく思いつかず、特に眠いというわけでもないのにまたしても昼寝。しかし、なんでこんなに眠れるのだろうか。我ながら不思議である。目が覚めてみると3時過ぎ、南向きの書斎の室温は24度あった。それで窓を開ける。外は快晴だ。こういうときに散歩をすべきなんだろうなと思うものの、迷っているうちに4時を過ぎ、これじゃあ散歩の帰りは真っ暗になってしまうなと思う。結局、4時半ごろに散歩がてら母のところに歩いて行くことにする。ちょうど日が傾いて落ちかけている頃合。

5時半ごろに帰宅の途に就くころにはもう真っ暗だった。帰りも田んぼの匂いを楽しむ。いつも車で往復しているからこんなことにも気がつかない。帰宅後夕食。それにしても、今日は二度の昼寝を合わせると一体何時間寝たのだろうか。10時間ぐらい? 普段忙しくて睡眠不足に陥っている人ならともかく、僕風情がこれでは言語道断、しかしながらなんていうか、眠ることがネガティブに思えないのだ。以前だったら眠くて昼寝するときにもなかなか寝付きが悪かったし、ネガティブな思考に陥ってしまうことの方が多かった。それが特に眠くもないのに昼寝をしている今日辺り、ポジティブとは言わないまでもさして悲惨なこととも思えない。どっちでもない感じ。ならば、ネガティブになるよりはまだいいかと思ったり。しかし実際問題として寝ている間はせいぜい夢を見るぐらいで何も出来ない。当たり前。これは果たして人生的には損をしているのだろうか。かといって、寝ないで起きていればいるほど人生的に得とも思えない。

結論。どっちでもない。

夜は雇用統計。ちなみに日中はちょびっとだけトレードしてた。雇用統計後にちょっと手を出してみるが上手く行かず、結局日中のプラス分を食い潰しただけ。その後23時の経済指標後もチャートを睨んでいたのであれこれ手を出してみるが、結局終わってみると微損、何もしていないのとさして変わらなかった。考えてみると微損とはいえ連勝記録が途絶えてしまったのだな。しかしそこでムキになると大概墓穴を掘ることになるので、週末でもあるし今日はここまで。

っていうか、世の中的には今日から3連休なのか。鹿島の試合がある明後日はまだしも、明日はどうするか。困った。ルヴァンカップの決勝の中継があるから日中はそれでも見るか。

以下次号。

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