愚か者

7月16日、木曜日。

朝寒くて目が覚めるという驚くべき事態。涼しいのは結構なことなのだが。それで枕元のiPhoneで時間を確かめると、元妻からLINEでメッセージが入っていた。結局それが気になって8時台に起きてしまう。昨夜寝たのは2時過ぎなのでこれでは睡眠が足りない。

元妻のメッセージは、悪徳商法に引っかかって解約するのに全額を払わなければならないという。よく分からないが消費生活センターにまず問い合わせるように言ったが、個人では駄目ということでそれでは弁護士に相談するしかないだろうというと、弁護士も書類が揃っていては無理という話だった。会社名をググってみたところ、どうやらホームページの保守とかをやっている会社らしいが、どういう契約だったのかよく分からない。

結局午前中は眠くてどうにもならず、ソファで2時間寝てしまう。今日はつらつらと何やら夢を見てしまったのでいまひとつすっきりしない。それで眠気は取れたのだが、昼寝したらかえって身体が物凄くだるくなってしまった。どうなることかと思ったが、納豆と冷奴、それに梅干しで昼食を摂ると、少しはだるさがましになった。その後は夕方まで相場。方向の読みは当たっていて5時前に利食いしてしまったが、結果論としては夜まで放っておけばよかった。それはしょうがないのだけれど、うっかりしていてストップを2度くらったのが余計だった。だがまあそれなりに日当は出る。

今日はぐずついた天気のせいか涼しかった。母のところでニュースを見たところ、気温は25度に届かなかったらしいので当然なのだが、そこまで涼しい感じがしなかったのは湿度が高かったせいか。母は今日も比較的落ち着いていた。

夜になってどうにも元妻のことが気になってきた。一体どういうことだったのか訊いてみようと思って電話してみる。それで久々の長電話になった。まず話を聞いて驚いたのは元妻がまた離婚していたということ。これでバツ3だ。なんという懲りない人なのだろうと思う。元妻は一昨年辺りから猫カフェを初めていたのだが、どう考えても上手くいきそうにない商売、話を聞くとやはり自転車操業になっているらしい。おまけに離婚してしまったものだから全部一人でやっているというから無茶な話だ。悪徳商法云々に関してはあまりにも愚かで呆れ果てるしかなかった。どうやらプロモーション用のアプリを5年契約で買ったらしい。それも総額90万以上になるというのだから開いた口が塞がらない。大体において、そんなもので埼玉の住宅街の片隅の猫カフェが繁盛すると思うこと自体がどうかしている。元々彼女は極端な気分屋で、気分やノリでやってしまうからこういうことになる。この期に及んでどうやら本人も自分の愚かさに気づいたようだが、時すでに遅し。銀行に借金までしているらしいから、どうにもならなくなったら破産宣告するしかないというアドバイスしか出来なかった。今の僕にしてやれることは何もない。

長い電話を切った後もしばらく元妻のことが気になった。かつて僕と結婚していたころはそれなりに人並みに仕事をしていたというのに、どうしてこんな風にのっぴきならないところまで深みにはまってしまったのだろうか。彼女はただ猫が好きというだけのことで人生を棒に振ろうとしているではないか。もはや他人事でありながら、あまりにも愚かで気が滅入る。何もしてやれないことがひどく気になる。こんなことなら電話しなければよかったと思う。常日頃、いかに自分が愚かな人生を送ってきたのかと後悔することしきりなのだが、彼女はまさに今、愚かさのピーク、真っ只中にいるのである。彼女は人並みの体力はあるし、僕よりも精神的な切り替えは効くはずだから、なんとか立ち直って欲しいと思う。

そんなわけだから夜は相場をやる余裕はなかった。自分のことで手一杯、正直生きてるだけで一杯一杯なのに、どうして人のことまでこんなに気になってしまうのだろうか。もはや顔もろくに思い出せないというのに、なんだかんだいってやっぱり元夫婦だということなのか。それに実に奇妙なことだが、自分のことさえ救えないのにも関わらず、人のことは救ってやりたいなどと思うのだった。なんていうか、いろいろ因業だ。

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雨あがり

7月15日、水曜日。

三度寝をしてなんとか7時間睡眠を確保。今日も朝から暑かった。午前中は何もしていない。業務に涼みに行くのが不毛だと思ったので控えはしたものの、かといって何ができるわけでもなかった。相場のチャートを見てなんとなく指値を置いて、ツイッターのタイムラインを追っていると安保法案の話題で持ち切りだったので、僕にしては珍しく(世の中についていこうと思った)ネットで国会中継を見た。そもそも安保法案のなんたるかもよく分かっていなかったのでググって読む。要するに集団的自衛権の行使を可能にするということか。この大事な審議を何故かNHKは中継をしていなかった。ネット中継はやがてアクセスが集中してパンク、そのころから妙に身体がだるくなってきた。中継も途切れてしまったので、正午ごろになってあまりにだるいのでソファに横になったら、夢も見ずに1時間ほど気絶した。

目が覚めると、安保法案は強行採決されていた。まったく茶番だ。こうなることは最初から分かっていた。しかし、野党議員全員が決議を拒否あるいは退席したのはどうなのか。多数決でかなわないにしても否決の意志を示すべきではなかったか。

1時間の気絶でだるさはなんとか取れた。それ以上に、夢も見ずに1時間眠れたということが何故か救済のように思われた。一日のなかのただの1時間の空白でしかないにも関わらず。卵かけご飯の簡単な昼食を済ませるものの、午後になっても相場はなかなか動かず入り込む隙がない。また、入り込む勇気もない。今日は4時に精神科の予約があるので無理にポジションを取る気にもなれない。

何もしないままじりじりと時は過ぎていき、4時近くになった。精神科に電話すると少し押しているので4時20分に来て欲しいとのことだった。なので煙草を吸って時間を潰す。そうこうしているうちにアマゾンに注文しておいたカシオのデジタルウォッチが届いた。電池交換よりも安い1200円の代物だが(見てくれもそれなりだ)なんか嬉しかった。新しい腕時計を身につけ、説明書を持って精神科に赴く。

待合室で腕時計の時刻を合わせたりしていると診察に呼ばれた。このところの煮詰まり加減、やる気のなさ(実際何も出来ない)、自律神経の不調っぽい体調の悪さなどを話すが、もうすっかり医者としては手の打ちようがない状態になっている。医者の話によると、僕の場合は典型的なうつ病の症状でもなさそうだということだ。磁気治療とか電気ショックとか、入院がどうこうとかあまり現実味のない話になっていく。つまりは、医者としての手段も見いだせないが、話のネタも尽きてきたということである。治療というよりは、精神疾患に関する世間話を医者としているような気がしてくる。最近の僕は度忘れが多くて記憶力がひどく落ちた気がするし、判断力が落ちて昔と比べると恐ろしく頭が悪く馬鹿になっている気がしていたのだが、精神科医が言うには僕の会話のレスポンスはなんらそういったところは見当たらないということだった。そろそろ話のネタも尽きて時間も大幅に伸びたころ、気になっていた傷害年金の話を出した。昔年金事務所に問い合わせて年金の納付条件を満たしていないと言われたのですっかり諦めていたことなのでダメ元での相談である。すると、100%ダメだと思っていたのが、どうやら半々ぐらいの可能性はありそうだというのである。それで、後日ケースワーカーと相談することになった。初診の問題とかあるのでまずダメだとは思うのだけれど、万が一もらえたらこれはもうけものだ。あまり期待してはいけない。

精神科の帰りにスーパーに寄って買い物をして帰宅。今日はずっと曇り空だったが、スーパーの駐車場で雨滴がぽつりと落ちてきた。遠雷の音が聞こえる。煙草を一服して母のところに行く。今日も母の表情はよかった。落ち着いた顔に見える。1時間ほどいて特養の玄関を出ると、雨が本降りになっていた。

先ほどスーパーで買った500円の刺身で夕飯を食べながらJリーグの横浜対柏の試合を見る。結局相場は入り損ねたままだ。試合が終わり、BSのJリーグタイムを見ながら夜の指標の結果を見てポジションを取り、すぐに利食い。結局今日の相場は小遣い程度。

夜半には雨は止んだ。しかし、久しぶりに一雨降ったので今夜は涼しくなった。なんとなく久々に鍵盤に向かってみる。鍵盤を弾くのは何か月ぶりだろう。下手すると半年ぶりぐらいかもしれない。たぶん全然弾けないだろうなと思ったら、思ったよりも案外と弾ける。難しいキーでなければ簡単なスタンダードナンバーのバッキングならなんとか弾けそうだった。ちょっと不思議な気がする。どうせ思うように弾けないと食わず嫌い的に悲観的になっていたのが最近鍵盤にまったく向かわない理由だったから。やってみるものである。

台所に戻ると、何やら花の香りのような匂いがしてなんだろうと思った。するとそれは、窓を開けているので恐らく雨あがりの匂いなのだった。安保法案の強行採決という憂鬱なことから始まって、ほとんど何も出来なかった一日だけれど、なんとなく今日という日はそれなりにいいことがあったような気がする。夢を見ない昼寝、新しい時計、傷害年金のわずかばかりの可能性、母の表情、鍵盤、夜の涼しさと雨あがりの匂い。

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7月14日、火曜日。

今日も暑かった。ヤフーのトップページを見ると、今日の山形は38度まで上がったようだ。どうりで。しかしながら、今日は夕方まで風が物凄く強く(台風の影響かと思った)、窓を全開にしていたら夕方以降室温が29度まで下がったので、じっとしていると汗ばんだ昨日よりは幾分かましなようには思えた。実際問題として、日中は台所の室温が35度近くあったので30度ぐらいならまだ涼しく思えてしまう。

昨夜はあれだけ心配していたのに思いの外あっさりと眠れた。少々温度計の数字を気にし過ぎたのかもしれない。ただ、朝は暑くて二度寝する気になれず8時過ぎには起きたので6時間睡眠、ちょっと足りない。今日も朝食後業務に行って涼む。ただし、高くついた。もうそろそろ使えないかなと思う。普通に煙草を買った方がまだ安い。隣町まで足を伸ばして探せば使える店はあるのかもしれないが、そこまでする気はさらさらない。

業務から帰宅後の午後は何しろ暑いし睡眠もちょっと足りないので、茶の間の冷房をつけて畳に寝転がって2・30分うとうとする。少し眠気がましになったところで相場。時給として考えると十分だけれど、抜け方があまりよくなかった。夜もちょっとポジションを持ったのだが思いの外動かなかったので早々に退散、そもそも母のところから戻った夜は何故か眠気に襲われて頭がよく回らなかった。その後相場は動いたのだが、今日はちょっと消極的だった。それ以上相場で根を詰める気になれず入り損ねた。それで、書斎でギターをちょこっと弾く。久々にムーンのストラトを弾いてみるとネックが反っていて弾きにくい。それに、MTRに繋いでみるとやたらとゲイン(音量)が小さくて驚いた。それで、いつも弾いているヤマハのセミアコの方を繋いでみるとこっちのゲインは普通、とするとストラトってゲインが小さいのだろうか。一応EMGのピックアップに替えてあるのだが。

日中あれだけ凄かった風も夜にはぴたりと止んでしまった。なので、今夜は一階の方は前述のようにそこそこ過ごしやすいくらいに室温は下がったのだけれど、肝心の二階はそうでもない。今考えると二階も夕方以降窓を全開にしていればよかったと思う。

結局以前の本数に戻ってしまった煙草、そのせいかやたらと吸いたくなる。酷いときには煙草を吸っている最中に吸いたいと思ってしまうのだから救いようがない。もちろん依存であり中毒ではあるのだが、こうなるともはや妄想とか強迫観念に近い。またどこかでプチ禁煙をしないことには、こののべつまくなし煙草を吸いたくなる欲求を抑えられないような気がする。

ふと気がつくと、春先の尋常じゃないだるさはこのところ治まっている。いまだに精神的にはすぐ煮詰まるし抑うつ状態っぽいが。体調はましになっても何故か気力はない。なかなか頭がいい方向に向かわないし、やる気も出ない。なんでもかんでも面倒に思える。

今日の母は比較的表情がよくて調子がよかった方だと思う。それがちょっと救い。

しかし、7月ってこんなに暑かっただろうか。今年が尋常じゃなく暑いのか。そういえば先日来、蝉の声を聞かない。

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灼熱

7月13日、月曜日。

暑い。とにかく暑くてどうにもならない。昨日の日記のタイトルは今日にとっておくべきだった。予報を上回り、日中は37度を超えた。明日も同じくらい暑いらしいから始末に負えない。困るのは、夜になっても風がないせいか室温が下がらないこと。昨夜も二階の自室は寝るときに30度あったが、今日は本当に眠れるかどうか心配。去年も一昨年も、ずっと二階で寝ていたのだけれど、一体この暑さをどうやってしのいでいたのだろうか。ちょっと途方に暮れる。

今朝は昨日のことがあったので努力して三度寝したので7時間は寝ることができた。今日も朝食後、業務に行って涼む。しかし、帰宅後の午後が暑くてどうにもならず。この家で唯一冷房のある茶の間の冷房を今年初めていれたのだが、1時間ぐらいかけっ放しにしていてもそれほど涼しくならない。そのうちうとうとしてしまう。

今日は本来であれば家の中で比較的涼しいはずの、北向きの台所がとにかく暑かった。窓を全開にしてもダメ。じっとしているとじとっと汗ばんでくる。おまけにまたギリシャにやられてしまった。相場でストップを食らいまくり。どうにもギリシャ問題と相性が悪い。今日は切り替えが遅過ぎた。このところ週明けはまったくダメ。

夕方母のところに行くと、特養は冷房が効いて涼しいというのもあるけれど、母のところから戻ると台所が顔が火照るぐらいに暑くて参った。夜になっても一向に室温が下がらず、相場でちびちびと取り返すもあまりにも暑くてギブアップ。

今日はもう暑いということぐらいしか書くことがない。で、暑いと煙草が増える。夜になっても涼しくならないので、二階の暑さばかりが気になってどうしようもない。これを書いている現時点でまだ一階の台所は30度以上ある。二階はそれよりも暑い。温度を気にし過ぎなのだろうか。今日はあまりの暑さにちとパニクっております。

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Hotter than July

7月12日、日曜日。

まったくもってクソ暑い。うんざりするほど暑い一日だった。なにしろ北海道の帯広と足寄で36度という日。今日は日が落ちてからもなかなか気温が下がらず、夜も更けてからようやく涼しくなってきた。だが明日の山形の予想最高気温は36度。

朝は9時ごろに起きた。なんか三度寝をする気力が湧かなかった。昨夜寝たのは2時半ごろなので今日も睡眠不足気味。一日中頭に眠気が貼りついていた。朝食後、昼過ぎまで涼みがてら業務。業務から帰宅した午後、暑くて何もする気力が湧かない上に眠気がどんよりと貼りついて頭も回らないので、書斎のソファで昼寝。気持ちよく眠れないし悪夢にうなされるような感じで2時間近くうだうだと浅い眠り。

夕方になって、昨日預けた父の腕時計を取りに行く。店に行くと爺さんが座って待っていた。案の定ダメだった。壊されたのではなく、爺さん曰く、40年ぐらい前の時計なので内部がもう壊れていて電池交換しても動かないのだということ。結局、この爺さんには2回腕時計の電池交換を頼んで一銭も払っていない。その足でスーパーまで歩いて買い物。すると、ネギが1本198円という暴力的な値段になっていて驚く。一体どうやったらこんな値段になるのか。比較的安いという理由で138円のネギを1本買ってしまったが。学生のころバイトしていた四谷三丁目のセイフーというスーパーは、水商売の客とかが多く意図的に高い値段をつけていたがそれを思い出した。考えてみればまだ用賀に住んでいたバブルのころは、わざわざ田園調布のスーパーまで車で行って、馬鹿高い輸入食品を買ったりしていた。なんていうスーパーだったか名前は忘れたが、ビバリーヒルズみたいにバレーパーキングだった。

母のところからの帰りに前回混んでいて諦めたラーメン屋に行ってラーメンの夕食。それほどバカみたいに混んでいたわけではないのに、ラーメンが出てくるまで30分以上待たされた。帰宅後の夜は頭痛。今日は暑過ぎて身体も頭もずっと重かったし、夏バテみたいにへばっていた。というか夏バテなのだろうけど。今の体力のなさでこの暑さはきつい。確かに2010年の暴力的な酷暑の夏を冷房なしで乗り切ったことはあるけれど、あのころと今では体力が違う。毎年この時期になると書斎にエアコンを導入しようか迷うのだけれど、今年こそ買うべきか。それとも、この家で唯一冷房のある茶の間に篭るべきか。

先ほどからの頭痛、アドヴィルを飲んで風呂に入ったら治まったけれど、なんかまだ頭に蓋をされているような感じ。はてさて、今からこの調子ではこの夏の暑さをどうやって乗り切るべきか、違う意味でも頭が痛い。

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蛾と腕時計

7月11日、土曜日。

夜も更けて先ほど風呂に入っていたら、湯船の中でふと正面を見ると浴室の壁に何かとまっている。見ると、綺麗なオレンジ色をした蛾が羽根を広げていた。唖然とする。一体どうやって入ったのだろう? 浴室というのは完璧な密室なのだ。世の中にはこういう訳の分からないことが多過ぎる。そういえば昨夜、深夜に台所のテーブルでノートPCに向かっていたら、左手の(僕の座っているすぐ脇である)勝手口のドアに何かがぶつかるどんという音がした。びっくりして開けてみると、何もなかった。ポルターガイストだろうか。かように、世界は訳の分からないことで出来ている。

今日は快晴、全国的に暑かったようだ。ここ山形も例外ではなく、うんざりするほど暑かった。今年初めて扇風機を出した。

朝は9時過ぎに起きたのだが、なにせ昨夜寝たのは3時、寝不足気味。昼前に30分ほど庭の草取りをした。帽子を被っていたのだが何しろ日差しが強烈ですっかり汗だくになる。それでなくても草取りというのは中腰の作業で疲れる。で、おもむろに冷やし中華食べたい病が首をもたげて、どうしても食べたくなり、1時半ごろに散歩を兼ねてラーメン屋まで歩いて行った。15分ほど歩いて到着すると、「ただいまの待ち時間30分」という札が。呆然。このクソ暑いのに30分も待ってられん。しかしここまで歩いてきてしまったのでどうしよう。そこで交差点の斜向かいに最近できた、どう見ても流行っていない新しいラーメン屋(というか中華そば屋)があることを思い出す。そこでその店に入ってみると案の定がらがらである。不味いのかな、と頭をよぎるがカウンターに座りメニューを見ると、冷やし中華がない。しょうがないので冷たい中華そばというのを頼んだ。

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普通に頼んだのに何故か大盛りが出てきた。どうやら注文を間違えたらしい。麺はそうめんのような極細麺で、それほど不味いというわけではなかった。結局、大盛りを食べたのに普通盛りの値段にしてくれた。580円というのはこの界隈でもかなり安い。いい店ということにしておこう。流行ってないが。

炎天下の中を歩いて帰る。昼下がりの町はひっそりと静まり返っていた。案の定、帰宅後しばらくすると草取りとラーメン屋まで往復歩いた疲れがどっと出てきた。寝不足気味ということもあってこのままではへばりそうだが何しろ暑い。台所の室温が30度ある。そうこうしているうちに、切れ目が入って時間の問題と思われた腕時計(2000円で買った安物である)のプラスティックのバンドがとうとう切れた。どうしようかと考える。携帯で間に合わせるという手もあるがそれも面倒だ。デジタル表示にすっかり慣れてしまっているが、父の遺品であるアナログの腕時計があるのでそれを電池交換しようと思い立つ。

完全にへばってしまう前に行っておこうと4時過ぎに母のところに向かう。動いていない父の腕時計を腕にはめて。職員の話によると、今日は誰かが訪ねてきたらしい。母に訊くと、町内の叔母(父の姉)がいとことやってきたようだ。叔母は今年の頭に転んで背骨を骨折していたのだが、よくなったということだろう。

母のところの帰りに時計屋に寄った。前回一番近所の時計屋にG-SHOCKの電池交換を頼んで結局壊された経験から、違う時計屋に寄ったのだが覗いてみると先客がいるのでどうにも待つのは面倒、しょうがないので一旦家に戻って車を置いて、歩いて例の爺さんの時計屋に行く。声をかけると今日は奥さんが顔を出し、次に例の爺さんが。冷たいお茶を出されてお待ちくださいと言われたので椅子に座って様子を見ていると、どうも爺さん、どうやっても蓋を開けられないようだ。嫌な予感がする。外に出て煙草でも吸おうと思ったものの、どう見ても一向に蓋を開けられそうな気配がない。なので、預けておいて明日取りに来ることにした。とぼとぼと歩いて帰りながら、どうやら前回のG-SHOCK同様、今回も壊されそうだと思った。それは次第に確信になった。古いものとはいえ普通の腕時計、ましてや父の遺品である。曲りなりにも時計屋、電池交換を頼むたびに片っ端から壊されたのではたまったものじゃない。公民館の前を通ると、地元の青年会が即席のビアガーデンの準備をしていた。

帰宅後、やっぱりデジタル表示の腕時計の方がいいなと思ってアマゾンで見てみると、電池交換代(2000円)よりも安い腕時計がいくらでもあるではないか。まあただ、父の腕時計ははめてみるとぴたりと腕に収まったので、なんとか壊さないで欲しいものだと思う。

珍しく昼食に大盛りの冷たい中華そばなどというまともなものを食べたせいか、今日は夕方になってもあまり腹は空かなかった。いつもは6時ごろになると猛烈な空腹を覚えるのだが。世の中の人たちの夕飯が遅いのは、昼にまともなものを食べているからだなと得心する。

日中あれだけうんざりするほど暑かったのに、日が完全に暮れるころになると窓を開けていると涼しくなる。そして今日も、夜になると窓を全開にしていると肌寒いくらいになる。こういうところは山形もまるで避暑地のようだと思う。昼夜の気温差が凄い。予報によると明日は今日よりも暑いらしい。北海道でも35度というのは。梅雨なのに雨も少ないし、もうすっかり夏だ。

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空、新しい椅子

7月10日、金曜日。

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母のところから歩いて帰宅する頃合の、宵闇の空。いまさらながらこの町の空はやたらと広く、美しい。長いこと都心に住んでいてこういう空を見ていなかった。もうこの町に戻ってきて2年以上が経つが、ときどきこういう空の下に暮らしていることを失念してしまう。そして、ときどき気づく。

昨日の日記に書くのを忘れていたが、近所の寺の境内でアブラゼミが一匹鳴いていた。今年初の蝉だった。

8時半前に起きて7時間に足りない睡眠、朝食後も眠気が残った。それで眠気覚ましに業務に出かけた。確かに業務中は眠気が取れたと思ったのだが、午後帰宅すると眠気が戻り、さらに業務の疲れも加わって結局4時過ぎまで1時間半ぐらい昼寝してしまう。それからおもむろに相場。昼寝の前に置いておいた指値はすんでのところで成立していなかった。本日は途中で戻り売りから押し目買いに視点を変えたのが功を奏した。3回も同値になったのだがめげずにいたら夕方から好転。というか、今日は最初から押し目買いで見ていれば楽な相場だった。母のところに行く前に決済してしまったので、結果的にはちびった形になり腹六分目どころか半分にもならない程度だったけれど、これでなんとか今週は2勝3敗に。しかし前半の大敗続きがきつい。だが今日のところは雲を掴むように手探りしたわけではなく、ちょっとコツを掴んだ気にはなった。こういうのを忘れないようにしたい。

夕方、注文していたワーキング・チェアが届く。母のところから帰宅して夕食後の夜に30分ほどかけて組み立てた。長年使っていた椅子が壊れたので、同じハイバックのロッキングつきの奴を頼んだのだが、一番安いものを買ったせいもあるけれどいろいろ気になる。黒を買ったつもりなのだが色が真っ黒ではなくダークブラウンだった。以前の椅子を10年以上も使っていたので、同じハイバックでも背もたれの感覚とかに違和感を覚える。こういったものは慣れの問題なのだろう。前の椅子があまりにも馴染んでいたので。ともあれ、新しい椅子になると少しは書斎の机に向かう気も湧いてくる。このところすっかり台所の人となっているので。

今日も日中は室温が30度に達してやたらと暑かった。それで窓を全開にしていると夜は肌寒いくらい涼しくなる。今年の梅雨は雨の日が少ない気がするが、去年と一昨年はどうだったのかいまひとつ記憶にない。山形の梅雨ってこんなものなのだろうか。

夜はhuluでウォン・カーウァイ監督「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を見たが、相変わらず集中力がなく(珈琲の豆を煎りながら見たということもあるが)しょっちゅう一時停止してばかり。というか、どうもこの映画はカメラワークも編集も落ち着きがない印象ではあった。やたらと多いスローモーションがかえって落ち着かない。それにストーリーも延々と主人公の同心円上で遠回りをしている感じだった。総じていえば散漫。そういえば「恋する惑星」を最初に見たときは凄く新鮮だったのに二度目に見ると凡庸な印象を受けたし、ウォン・カーウァイの映画はプロモーションビデオっぽいというか、感覚的に過ぎる嫌いはある。

気がつくともう1時半を回っている。昼寝をしたせいか、あまり眠くない。当たり前の話だが、出来れば夜が更けたら眠くなって、朝から日中は眠くないという方がいいのだけれど。なんだかんだいって、こうして新しい椅子で机に向かっているとちょっと新鮮。まんざら悪くないかもと思えてくる。

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売却

7月9日、木曜日。

考えてみると、5月10日の母の誕生日以来、かれこれ2ヶ月あまり弟が母の見舞いに来ていない。基本的に弟は用件がないと電話もかけてこないので、ここしばらく電話でも話していない。しかし特養に入所してからの母は、会話のレスポンスが悪くて話がまったく広がらないし続かないので、無理からぬことである。わざわざ片道1時間半かけて仙台からやってきても、話しかけるほどストレスが溜まるだけだから。

昨日あれだけ長広舌をぶってしまったので、今日は母のところに顔を出すのに少々気遅れした。夕食後行ってみると、ちょうど昨日喧々諤々と話をした若い介護士がいたので、言いたい放題言ってすみませんとお互いにペコペコと米つきバッタのように頭を下げ合った。母は相変わらず茫洋としていて、言い方を変えれば大人しい。僕が喋らないといつまでも黙っている。自分から話すことはほとんどない。ときどきぼそりと、ダメだとかわからないというようなことをこぼすだけだ。しかしオープンダイアローグを持ちだすまでもなく、それでも母に話しかけることは大事だ。正直しんどいけれど、それでも根気強く話しかける。これが僕の日課だから。

今日は日中暑かった。夜になって家中の窓という窓を開けっ放しにしてようやく涼しくはなったけれど、夕方でも台所の室温は30度あったし、夜母のところから戻ってくるとむっとするほど部屋の中は暑かった。

本日も朝から夕方までは相場。今日も難しい相場だった。特に午前中は中国株のバブル崩壊に振り回される。今日も今日とて、3回もストップを切らされたけれど、午後から夕方までの乱高下になんとかついていけて結果プラス、ようやく一矢報いたという感じ。そんなわけでせっかくいい感じでポジションを持てたのだが、ちょうど一番動いている頃合に昨日電話連絡があった古物商がやってきたので、ちょっと利食いが早くなってしまったのが残念。

古物商は新潟からやってきたということで、電話によると切手を買い取ってくれるということだった。それで父が集めた大量のお年玉年賀切手の束と、母のストックブックにあった記念切手を全部売り払った。もはや僕の子供のころのような切手ブームではなく、50円以上の切手は額面の55%(50円以下の切手はもっと割が悪い)ということで、全部で13400円也。せっせと集めた父と母には申し訳ないけれど、今の郵便料金は52円と82円という中途半端なものなので2円切手を買わないと単独で使えるものがないし、それにあまりにも大量にあってとても使いきれないのだった。記念切手を眺めてああ綺麗だと思ってももうしょうがないと思った。それに、そういう気持ちももうあまり湧かないのである。1枚残らず全部売り払うというのは勇気が少々いったけれども。もちろん貧乏性の性格というのもあるけれども、なんとなく父と母の思い出を売り払ってしまったような感じはどこかするのであった。プチ罪悪感。

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翻弄と演説

7月8日、水曜日。

今朝も7時台に目が覚め、二度寝三度寝して夢を見るというパターン。可愛いお嫁さんを手にするといういい夢を見たまではよかったのだが……。

昨夜目をつむって含み損を抱えたまま持ち越した相場のポジションは、朝見るとプラスに転じていた。ここで利食いしておけば何の問題もなかった。ところが朝食後みるみる様相が変わって同値決済。何が起きたのかと思ったら、ギリシャ問題ばかりに気を取られていたら中国株の暴落だった。これが事態をさらにややこしくする。ドル円を売っていれば済んだ話なのだがわざわざ難しい方のユーロドルにばかりポジションを取り、今日は丸一日相場をやっていたのだが終日翻弄されてボロボロに。疲れ果てた。結局乱高下に振り回されて損切りしまくった分の大敗。というか今週3日続けて大敗して大変なことになっている。いまさらだがなんで中国の株バブル崩壊に今日まで気がつかなかったのかよく分からない。ツイッターをマメに読む余裕もなかったということなのか。一応自分では目を通していたつもりなのだが。それにしても、朝から晩まで相場をやるとこんなに疲れるとは思ってもみなかった。もう目がしょぼしょぼしている。肩凝ってるし。含み損を抱えている時間が長過ぎたのか、度重なる損切りが応えたのか。どうも連日前の日の経験から学習してないし、ルールを守れていない。

それはそうと、相場の含み損を放置して6時半ごろに母のところに行くと、介護員が相談があるというので話を聞くと、(会議で母の話が出て)紙の介護パンツを着用している母に普通の布の下着を穿かせようと思うのだがと言われ、クエスチョンマーク点灯。どういう理由でと訊ねると、ずっと失禁することもないし、本人の気持ちやプライドを考えるとその方がいいのでは云々と。しかしもう特養に入所して1年以上経つのになんでいまさらなのか納得がいかない。どうも順番が逆なような気がする。これから母は年を取る一方なのだから。改善すべき点はもっと他にいくらでもあると思うのだが。というようなことを延々と1時間ほどまくしたててしまった。どうもこういう納得のいかないときは、僕という人間はやたらと弁が立つというか饒舌になってしまう。途中からいささか喋り過ぎていると自分でも気がついてはいたのだが、相手もすんなり折れないであまり根拠のないことを言い張るものだから止めようがなかった。最初は若い男性の介護士ひとりと話をしていたのだが、途中から相手は4人になっていた。母は特に紙のパンツを嫌がったことはこれまでなく、そこで敢えて普通の布の下着に替えてそのうちまた紙のパンツに戻すというようなことになるのは好ましくないと思った。それならもう1年以上ずっと紙のパンツを穿いているのだから、わざわざ替える必要はないだろうと。結局僕の言い分が通ったが、最初から相談というわりには若い介護士が妙に言い分を言い張り過ぎた。お蔭でやりたくもない演説を1時間もする羽目になった。

滔々と説教(みたいなもの)をしているだけで母のところにいる時間は過ぎてしまい、ただでさえ相場で疲れていたのにさらに疲れ果てる。大した問題ではないのにまたいろいろと余計なことを喋ったのではないかと少々自己嫌悪にも陥る。母はこういう風に僕が誰かに対してまくしたてるのを嫌がるのだが、今日はよりによって母のいる前で介護士が話し始めたので、僕が延々とやり込めているのを母は隣で聞く羽目になってしまった。この男性介護士は真面目で一生懸命なのは分かるのだが、どうもこういうところの融通が利かないというか。もう少し状況を考えて欲しいと今思い出しても少々むかつく。相談とは言いながら、言えばすぐにああそうですねと僕が納得すると思っていたのだろうか。

ほとほと疲弊して帰宅。すると、含み損だった相場のポジションがプラスに転じていた。しかし、夕飯を食べている最中に逆に動いたらしく同値決済、またもや利食いし損ねる。その後はさすがにポジションを取れず。というか様子を見ていてもユーロドルは乱高下で難し過ぎた。お手上げ。

しかし、それにしても今日は疲れた。もうギブアップ。

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慚愧

7月7日、火曜日。

七夕の日、また相場で大失敗をやらかしてしまった。最初に持っていたポジションをそのまま保持していればそれでよかったのだが……。下手に先読みしたのが間違いだった。夕方以降成立した指値は裏目、その後抜けるチャンスは2度あったのだがそれも逃して大敗。致命傷ではないのでいい勉強になったと思うしかないのか。

最近なぜか朝は早く目が覚める。三度寝して8時半過ぎに起床。このところ、最初に目が覚めた時点では夢を見ておらず、二度寝以降に夢を見る傾向。それで三度寝すると夢の続きを見る。睡眠時間はちょうど7時間ぐらいだが若干足りない感じはする。

朝食後相場の指値を置いたあと、なんとなく業務に行ってみたが徹底した不ヅキでボコられる。最後に少々挽回したものの、ちょっとこりごり。2時過ぎに帰宅。

今日は夜に川崎とドルトムントの親善試合があるため、前述の相場のポジションを一旦畳んだあとに4時過ぎに母のところに行く。母のところから戻ると新たな指値が成立しており、ここからどんどん深みにハマってしまった。

夕飯の支度をまったくしていなかったので、サッカーが始まる前にラーメン屋で夕食。いつもの味噌ネギラーメンを食べようと思っていたのだが、冷やし中華があると書いてあったのでつい頼んでしまった。案の定量が少なく、少なくとも大盛りにすればよかったと思うことしきり。ラーメン屋から戻ってテレビのスイッチを入れた辺りがちょうどポジションを解消するタイミングだったのだがサッカーが気になって逃す。

まあそんなわけなので川崎とドルトムントの試合を見始めたのだが、逆に積み上げた相場のポジションが気になってしょうがない。それでも開始そうそういきなり香川がヘッドでゴール、その後さらに香川が追加点。試合は一方的な展開になり、ドルトムントの19歳、丸岡もゴールを決めた。結果は6-0でドルトムントの圧勝、試合内容もドルトムントが終始圧倒していた。こうやって試合をしてみると、Jリーグとこんなに違うのかという感じ。いつもブンデスリーガで見ているときのドルトムントよりも強いように思えた。

その後ずるずると相場は裏目、ストップを食らい諦めて一旦損切り。どうにも昨日からリズムが悪い。素直についていけてない。ギリシャ問題と相性悪い。なんかボコボコにやられている。含み損を抱えているとストレスが凄くて煙草が増えてしょうがない。結局以前の本数に戻ってしまった。

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